Hi!心呼吸 8月31日(水)

M1>  RIVER IS MY LIFE /  canna (カンナ)

 

canna(カンナ)は、谷中たかしさんと、周水さんのユニット。

2003年以降は活動を休止していましたが、2011年に活動を再開♪

優しくも独特の世界を作り上げるcannaサウンド。

 

そんな彼らの2000年にリリースされたアルバム「無人島」

ゴスペルで鍛えた谷中さんのボーカルと、

生粋のメロディ・メイカー周水さんが作り出すメロディ。

その音楽性はオリジナリティへと成長を遂げていました。

デビュー盤がこの「無人島」

 

デビューシングルの「紙ひこうき」はどこか懐かしくて新しい世界を演出。

この「RIVER IS MY LIFE」は洋楽のような質感に、ホッとできる包容力。

川の流れのように自然に身を委ねる。

自然にリラックスできるように心も体も整えてくれるようです。

今日は一人で踏ん張っている「川」島くんにも期待しつつ、心と体を整えてきます。

 

もしも無人島に・・・持って行きたい1枚として作られた1枚はあなたにも届きますか?

今だからこそ聞いていて納得できる作品。

少しは心呼吸ができましたか?

 

M2>  Every breath you take(見つめていたい)  /   THE POLICE

 

はいご存知ポリスです。

代表するアルバム1983年「synchronicity」(シンクロニシティー)

ポリスにとっては最後のアルバムになります。

 

誰もが認める名盤ですね。

1983年の全米No.1ヒット曲といえばこの曲!

そう「川島大輔」が生まれたこの年のNo.1はポリスだったんですね。

 

ちなみにこのアルバムに収められている曲のほとんどが、スティングによって提供されています。

今聞いても斬新です。そしてゾクゾクさせてくれるドラム。

「ハイハッティスト」の異名を持つPoliceのドラマー「スチュワート・コープランド」のドライブ感・・・感動します。

 

もう33年も前のアルバム。

それにしてもオシャレなアルバムです。

ジャケットデザインも斬新ですが、このアルバムを部屋に飾っている先輩がいたことを思い出しました。

 

どうぞ川島君のワイグルも最後まで「見つめていてください。」

Hi!心呼吸 8月30日(火)

M1> Is There Something(イズ・ゼア・サムシング) /  クリストファー・クロス

 

1951年5月3日 生まれの『クリストファー・クロス』♪

5月3日が誕生日といえば『横塚 沙弥加』ちゃん。

サヤちゃんとの誕生日つながりで。

ちなみにクリストファー・クロスは現在65歳。

 

そんな彼の1998年のアルバム『Walking in Avalon』から。

 

爽やかで、親しみやすく、心地よい。

風のようなクリストファー・クロスの音楽は普遍的。

しかし、ただの心地よい音楽だけではありません。

 

深みも重厚感も感じるのは、彼の人間観が垣間見れるような・・・。

このアルバムもそんな彼の優しさと温かさが随所に感じられるものとなっている。

穏やかな時間が流れるような彼のメロディ。

その中でもメロディラインの優れた曲が目立つアルバム中盤からがススメ。

 

少しの間、サヤちゃんの緊張が和らげられれば良いんですけどw

サヤちゃんにも知ってもらいたい1曲でした♪

 

 

M2> しゃれた沈黙(LEAVE YOU 2005 TOMMY MIX) /  トミー・スナイダー

 

「ゴダイゴ」のドラマー『トミー・スナイダー』

1980年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム『ゼア・カムズ・ア・タイム』から。

 

このアルバムの参加ミュージシャンの豪華さ!

渡辺香津美、大村憲司、岡沢章・・・というメンバーをいち早く起用して作り上げた作品です。後にそれぞれのご活躍はご存知の通り。

そんな先見の目をもった日本を代表するAOR作品が生まれたわけです。

 

さらにボーナス・トラックとして、大野雄二さんが作曲し、トミー氏がヴォーカルを担当した「ルパン三世」「マリン・エクスプレス」の楽曲を収録♪

ルパン三世のファンと言う方もオススメですね。

さてゴダイゴではあまり聞けなかったトミーの歌声を堪能できます。

この甘い歌声と、この美しいメロディは必聴です。

たまに聞きたくなってしまう1曲です。

そういう曲ってあるでしょ?

 

「しゃれた沈黙」・・・スタジオの「トミー」と「サヤカ」の2人。

沈黙も楽しめるような放送を♪

2人の放送気になります。

Hi!心呼吸 8月29日(月)

M1>   煌星 (KIRABOSHI)/  DIMENSION

 

1週間のお休みを頂いている内藤です。

今週はワイグルファミリーが日替わりで番組を届けてくれています。

さてお休み、初日の今日は「アンカンミンカン」のふたりが登場!

