M1> ジャズ・マニア / Billy Childs(ビリー・チャイルズ)
カリフォルニア州生まれの作曲家兼ジャズ・ピアニスト。
6歳からピアノを習い始めた彼。
ビリー・チャイルズは10代の頃からジャンルを超えた活動を行ない、
スティング、クリス・ボッティ、ダイアン・リーヴス・・・など、数々のミュージシャンをサポート。
また2014年に発売したローラ・ニーロのトリビュート・アルバム『マップ・トゥ・ザ・トレジャー』が全米ジャズ・チャート1位を獲得し、収録曲「ニューヨーク・テンダベリー」がグラミーの最優秀編曲賞を受賞しています。
過去には8度のグラミー賞のノミネート、2年間のうちに3度受賞しているという才能の持ち主。
そんな彼の1989年のアルバム『Twilight Is Upon Us』は感情の表現を鍵盤が勤めているように鮮やかで哀愁を帯びています。
軽快なタッチの曲には若き力がみなぎり、エネルギッシュに鮮やか。
思わずリズムをアナタもとってしまうはず。
ブラジリアンテイストのこの「ジャズ・マニア」なんてオシャレすぎやしませんか???
M2> She / エルビス・コステロ
『ベスト・オブ・エルヴィス・コステロ』
’86年までのシングルに’98年マーキュリー移籍後の2曲を加えたベスト盤。
初期の名曲やバート・バカラックとの共演曲、そしてこの名曲まで収録された、まさにべすと盤♪
さて改めてこの曲は元々、フランスの誇る歌手であり俳優の『シャルル・アズナヴール』が作詞し、歌った名曲。
オリジナル・サウンドトラック(映画 99年公開 ノッティングヒルの恋人)に収録されたのはこの「コステロ」が歌うバージョンです。
『ひょっとして彼女は夏の歌、それとも秋の爽やかな風
あるいは一日という日に起こりうる様々な出来事・・・』
そんな詩の世界は今でも優しく、切なくて温かい1曲。
映画の中でこの曲を聴いたとき、自然に幸せな気持ちになりました。
美しいジュリア・ロバーツがキラキラと輝き、スクリーンの中の物語に背伸びをして見入っていたあの頃。
改めて大スクリーンでこの名作も見たくなってきちゃった。