M1> キエラ・フォー・ユー / 14カラット・ソウル
1975年に米国ニュージャージー州で結成。(僕のうまれた年)
「グレニー・T.ライト」を中心とする5人編成のア・カペラ・コーラス・グループ。
ニューヨークを中心に活動し、82年に『LOVERS FANTASY』でデビュー。
88年には山下達郎さんがプロデュースした「ガール・イン・ホワイト」のヒットで日本での知名度を高める。
それがきっかけで僕は彼らの大ファンになってしまいました。
1993年にリリースされた「フォー・キープス」から。
コーラスグループってたくさん存在しますが、例えばTAKE6とか・・・BOYSⅡMENとか・・・その中でも僕のコーラスグループといえば彼らなんです。
優しい柔らかい歌声のコーラス。
得意とするバラードもうっぷテンポの曲も味わいたっぷりに聞かせてくれます。
その中でも『キエラ・フォー・ユー』です。
「クリネックスティッシュ」のCMでヒットしたクリネックスフォーユーも
同じですけどね。
思わず懐かしいと思った方も多いのでは?
M2> パリの橋の下 / ジュリエット・グレコ
本作はベルギーで生まれフランスで成功したシャンソン歌手「ジャック・ブレル」
そんなブレルの35周忌に当たる2013年にパリで録音されたトリビュートアルバム。
「今こそブレルに、あなたを愛していたことを告げる時だと思った」
とのコメントにある様に、まさに満を持して制作された渾身の1枚。
もちろん全曲「ブレル」の曲で構成されているという1枚。
『ジャック・ブレルを歌う』から。
そんな彼の作品を思いたっぷりに詠うのは「ジュリエット・グレコ」
(彼女は今年6月に最後のツアーを実施するらしい。日本にもお越しになります!ビックリです)1927年2月7日現在 (89歳)であります。
さて録音されたとき、彼女は86歳(2014年時)であることに驚きと尊敬と敬愛を抱いてなりません。
フランスを代表するシャンソン歌手であるグレコが交流のあったブレルを思って詠った1枚。
哀愁と存在感と愛で溢れた歌声。佇まい。空気感。エモーショナルな歌に感動します。
アルバム最後に収録されたこの曲「パリの橋の下」
2人の思い出の場所「パリ」の名前がついた大事な曲でしょう。
明るいテンポにもどこか寂しさと遥かな思いのような温かいものを感じる1曲です。