M1> Fight 4 Love / Dominic (ドミニク)
2012年にリリースされたオリジナルアルバム「ヒアー・ミー・ナウ」から。
実力派シンガー・ソングライター、「ドミニク」
このドミニクの才能を最大限に引きだすためにリリースされた1枚。
さてこのドミニク(ニュージャージー出身のR&Bシンガー/ソングライターによるソロ・デビュー・アルバム。心地よいフロウもさすがの存在感)
これまでにも数々の著名アーティストとコラボレートしてきて実力をつけ、2012年に完成した1stアルバムはそうそうたる著名なアーティストが集結しています。
そのためか、ソロの初作品とは思えない貫禄も兼ね備えます。
18歳の頃からDJジャジー・ジェフの下で働き、ベイビー・フェイスのプロデューサー・チームのメンバーとも働きながらセンスを磨いてきたドミニク。
彼が描くライティングセンスは大絶賛されたんだとか・・・。
このアルバムから1曲目に収録された極上バラード「Fight 4 Love」
ピアノの旋律から引き込まれ、ドミニクの世界にトリップできるミディアムバラード。
甘い歌声も外せない彼の才能だが、この雰囲気を出せてしまうこと。
それも1stだということ。
中途半端なメジャー・アーティストでは太刀打ち出来ないこの感じ。
オススメです♪
M2> ロング・グッドバイ / ミランダ・リー・リチャーズ
サンフランシスコ出身のシンガー・ソング・ライター「ミランダ・リー・リチャーズ」
モデル出身のでもある彼女は、「ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー」への楽曲提供などを経てデビューを飾る♪
美しい透明感のある彼女の声はいつ聞いても独特の優しいアンニュイな時間に進入させる。
2002年にリリースされた1stアルバム「ヒアゼアアフター」
アルバムの全体的な印象は60年代70年代の空気を含みながらの「オルタナティブ・フォーク」の湯王に感じます。
フワフワと綿毛が飛びようにヒラヒラしていて柔らかい。
品格も感じる。
さてこのアルバムから「ロング・グッバイ」
徐々にフォークにポップさが加味され、主張しすぎていないヴォーカルに聞き入ります。
歌声ばっかり気にしていると、脇を固める音にも耳を奪われます。
このフンワリとしたこのアルバムの柔らかさはとてもセンスが良く飽きのこないものに仕上がっている。
この曲のようにリズムのピッチを変えて世界観を変えて聴いている側を考えてくれているようにも感じます。
才能のある人は「心」もふんわりしていて優しい ♪