2人で盛り上げてくれていることでしょう!

さてそんな2人をイメージしながら選曲したのはこちら!

日本を代表するインストゥルメンタルグループ、DIMENSION。

「DIMENSION」1994年にリリースされた『Second Dimension』から。

増崎孝司(g),小野塚晃(key),勝田一樹(sax)の3人組フュージョン・バンド。

そんな3人の2枚目のアルバムがこちら。

FUNKYでGROOVY♪

アップテンポな曲がメインを飾りますが、こんなメロディアスな曲も華を添える、バランスのとれたアルバムです。

サポートには2009年からレコーディング・ライブともにベーシスト「川崎『哲平』」さんが参加しています。

ん?哲平さん・・・。

 

いずれにせよ日本を代表する増崎さん、小野塚さん、勝田さんのそれぞれのソロ・・・。

個人的にはギターやサックスソロのバッキングで流れる小野塚さんの繊細なピアノはやばい。かっこよすぎます。その中から煌星(きらぼし)でした。

 

M2>   ポエトリー・マン  /    フィービー・スノウ

 

2001年にリリースされているフィービー・スノウのベスト盤

「ベリー・ベスト・フィービー・スノウ」

このベスト盤にももちろん収録されている名曲をどうぞ♪

 

70年代を代表する女性シンガー・ソングライター「フィービー・スノウ」

75年のヒット「ポエトリー・マン」から未発表ライヴ収録ものまで、

収録されているので今まで聞いたことがない方にはオススメ♪

 

黒人とユダヤ人の血を引く女性シンガー・ソングライター。

日本では「キャロル・キング」、「ジョニ・ミッチェル」、「ジャニス・イアン」と比べると知名度が低いイメージですが、聞かないと損!

 

知らないと損!1975年のゴールド・ディスクとなったアルバム「SHELTER」からの1作目がこの『ポエトリー・マン』

木漏れ日の中・・・ホッコリできるでしょ?

歌唱力はもちろん、彼女の愛くるしい雰囲気は誰もを笑顔にする魅力を持つ。

 

それは「アンカンミンカン」の2人にもいえるか?な???

 

沁みる歌声、メロディ、味わって下さい。

 

Hi!心呼吸 8月26日(金)

M1>  スピーク・ロウ  /   フランシス・ウェイン

 

今日誕生日♪

「1924年8月26日」

マサチューセッツ州ボストン生まれのジャズ・ヴォーカリスト♪

「フランシス・ウェイン」

作編曲家で一時代を担った「ニール・ヘフティ」(カウントベイシーの「アトミック ベイシー」の作編曲がこのニール・ヘフティー)の愛妻。

チャーリー・バーネットやウディ・ハーマンの楽団でも歌った「フランシス・ウェイン」の遺作がこの『ウォーム・サウンド』

1957年4月27日 ニューヨーク録音。

 

モダン・ジャズの有名スタンダードを多数カヴァーしています。

なんと言っても、このジャケットのデザインはインパクト大!

ハートのクイーンが憂いを含んだ目でこちらを見ている。

部屋にずっと飾ることはちょっと怖くてできないかも・・・w

 

しかし、この歌声とサウンドは・・・いい。

良き時代のジャズサウンド

レトロのラジオからはこんな曲が流れていたんでしょうねぇ。

とても紳士的、気品のあるこんなヴォーカルものは大事におかけしたい。

美しい時代。憧れます。

 

 

M2>  アイ・ウェイテッド  /  ブルー・マジック

 

フィラデルフィア出身のヴォーカル・グループ『ブルー・マジック』

録音地は西海岸・・・。

サザンコーストの波の音が聞こえてきそうなメロディ。

 

ジャケットにはアフロマンが5人がにこやか。

ブラックスーツに身を包んだ5人が今にも踊りだしそうな雰囲気。

「アース、ウィンド&ファイア」の作品でも知られる「スキップ・スカボロー」をプロデューサーに招いて作られたサウンドは・・・どこかEW&Fの空気を感じる。

 

真夏に聞くと少し涼しくしてくれるアルバムだと思います。

彼らの武器は「コーラスワーク」

鉄壁のコーラス・ワークは耳からクール・ダウンさせてくれます。

 

『メッセージ・フロム・ザ・マジック』(1977年)

 

美しいフィリーソウルを聞きたい方。

この感じのソフトで気持ちいいのがお好きという方には間違いなくオススメ♪

 

