Hi!心呼吸 6月30日(木)

M1>  サマータイム  /   シーネ・エイ

 

2015年にリリースされたアルバム「シングス・スタンダード」

デンマークの歌姫『シーネ・エイ』のアルバムから。

このアルバムの特徴は北欧ジャズ・シーンを代表するベーシスト「トーマス・フォネスベック」とのデュオ・アルバム。

こんなにシンプルなのに奥深い。

ベースだけなのにこの世界の広がり・・・。感動するわ~♪

 

これは彼女の類まれなるシンガーとしての才能の証明作品。

説明書なんて要らない、聴けばわかる実力の証。

そこのソング・ライティングのクオリティに美しさ・・・。

もう何があとは必要ですか???

と褒めちぎったところで、今度はベーシスト。

“ニールス・ヘニング・ペデルセンの再来”とも称される『トーマス・フォネスベック』

彼のベースは生き物のように表情をころころ変えるベース。

 

収録曲はジャズのスタンダードをかっちりと。

安心して聞き惚れてしまいます。スキャットの後に聞こえてくるフォネスベックのソロ。

聴き所満載です。

 

また個人パワープレイが始まりそう♪

 

M2> Kamakani Ka’ili Aloha(カ・マカニ・カイリ・アロハ)/  ネイサン・アウェアウ

 

2008年にリリースされたネイサン・アウェアウのアルバム「E Apo Mai」(エ・アポ・マイ)

意味的には「大事なもの」みたいな意味があるそうです・・・。

 

「ネイサン・アウェアウ」

1996年ソロ・デビュー・アルバム「センター・ステージ」をリリース。

2001年、自身の3rdアルバム「エ・アポ・マイ」で大ブレイク。

ハワイのグラミー賞といわれる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で「最優秀男性ヴォーカリスト賞」、「ソング・オブ・ザ・イヤー」のメイン・タイトルを受賞。

バリー・フラナガン率いる新星HAPAのメンバーに抜擢されたという実力者。

さてこの曲「Ka Makani Ka’ili Aloha」は有名なスタンダードナンバー。

数多くの方が歌っていらっしゃるスタンダード。

色んなアーティストの歌を聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。

ハワイアンが似合い始めるシーズン。

 

曲名の”カ マカニ カイリ アロハ”。

Makaniは、風。

ka’iliは、ひったくり、強奪

「愛を奪う風」

 

こんな意味だと想像しながら聞くとロマンチックがとまりません。

 

Hi!心呼吸 6月29日(水)

M1>  瞳を閉じて   /     ザ・ジャズ・ネットワークス

 

美しい名曲のカヴァーを1曲。

1996年に発表したアルバム「ジ・アザー・デイ」から。

この「ザ・ジャズ・ネットワークス」は日米ジャズ界を代表する気鋭の若手ジャズメンで構成されたユニット。(もちろん当時)

 

1992年高校在学中にプロ・デビューを飾った「ロイ・ハーグローヴ」(tp)

と国立音楽大学作曲科在学中よりプロとしての活動を始めた椎名豊(p)氏を中心にスタートしたユニットですが、簡単言うと日本からリズム・セッションを、アメリカからはホーン・セクションを迎えている構成です♪

 

これまで何度かのメンバー・チェンジをしながら、

「ジョシュア・レッドマン」「ジェシー・デイヴィス」「ヴィッド・サンチェス」と言った

現在のアメリカ・ジャズ界が誇る実力者が多数参加しているのも特徴。

 

ジャズ初心者の方にも抵抗なく親しめる選曲に明解なアレンジは聴きやすくて安心。

そして爽やかさも秘めています。

さてこのアルバム「ジ・アザー・デイ」は過去に4枚の作品を発表してきた彼らの未発表、別テイク集。

 

どの曲もリフレッシュされた選曲とプレイは今でも心地よき時間を提供してくれます。

ロイのトランペットは小気味よく気持ちいい♪

 

M2>  Summer Sun (feat. Yukimi Nagano)  /   KOOP

 

世界中で北欧ジャズ・ブームを創った生音の傑作アルバム2001年にリリースされたビッグヒットアルバム「ワルツ・フォー・クープ」

このアルバムには多くのヴォーカリストが参加し、魅力的なメロディーと荘厳で神秘的なアレンジを完成。革命的なまでに美しい作品として世界的にヒットした名盤。

「WALTZ FOR KOOP」

 

