M1> イン・ラヴ・ウィズ・アナザー・マン / ジャズミン・サリヴァン
2009年にリリースされた「ジャズミン」のアルバム「フィアレス」から。
「母は生まれてきたわが子を胸に抱いた時、直感的にこう感じた“この子はジャズをこよなく愛し、歌うために生まれてきた”のだと。」
その子は母によって『ジャズミン』という美しい名前を与えられた・・・。
名前どおりの美しく、力強い歌声を届けてくれるシンガージャズミン・サリヴァン。
フィラデルフィア出身。
幼い頃から母に連れられ教会に通い、ゴスペルを聴きながら育ったジャズミンは5歳という若さで聖歌隊に入り、その音楽キャリアをスタートさせたそうだ。
いつも近くには音楽が溢れ、とにかく歌うことが好きだったという彼女の歌は若干11歳
で出場したオーディション番組で会場を釘付けにし感動させ完全に頭角を現した。
幼かった少女がこのアルバムのように自由に大人の女性のアーティストとしてシンプルに歌い上げる姿は、貫禄に似た揺ぎ無い自身。
勇気をもらえるような輝きが増している。
この時から数年・・・。
昨年2015年には新作「Reality Show」がリリースされている。
新作の彼女にもチェックですぞ!現在29歳!
M2> Together Again / エミルー・ハリス
1975年にリリースされた『Elite Hotel』
エミルー・ハリスの3rdアルバム。
『Pieces of the Sky』と同じ1975年にリリースされています。
時代を彩る名盤の1枚に数えられます。
フォーキーなサウンドはどこを切り取っても美しく爽やか。
このジメッとした空気の中にそよ風のごとく耳に心地いい曲が並びます。
さてこの代表曲「Together Again」は日本でも有名なナンバー。
透明感溢れるブルース調でエミルーは歌い上げます。
もともとはカントリー・シンガーの「Buck Owens」のオリジナルナンバー。
バイオリンの音色とギターの音が彩ったオリジナルの男らしさとは打って変ってのエミルーらしい美しいミドルナンバーに仕上げています。
なんといってもこのカントリー色を全体に散らばして作られたこの1枚。
風に吹かれながら自然を感じながら聞きたいもの。
しかし、日本のジメッとした梅雨時期には・・・
耳からも感想を味わいたい!
そんな方にはオススメです♪