M1> free / サイモン・ウェッブ
マンチェスター出身のイギリス人歌手、作詞家、俳優「サイモン・ウェッブ」
ロンドンを拠点に活躍するBlue(ブルー)のメンバーとしても活躍しているサイモン。
そんな彼が放った2005年アルバム「Sanctuary」(サンクチュアリ)から。
ちなみにブルーの時にやっているラップはこのアルバムには存在しないw
サイモン自らの自分の音楽のジャンルをR&Bではなく、「アーバン・フォーク」だと言う。
このアルバムには彼のやりたい音楽が収録されている。
そのまま何気なく聴いていると単なるR&Bに聞こえてしまうかもしれない。
しかし、根底に流れるフォークの流れ。
アコースティックなギターの音色にに鍵盤が重なり、シンプルで重厚な音が作られた。
それは彼のオリジナルな世界だということはすぐに理解できる。
聴けば「なるほど」と。
このアーバン・フォークという音楽ことが理解し始める。
聞きやすいメロディと穏やかな雰囲気がアルバム全体を覆う。
すんなり耳に飛び込んでくるメロディは「アーバン・フォーク」♪
今まで全世界で800万枚を売り上げてきたブルーの楽曲の数々を使ってきた
彼がブルーの色も残しながら、全く別の路線で勝負した「アーバン・フォーク」は
挑戦的でいてソフトだったり。
この両面の「ソングライティング」にやはり才能と脱帽したくなるのです。
はい!脱帽~♪
M2. シャイン(ウェイティング・フォー・スーパーマン・バージョン)
/ ジョン・レジェンド
アーバン・フォークに続いては「アーバン・ソウル」をどうぞ。
ジョン・ジェンドが2010年にリリースしたアルバム「ウェイク・アップ!」から。
じっくりと味わいたいアルバムです。
アルバムは以前からジョンと交流が深いことでも知られる「ザ・ルーツ」との全編コラボ・アルバムということだけでも良質に決まっています♪
内容だって最高でしょう!
だってダニー・ハザウェイ、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノートなど主に70年代のソウルミュージシャンの名曲をカヴァーするというもの。
その他にも、ビル・ウィザース、カーティス・メイフィールドの曲なども・・・。
涙が出ちゃいます。
感動で。
日本でもネットを中心に大きな話題を呼びましたね。
その中から日本盤のボーナストラックで収録されたこのアレンジの「シャイン」
シンプルにピアノとジョンの歌声だけという、なんとも強気な1曲♪
じっくりと味わうように何度も何度も繰り返して聞きたい1曲。
シンプルだからこそ・・・切なくも哀愁を帯びながら歌い上げるジョンの声が胸に来ます。
クラシックなソウルやR&Bをお好きな方にはツボの選曲かもしれません。
なんと言ってもジョン・レジェンドの声はどんな風にでも輝きます。
天性の歌声ってやつです・・・これ♪