「マグナス・ジングマーク」と「オスカー・シモンソン」の二名からなる、スウェーデン出身のジャズ・ユニット『クープ』

ボーカルとスウィング・リズムにこだわったこのアルバム『Waltz For Koop』

クラブ・ジャズ界に旋風を巻き起こした名曲といえば、日系スウェーデン人

『ユキミ・ナガノ』をフィーチャーした「Summer Sun」

(Yukimi Nagano、 1982年1月31日- は、スウェーデンの女性シンガー。ヴェストラ・イェータランド県、ヨーテボリ市出身)

センスの塊のような真のモダン・ジャズ。

“KOOPの七ヶ条”なるものを手に入れたのでご紹介します。

1:ギターは使わない。2:エレクトロニックでありながら、オーガニックな音を追求する。

3:恋愛をテーマにした、シンプルでダークな感情を秘めた歌詞にする。4:メロディーはシンプルに。5:曲の長さは、なるべく短く。6:スウィング・リズムはお約束。

7:バス・ドラムは、極力使わない・・・だそうだ。

この七ヶ条で生み出された音楽にメロメロにヤラレテシマッタノネ・・・。

Hi!心呼吸 6月28日(火)

M1>  Any Old Time  /   マリア・マルダー

 

マリア・マルダーの1973年にリリース・・・「Maria Muldaur」から。

彼女にとってソロデビュー作がこのアルバム。

数多くのオールド・タイム・ミュージックがリリースされた中で成功したアルバムであることは間違いない名盤♪

今でも多くのファンに愛される色あせない1枚。

 

ニューヨーク生まれ、フォーク・クラブで歌っていたマリア・アルダーのデビューは1963年。当時メンバー12人のジャグ・バンド「the Even Dozen Jug Band」(ジ・イーヴン・ダズン・ジャグ・バンド)の一員として。

このジャグ・バンドのアルバムもオシャレです。いつかこのバンドの音楽もお送りしたい。

ギター、バンジョー、フィドル・・・他に、カズー、ジャグ(広口の瓶)、そして洗濯板のウォッシュボードや洗濯桶を使ったベース等・・・。

この音楽がマリア・マルダーの後の音楽に大きな影響を与えたのは確か♪

 

さてこのアルバムには代名詞的1曲「真夜中のオアシス」が収録されていますが、40年以上前に作られた曲。

オールド・タイムに感じない。

 

アメリカンミュージックの懐の深さを痛感できるアルバム。

この時代近辺の音楽にはまだまだ名曲が眠っているんでしょうね。

名曲探しに迷い始めましょうか???

 

M2>   ヘイ・ベイビー  /   カーティス・メイフィールド

 

「Honesty」(1983)

シングル・ヒット曲「Hey Baby」をカヴァーするこの作品。

80年代前半の名盤のひとつ。

POPやSOULシーンを伝える重要な1枚。

円熟したカーティスの甘い声は最高です。

さてこのアルバムはシンセを使いながら、生演奏も核になっている。

ソフトなイントロが印象的なこの「Hey Baby」のアレンジの斬新なこと。

シンセサイザーと生音を上手く融合させインパクトを最小限に抑えているかのよう。

この鮮やかな世界は唯一無二。

 

今聴いても、古びない・・・この魅力。

この時代の音楽を聴きあさった僕にはたまらない。

この70年代を引きずっているところが僕は好き。(捨て切れなかったという人も要るけど僕は違う)

マーヴィン・ゲイのようなセクシーなニュアンスも漂った雰囲気。

どこかで意識したのかもしれない。

途中で生のホーンを足すセンス。

アレンジをジックリ楽しめる1曲だと思う。

 

カーティスの意地を肌で感じれる1曲でリラックスできるかしら?

