M1> My Foolish heart / マーク・コープランド
2005年にリリースされた、マーク・コープランドのアルバム『Some Love Songs』
美しいアルバムから♪
さて昔はマーク・コーエン(Marc Cohen)と名乗っていて、
しかも実はプロとしてはサックス奏者でのデビューだったというから驚きです。
繊細なピアノの印象が強い彼。
綺麗な流麗な旋律はビル・エヴァンスのような透明感があります。
このアルバムはコープランドのトリオ作品。
コープランドの美意識が薫る作品であることは間違いありません。
綺麗な旋律、ピアノジャズを探している方には大オススメ。
幅広い年齢層もそうですが、ジャズを聴いてみようかな?という何気なく聴けるアルバムかもしれませんね。
ジョニ・ミッチェルにはじまり、エヴァンスおなじみのこの
「MY FOOLISH HEART」で終わるというコントラストをお楽しみください。
MARC COPELAND(p),DREW GRESS(b),JOCHEN RUCKERT(ds)
GRESSのベースに透明感のコープランドのピアノが乗り構成されていきます。
トリオなのにこの広がり、あぁ気持ち良いわ~♪
何度でも聞きたくなるわ~♪
M2> ニュー・オピヒ・モエモエ / レオナード・クワン
ホノルル市から『“リヴィング・トレジャー(生きた宝物)”』
として認定されたハワイを代表するスラック・キー・ギタリスト、「レオナード・クワン」のアルバム。
2004年にリリースされています。「ハワイアン・スラック・キー・ギター・マスターズ・シリーズ10 ケアラズ・メレ~ハワイ、甘き香りのギター~」から。
レオナード・クワンと言えば、まずこの曲です。
1958年に「オピヒ・モエモエ」の原曲を書いたのはこの方。
ちなみにこの「オピヒ・モエモエ」とは“眠れるカサ貝”の意だそうです。
レオナード・クワン(1931~2000)は、今は亡きスラック・キー・ギターの偉人。
ハワイ音楽の歴史上最も影響力のある奏者として、多くの人からリスペクトを受けています。1994年にはホノルル市から正式に「リヴィング・ トレジャー(生きた宝物)」に
認定。
まさにハワイを代表するギタリスト。
クワンは亡くなるまで、60年以上に渡りギターを弾いて来たそうです。
正直日本ではそこまで知名度はないのですが、
その実力と影響力はやはり小さいことの繰り返しだったみたい。
10歳の頃から始めたギターやウクレレ・・・。
しっかりと結果にしてきた実力と努力に刺激をもらいますよね♪