M1> 瞳を閉じて / ザ・ジャズ・ネットワークス
美しい名曲のカヴァーを1曲。
1996年に発表したアルバム「ジ・アザー・デイ」から。
この「ザ・ジャズ・ネットワークス」は日米ジャズ界を代表する気鋭の若手ジャズメンで構成されたユニット。(もちろん当時)
1992年高校在学中にプロ・デビューを飾った「ロイ・ハーグローヴ」(tp)
と国立音楽大学作曲科在学中よりプロとしての活動を始めた椎名豊(p)氏を中心にスタートしたユニットですが、簡単言うと日本からリズム・セッションを、アメリカからはホーン・セクションを迎えている構成です♪
これまで何度かのメンバー・チェンジをしながら、
「ジョシュア・レッドマン」「ジェシー・デイヴィス」「ヴィッド・サンチェス」と言った
現在のアメリカ・ジャズ界が誇る実力者が多数参加しているのも特徴。
ジャズ初心者の方にも抵抗なく親しめる選曲に明解なアレンジは聴きやすくて安心。
そして爽やかさも秘めています。
さてこのアルバム「ジ・アザー・デイ」は過去に4枚の作品を発表してきた彼らの未発表、別テイク集。
どの曲もリフレッシュされた選曲とプレイは今でも心地よき時間を提供してくれます。
ロイのトランペットは小気味よく気持ちいい♪
M2> Summer Sun (feat. Yukimi Nagano) / KOOP
世界中で北欧ジャズ・ブームを創った生音の傑作アルバム2001年にリリースされたビッグヒットアルバム「ワルツ・フォー・クープ」
このアルバムには多くのヴォーカリストが参加し、魅力的なメロディーと荘厳で神秘的なアレンジを完成。革命的なまでに美しい作品として世界的にヒットした名盤。
「WALTZ FOR KOOP」
「マグナス・ジングマーク」と「オスカー・シモンソン」の二名からなる、スウェーデン出身のジャズ・ユニット『クープ』
ボーカルとスウィング・リズムにこだわったこのアルバム『Waltz For Koop』
クラブ・ジャズ界に旋風を巻き起こした名曲といえば、日系スウェーデン人
『ユキミ・ナガノ』をフィーチャーした「Summer Sun」
(Yukimi Nagano、 1982年1月31日- は、スウェーデンの女性シンガー。ヴェストラ・イェータランド県、ヨーテボリ市出身)
センスの塊のような真のモダン・ジャズ。
“KOOPの七ヶ条”なるものを手に入れたのでご紹介します。
1:ギターは使わない。2:エレクトロニックでありながら、オーガニックな音を追求する。
3:恋愛をテーマにした、シンプルでダークな感情を秘めた歌詞にする。4:メロディーはシンプルに。5:曲の長さは、なるべく短く。6:スウィング・リズムはお約束。
7:バス・ドラムは、極力使わない・・・だそうだ。
この七ヶ条で生み出された音楽にメロメロにヤラレテシマッタノネ・・・。