Hi!心呼吸 6月27日(月)

M1>  サム・カインド・オブ・ブルー  /   グレン・フライ

 

`88年発表のサード・ソロ・アルバム『ソウル・サーチン』

「トゥルー・ラヴ」「イッツ・ユア・ライフ」「ソウル・サーチン」など収録された1枚。

僕にとっては思い出深い曲(名曲)が多いのです♪

 

セルフプロデュースで製作されたこのアルバム。

それまでの作品に比べてR&Bやソウルに影響された作りになっています。

自らの音楽的ルーツをなぞるかのように大切に歌われているのが分かります。

リラックスするかのようにホッと肩の力が抜けるような爽やかなサウンドは全く「あの」

当時をイメージできません・・・。

 

イーグルスでのロック、カントリーのテイストのモノとは打って変り、

ポップなボーカルを聞かせてくれています。

 

所々でグレンらしさも垣間見せますが、特にこの「サム・カインド・オブ・ブルー」はリズムといい空気感はソウルフル♪

伸びやかにサックスとの融合はもう完全に別のアーティストのようです。

始めは違和感があるかもしれませんが、この声は紛れもないグレン。

 

優しく歌い上げる姿は本当に「グレン・フライ」なの?と錯覚してしまいます。

さてこの時季のジメッとした空気を気持ちよく変えてくれます。

あぁ、気持ち良い♪

 

M2>  マナワイ  /  デュークス・オブ・サーフ

 

2013年にリリースされた『サーフィン ワ・イ・キ・キ』

ホノルルをベースに活動する3人組アロハ・ロック・バンド「デュークス・オブ・サーフ」のデビュー・アルバム。

胡散臭いルックスとは裏腹にクリアなハイトーン・ファルセットと美しいコーラス・ワークが持ち味の彼ら。

完全に1曲目からウキウキしてしまう夏を盛り上げてくれる1枚♪

 

パーティー・ソングから、ビーチをロマンチックに染め上げるバラードまで、

多彩な曲調は「ハワイのビーチボーイズ」の異名にピッタリ!

コーラスの入り方、タイミング、あえて似せているかのようです。

純粋に気持ちいい♪

 

現代にビーチボーイズを蘇らせたかのような良質なサーフィン・サウンド。

キラキラ輝いていた60年代のビーチソングを改めて楽しみたいという方には最高にオススメ♪

このなんともいえない懐かしい感じ。そして新鮮な感じ。

現在に届けられたサーフソング。

ある意味真面目なスタンダードなサーフソング。

 

気持ちいいものは時代の流行に関係ないのです♪

 

Hi!心呼吸 6月24日(金)

M1>  メイベル  /     JOHN JORGENSON(ジョン・ヨルゲンソン)

 

1989年リリースされた「After You’ve Gone」

 

ギタリスト『ジョン・ヨルゲンソン』

このギタリストは、アメリカ、ウィスコンシン州出身。

グラミー賞受賞アルバムへの参加も多数経験しているベテランギタリストらしい。

 

色々と調べていくとアメリカの『ジプシージャズ大使』という大使らしい。

すなわち、アメリカのジャズギター界では知らない人はいないというギタリストらしい。

 

それもジプシースウィングを操るアメリカでも数少ないギタリストのようだ・・・。

フランスのサモア市で毎年開かれる「ジャンゴラインハルトフェスティバル」のステージにも立ったという数少ないアメリカ系ギタリスト!!!

 

ジャズというより上質のイージー・リスニング・ミュージック。

単純に心地いいギターの音色に軽快なリズム。

説明は要らない音楽だろう。

テクニックのことは分からないが、感覚で楽しむ音楽。

でもテクニシャンなのはわかる!

 

メロディックな部分も存分に楽しめる!

西海岸の風を思い浮かべながら耳を傾けてみましょう♪

 

 

M2> イヴン・ユー・アンド・アイ  /   ケニー・ランキン

 

『ヒア・イン・マイ・ハート』

1997年にリリースされたこのアルバムは実に豪華なメンバーが参加している

ボサノヴァ・アルバム♪

 

甘く語りかけるような歌声を聴かせてくれるケニー・ランキンの秀盤です!

オリンピックが行なわれる「リオ・デ・ジャネイロ」でほとんどが製作されたそうですが、豪華なミュージシャンがこんなにも参加・・・。

 

世界中の才能が集結したんじゃないの?くらいの奇跡です。

 

マイケル・ブレッカーのサックスも大人の味わいも最高。

その他にもアーニー・ワッツ (Sax) ベベウ・ジルベルト (Vo)トゥーツ・シールマンズ (Hca) ・・・等

1曲目の冒頭に鳴り出すのは、シールマンズのハーモニカ・・・。

(シールマンズのファンの僕にとってはそれだけでも涙もの)

そのほかの収録曲だって全て良いんですもの・・・文句の付けようなし。

 

そしてなんと言ってもランキンの甘い声にウットリです。

このアルバムは夏シーズン、青空にもにあいますが、雨降りの日中にもシックリと来るんです♪

Hi!心呼吸 6月23日(木)

