M1> サム・カインド・オブ・ブルー / グレン・フライ
`88年発表のサード・ソロ・アルバム『ソウル・サーチン』
「トゥルー・ラヴ」「イッツ・ユア・ライフ」「ソウル・サーチン」など収録された1枚。
僕にとっては思い出深い曲(名曲)が多いのです♪
セルフプロデュースで製作されたこのアルバム。
それまでの作品に比べてR&Bやソウルに影響された作りになっています。
自らの音楽的ルーツをなぞるかのように大切に歌われているのが分かります。
リラックスするかのようにホッと肩の力が抜けるような爽やかなサウンドは全く「あの」
当時をイメージできません・・・。
イーグルスでのロック、カントリーのテイストのモノとは打って変り、
ポップなボーカルを聞かせてくれています。
所々でグレンらしさも垣間見せますが、特にこの「サム・カインド・オブ・ブルー」はリズムといい空気感はソウルフル♪
伸びやかにサックスとの融合はもう完全に別のアーティストのようです。
始めは違和感があるかもしれませんが、この声は紛れもないグレン。
優しく歌い上げる姿は本当に「グレン・フライ」なの?と錯覚してしまいます。
さてこの時季のジメッとした空気を気持ちよく変えてくれます。
あぁ、気持ち良い♪
M2> マナワイ / デュークス・オブ・サーフ
2013年にリリースされた『サーフィン ワ・イ・キ・キ』
ホノルルをベースに活動する3人組アロハ・ロック・バンド「デュークス・オブ・サーフ」のデビュー・アルバム。
胡散臭いルックスとは裏腹にクリアなハイトーン・ファルセットと美しいコーラス・ワークが持ち味の彼ら。
完全に1曲目からウキウキしてしまう夏を盛り上げてくれる1枚♪
パーティー・ソングから、ビーチをロマンチックに染め上げるバラードまで、
多彩な曲調は「ハワイのビーチボーイズ」の異名にピッタリ!
コーラスの入り方、タイミング、あえて似せているかのようです。
純粋に気持ちいい♪
現代にビーチボーイズを蘇らせたかのような良質なサーフィン・サウンド。
キラキラ輝いていた60年代のビーチソングを改めて楽しみたいという方には最高にオススメ♪
このなんともいえない懐かしい感じ。そして新鮮な感じ。
現在に届けられたサーフソング。
ある意味真面目なスタンダードなサーフソング。
気持ちいいものは時代の流行に関係ないのです♪