M1> サマータイム / シーネ・エイ
2015年にリリースされたアルバム「シングス・スタンダード」
デンマークの歌姫『シーネ・エイ』のアルバムから。
このアルバムの特徴は北欧ジャズ・シーンを代表するベーシスト「トーマス・フォネスベック」とのデュオ・アルバム。
こんなにシンプルなのに奥深い。
ベースだけなのにこの世界の広がり・・・。感動するわ~♪
これは彼女の類まれなるシンガーとしての才能の証明作品。
説明書なんて要らない、聴けばわかる実力の証。
そこのソング・ライティングのクオリティに美しさ・・・。
もう何があとは必要ですか???
と褒めちぎったところで、今度はベーシスト。
“ニールス・ヘニング・ペデルセンの再来”とも称される『トーマス・フォネスベック』
彼のベースは生き物のように表情をころころ変えるベース。
収録曲はジャズのスタンダードをかっちりと。
安心して聞き惚れてしまいます。スキャットの後に聞こえてくるフォネスベックのソロ。
聴き所満載です。
また個人パワープレイが始まりそう♪
M2> Kamakani Ka’ili Aloha(カ・マカニ・カイリ・アロハ)/ ネイサン・アウェアウ
2008年にリリースされたネイサン・アウェアウのアルバム「E Apo Mai」(エ・アポ・マイ)
意味的には「大事なもの」みたいな意味があるそうです・・・。
「ネイサン・アウェアウ」
1996年ソロ・デビュー・アルバム「センター・ステージ」をリリース。
2001年、自身の3rdアルバム「エ・アポ・マイ」で大ブレイク。
ハワイのグラミー賞といわれる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で「最優秀男性ヴォーカリスト賞」、「ソング・オブ・ザ・イヤー」のメイン・タイトルを受賞。
バリー・フラナガン率いる新星HAPAのメンバーに抜擢されたという実力者。
さてこの曲「Ka Makani Ka’ili Aloha」は有名なスタンダードナンバー。
数多くの方が歌っていらっしゃるスタンダード。
色んなアーティストの歌を聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。
ハワイアンが似合い始めるシーズン。
曲名の”カ マカニ カイリ アロハ”。
Makaniは、風。
ka’iliは、ひったくり、強奪
「愛を奪う風」
こんな意味だと想像しながら聞くとロマンチックがとまりません。