M1>  サマー・ソング(エスピオナージ)  /  スティーヴ・ナイーヴ

 

スティーヴ・ナイーヴは1958年イギリス・ロンドン生まれのキーボード奏者。

エルヴィス・コステロのバンド“アトラクションズ”のメンバーとして知られる存在です。

スティングの息子であるジョー・サムナーとも共演していたりします。

 

2013年にリリースされたアルバム「トゥギャザー」

昨年の4月にもこのアルバムから1曲おかけしています。

それは「オブリヴィオン~忘却」

この時季にもお送りしたい曲があるのでアルバム被りはお許しください。

 

さて改めてこのアルバムはコステロの盟友「スティーヴ・ナイーヴ」が長年のあいだ家族付合いをしてきたアーティストと歌ったデュオアルバム。

公私共に彼の近くにいる一流ミュージシャンがこぞって彼のために力を出した結束力がなせる業。出来上がりです。

 

さてこの曲「サマー・ソング」は爽やかなイントロから始まるハッピーソング。

メロディからどんな幸せなシーズンを過ごしているのか分かるような、気持ちいい風が意味の中にも服用です。

それは決してジメジメしていない・・・w

歌手はイギリスのシンガー「グレン・ティルブルック」彼の優しい歌声もメロディにシックリとのって快作♪

あぁ、陽射しがまぶしい・・・。

 

M2>   Hard Times  /  David Fathead Newman

 

『David “Fathead” Newman  Fathead: Ray Charles Presents David Newman』

(デイヴィット・ファットヘッド・ニューマン

「ファットヘッド:レイ・チャールズ・プレゼンツ・デイヴィット・ニューマン」)

1960年リリース(58年に録音された1枚)

 

アーシーなサウンドに、艶やかで伸びやかなサックス。かっこよすぎるなぁ・・・。

男の色気、とにかくクールですね・・・この1枚。

1曲目に収録されている「Hard Times」はいきなりスコーンとノックアウトを食らう1曲。

「Ray親分」がピアノでも参加してるという名曲。

 

レイ・チャールズの当時のレギュラーバンドのメンバーで録音しているせいか、すばらしいアンサンブルです。

ニューマンがレイ・チャールズ・バンドに加入したのは、バリトン・サックス奏者としてだったそうですが、彼はアルト・サックス/テナー・サックス/フルートを駆使するマルチ・リード奏者として知られています。

デイヴィット・ニューマンが世に出るきっかけは、1954年にR&B界のスーパースターRay Charlesのバック・バンドに参加したことには間違いない。

こおn音色はそのビッグミュージシャンになる初めの段階。

初々しさがこの音色から感じられるかな?もう一度聴いてみよう♪

Hi!心呼吸 6月22日(水)

M1> Summer’s Child /  デビッド・ランツ

 

美しいピアノの音色に癒されます。

「デビッド・ランツ」は1950年のシアトル生まれのピアニストです。

日本では知名度は低いようですが、グラミー賞にノミネートされるなどイージーリスニング・ニューエイジの分野における重要なアーティストです。

 

アメリカではビルボードのニューエイジチャート1位を27週獲得したこともあります。

そのアルバム「Cristofori’s Dream(クリストフォリーの夢)」でビルボードニューエイジチャート27週1位を獲得・・・偉業を成し遂げています。

 

さてそんなデビッド・ランツのこんな曲を収録した

1998年にリリースされた「ムーンライト・フラワーズ~月光浴」

静かながらパワーを感じるような綺麗なメロディが詰まった1枚。

奥行きのあるインストのナンバーとカメラマン「石川賢治」氏の写真で構成した作品集がこれ。伝統的で素朴な味を持つサウンドが心に染みるヒーリング・ミュージックがたくさんです。

なんともオシャレな1作品。

そのBGMでアナタは何をしますか?

読書?瞑想?昼寝?お酒?ドライブ?

