M1> ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ / ナイロンズ
「ナイロンズ」は1980年代に活躍したカナダ出身の4人組アカペラ・ヴォーカルグループ
30年以上の歴史を持つアカペラ界のレジェンドです。
過去には7枚ゴールド・アルバム、6枚のプラチナムアルバムを誇るというスーパーグループ。
コーラスの実力はもちろん・・・素晴らしい。
アカペラがお好きな方でまだこのコーラスを聞いていない方は是非お聞きいただきたい。
バラードももちろんのこと、アップテンポのものも聴き応えたっぷり♪
1枚通して飽きさせない。
この94年にリリースされた名盤「二人のシーズン」から。
「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」はキャロル・キングとジェリー・ゴフィンの名曲のカバー。
リードヴォーカルは「ガース・モースバウ」がつとめています。
重厚でいて繊細のコーラスに柔らかなモースバウのメインがしっとりと聞かせてくれます。
コレだけ有名でありながら実は日本ではあまり知られていない・・・なんで?
幾度となくメンバーチェンジを繰り返してきた彼ら。
「クロード・モリソン」「アーノルド・ロビンソン」「ガース・モースバウ」「ゲイビン・ホープ」それぞれのメンバーの実力を味わうタイミングです♪
メンバーチェンジが少なかったらもっと良かったのに・・・なんて。
M2> ウィッシュ・ユー・ウェル / ベティ&ステッフ
こちらも「カナダ」出身。モントリオールを中心に活動するボサ・ノヴァ男女デュオ
『ベティ&ステッフ』彼らのヒットアルバムがこちら。
当時2万枚を売り上げ、注目を集めました。
2001年にリリースされたデビューアルバム「ウィッシュ・ユー・ウェル」からのタイトルチューン。
“ベティ”ことエリザベート・プロヴォンシェがヴォーカル、“ステッフ”ことステファン・カローがヴォーカル兼ギターを担当。
ベティの姉の結婚式でいっしょに演奏したのがデュオ結成のきっかけらしい。
彼らの音楽はその当時、ボサ・ノヴァが注目され始めたタイミング。
数多くのボサ・ノヴァアーティストが登場しておりました。
その中でもポップでもあり、ボサボサしていない(どっぷりボサ・ノヴァではない)ボサを聞かせてくれたアーティストさん。
爽やかでいて都会的なサウンドは鮮烈でした。
街角のカフェで聴くにもピッタリ♪
少しジャズ、スパニッシュのニオイがするステッフのギターが心地いい♪
ボサをラフに聞きたいという方には大変オススメな1枚です。
良質な1枚を晩春にご用意してくださいませ♪次の季節のために♪