 

どんなシーンでもアナタの生活を潤してくれる曲に出会えるはず。

え?僕?・・・昼寝w

 

M2>  イヴェンチュアリー  /   M2M

 

ノルウェー出身女性2人組「M2M」の2ndアルバム『the big room』から。

女性シンガー・ソングライター・デュオM2M

全曲のソングライティングを本人が手掛けたというセカンド・アルバム。

 

デビュー作でのメロディアスなギター・ポップ・サウンドはそのままに、シェリル・クロウ的な力強いロック・サウンドも兼ね備えています。

正直、期待以上のサウンドで心地よかった!といった印象。

とても新鮮で歯切れの良い雰囲気。

それも独特な世界観♪

 

ノルウェー出身の二人組はちなみに「5才の頃からの幼馴染で、8才の頃には二人でバンドの演奏に合わせて歌っていた」というから驚きです。

そんな幼馴染が作り出す簡単なようで複雑なハーモニーと優しいメロディは自然な流れで作られるノンストレスなもの。

だからスーッと耳に入りながら心地良いのかもしれません。

 

1枚目のアルバム「Shades of Purple」もお勧めです。

しかし成長を感じるこの「the big room」の特に2人の声に注意しながらお聞きいただきたい。ナチュラルな音がお好きな方にはたまらないのかも♪

 

僕は彼女たちの声から安らぎをいただけます・・・のん。

Hi!心呼吸 6月21日(火)

M1> イン・ラヴ・ウィズ・アナザー・マン /   ジャズミン・サリヴァン

 

2009年にリリースされた「ジャズミン」のアルバム「フィアレス」から。

「母は生まれてきたわが子を胸に抱いた時、直感的にこう感じた“この子はジャズをこよなく愛し、歌うために生まれてきた”のだと。」

その子は母によって『ジャズミン』という美しい名前を与えられた・・・。

名前どおりの美しく、力強い歌声を届けてくれるシンガージャズミン・サリヴァン。

フィラデルフィア出身。

幼い頃から母に連れられ教会に通い、ゴスペルを聴きながら育ったジャズミンは5歳という若さで聖歌隊に入り、その音楽キャリアをスタートさせたそうだ。

いつも近くには音楽が溢れ、とにかく歌うことが好きだったという彼女の歌は若干11歳

で出場したオーディション番組で会場を釘付けにし感動させ完全に頭角を現した。

 

幼かった少女がこのアルバムのように自由に大人の女性のアーティストとしてシンプルに歌い上げる姿は、貫禄に似た揺ぎ無い自身。

勇気をもらえるような輝きが増している。

この時から数年・・・。

 

昨年2015年には新作「Reality Show」がリリースされている。

新作の彼女にもチェックですぞ!現在29歳!

 

M2>  Together Again    /    エミルー・ハリス

 

1975年にリリースされた『Elite Hotel』

エミルー・ハリスの3rdアルバム。

『Pieces of the Sky』と同じ1975年にリリースされています。

時代を彩る名盤の1枚に数えられます。

フォーキーなサウンドはどこを切り取っても美しく爽やか。

このジメッとした空気の中にそよ風のごとく耳に心地いい曲が並びます。

 

さてこの代表曲「Together Again」は日本でも有名なナンバー。

透明感溢れるブルース調でエミルーは歌い上げます。

もともとはカントリー・シンガーの「Buck Owens」のオリジナルナンバー。

バイオリンの音色とギターの音が彩ったオリジナルの男らしさとは打って変ってのエミルーらしい美しいミドルナンバーに仕上げています。

 

なんといってもこのカントリー色を全体に散らばして作られたこの1枚。

風に吹かれながら自然を感じながら聞きたいもの。

しかし、日本のジメッとした梅雨時期には・・・

耳からも感想を味わいたい!

 

そんな方にはオススメです♪

Hi!心呼吸 6月20日(月)

M1>  Now  /   Jazztronik

 

Jazztronik久々のリリース。

それもそのはず、約5年ぶりのオリジナルフルアルバムが到着。『Keystone』

2016.06.08にリリースされたばかり。

1998年に活動を開始し、洗練されたサウンドと独自のスタンスで日本の音楽界を牽引してきた「野崎良太」氏によるミュージックプロジェクト「Jazztronik」

この5年ぶりのアルバムはチャレンジ性もバンバン感じる1枚に!

かなりの多方面に対応可能な幅広い音楽性。

女優の「すみれ」さんをヴォーカルに迎えることなど新しい試みが楽しい♪

 

この「Now」のヴォーカルは「すみれ」さんが担当。

伸びのあるハートウォーミングな歌声が新鮮♪

彼女の歌唱力に正直ビックリです。

 

あと2年で活動20周年!続けてこれているのはミュージシャンやヴォーカリストに支えられているから・・・。

感謝の気持ちの込められた「かなめ石」(Keystone)

意思をしっかりと持ち、これからも前進していくという姿が感じられる1枚です!

 

さぁ、Jazztronikの新たな門出に僕も立ち合わせていただきます。(勝手にw)

 

M2>   Fly me to the moon  /   アントニオ・ネグレイロ

 

2006年にリリースされたオムニバスアルバム「シナトラ・イン・ボッサ」から。

さてこのアルバムのタイトルにもあるように本場ブラジルの超一流ボサ・ノヴァ・アーティストたちが、「フランク・シナトラ」の名曲をゆる~く、まったりとカヴァーした1枚。

これからのシーズン、避暑地サウンドをお探しの方はこの1枚は重宝するかも。

 

さて「フランク・シナトラ」(フランシス・アルバート・”フランク”・シナトラ)は現在も歌い継がれる数々の世界的大ヒット曲やゴールドディスクを世に送り出した20世紀を代表する1人。

いまだに彼の声に癒される人は数知れず・・・まぁ、ここにもおりますがw。

 

「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」(英語: Fly Me to the Moon) は、

ジャズのスタンダード・ナンバー。

「フランク・シナトラ」がカバーして爆発的なヒットになりました!

ヴォーカルナンバーだけでなく、インストやアレンジを変えて数多くのアーティストがカヴァーしています。

 

そこでこのアルバムに収録された「アントニオ・ネグレイロ」のカヴァー♪

色気も感じるサックスの音色に大人の哀愁漂う渋いアントニオの声。

しっとりと、穏やかに、真面目にカヴァーされたこの名曲を午前中からいかがでしょう?

クラッシュアイスの冷えた○○○○○を飲みたくなってきました・・・w

 

ヴォーカルナンバー以外でもインストナンバーとしても知られ、オスカー・ピーターソン等のジャズ・アーティストが演奏している。

Hi!心呼吸 6月17日(金)

M1>  Rainbow  /  アビー・リンカーン

 

アメリカで着実にキャリアを積み上げてきたジャズシンガー「アビー・リンカーン」

その歌声から、しばしばビリーの後継者と評価されてきたシンガーでもあった。

ビリー・ホリデイを敬愛していた彼女には最大の評価だったのかもしれません。

1990年には映画『モ’・ベター・ブルース』(監督:スパイク・リー)に脇役として出演。

 

長いキャリアのなかで20枚以上のアルバムを発表したほか女優としても活躍し、

60年には後の伴侶となるマックス・ローチの黒人問題をテーマにした作品

『We Insist! – Freedom Now Suite』に参加するなど、公民権運動の活動家としても知られた存在です。

 

そんな彼女が1993年にリリースしたアルバム「Devil’s Got Your Tongue」から。

彼女の中期の作品になります。

ベテランという名の落ち着きと、風格を歌声に乗せた説得力の1曲。

 

歌われる爽やかな風景に彼女はゆったりとリラックスして窓の外を眺めていると虹が目に飛び込んでくる。

幸せな時間が流れているのが想像できますね。

彼女の歌声で幸せと、子供たちのコーラスに感動をもらいます。

曲の中盤の子供たちの歌声は不意に涙しそうになります。

 

彼女の声も子供たちの歌声には敵わないかな・・・?素晴らしい1曲です。

 

M2>  Across The Universe  /   ルーファス・ウェインライト

 

デビュー作は鮮烈だった。

デビュー作でいきなり”ローリング・ストーン”誌のベスト・アーティストに選ばれた彼。

世界中が注目した実力派シンガー・ソングライターは、丸々3年かかってこのアルバムを

リリースした。

2002年『Poses』から。

ボーナストラックに収録された1曲。

 

すごくシンプルなのに、不思議な深みを持って身体に染み込んでくるような優しさと、哀しさと、傲慢さ・・・。切ない哀愁まで感じさせる。

オルタナティブ・フォークを体現し、インパクトをしっかりと残していく凄み。

 

期待を裏切るどころか期待以上の仕上がりに、いまだに聞きたくなってしまう♪

特にこの時季だ。

雨の多い季節になると聴きたくなるアルバム。

みなさんもそんなアルバムはありませんか?

雨の音とピアノの曲のマッチング♪

 

たのむ・・・雨降ってくれ。

降っていなかったら想像してみて。

晴れた日のも合いますけど・・・ね。