アフロマンと夏を楽しみますよ♪

Hi!心呼吸 8月25日(木)

M1>  ブルー・セレナーデ  /   トニー・フラッセラ

 

1955年3月29日、4月1日 ニューヨーク録音。

「トランペットの詩人」

彼の最後の作品。

 

1927.2.4 – 1969.8.14  アメリカのトランペット奏者。

ニュージャージー州オレンジバーク生まれ。

14才まで孤児院で育ち、15才でトランペットを学ぶ。

「レスター・ヤング」や「ジェリー・マリガン」、「スタン・ゲッツ」などと共演して、

そのリリカルで美しい奏法で人気を博した「伝説のトランペッター」の代表作。

 

演奏は西海岸風のアレンジ。

夏場に聴くジャズの音色には、こんな枯れているような音が切なくもあり、味わいがあって好き。

フワッと柔らかいペットの音はケニー・ドーハムのアルバム「静かなケニー」の演奏のような音も大好きなのですが、夏場にはこんな落ち着きを与えてくれる演奏がいい。

 

穏やかに気持ちをフラットにしてくれるトランペットの音。

「こういう音がなんだか好きかも・・・」と共感してくれる方も多いはず。

気だるい夏にはジャズだわ・・・。

リラックス~♪

 

 

M2>  ストロンガー・ラブ  /   ルブラン&カー

 

1977年の作品「ミッドナイト・ライト」名盤です♪

 

AORの曲をどうぞ。

最近はAORをかけていなかった・・・。夏なのにw。

爽やかなハーモニー。哀愁漂うギターのリフ。

洗練されているポップサウンド。

やはりこのシーズンには外せません。

 

洗練されたシティ・ポップとサザン・ロックの融合。

フォー・トップスのヒット曲や、ルーツ・レゲエ・グループ、スリッカーズのオリジナル。

数多くのレゲエ・アーティストがカヴァーしている軽快なナンバーだったり、イーグルスの「デスペラード」だったりとお馴染みの曲をカヴァーしているので聞きやすさバツグン。

 

楽しめるAOR。

爽やかなBGMとしてどんなシーンでも活躍してくれる70年代サウンド。

アメリカの70年代の象徴サウンドとも言えるような作品であると思います。

 

サザン・ロックとAOR。

アメリカ西海岸の風を感じながら♪

Hi!心呼吸 8月24日(水)

M1>  アイ・ダンス・スルー・マイ・ドリームズ /  レスリー・マンドーキ

 

1994年リリースのアルバム『ピープル』からの1曲。

ハンガリー出身のアーティストさん「レスリー・マンドーキ」

これだけ大物アーティストを!このアルバムでここまでまとめるなんて!

どんなアーティストが参加しているのか?

いったいどんな人物なのか?

気にならずにはいられない。

 

正直知らないアーティストでしたが、調べると出るわ出るわ・・・。

参加アーティストだけでもワー!と声が出ます。

Ian Anderson(フルーティスト)Jack Bruce(クリームのベーシスト)

Bobby Kimball(TOTOのボーカリスト)Michael Brecker(ブレッカー・ブラザーズの弟)Bill Evans(サックス奏者)Anthony Jackson(6弦ベースの名人)Victor Bailey(ウェざーリポートのベーシスト)・・・なんだこのメンツ!

信じられないメンバーを束ねています。

 

タダモノではない。

マンドーキ!

なんとこの方!

「ジンギスカン」のメンバーだった!

ジン・ジン・ジンギスカン♪

 

 

M2> It’s So Hard to Say Goodbye to Yesterday /   Jason Mraz

 

元々は1975年の「G.Cキャメロン」が歌い、1991年には「ボーイズⅡメン」がカバーした名曲としても有名。

この曲を丁寧にカバーをしたのはサンディエゴが生んだ天才シンガー・ソングライター

『ジェイソン・ムラーズ』

2014年にリリースされている『Yes! 』に収録されています。

 

女性コーラスとのコントラストや、ハートウォーミングな感覚を大切に作られた1枚は大好きなアルバムになりました。

今まで以上にナチュラルでオーガニックなフォーク。

アコースティック色が濃くなって、ベタつかない清らかな音の並びには森林浴のような清々しさがあります。

もう少しアッパーな曲が好きな人には物足りないかもしれませんが、この落ち着いた仕上がりは完璧としかいえない。

美しいメロディに、優しいヴォーカル、そして肩肘張らないひとつひとつの詩。

 

「この曲がムラーズは好きだったんだろうなぁ・・・。」

としみじみ感じながら。

ジックリと丁寧に歌う様は、季節の変わり目にはピッタリ。

秋の風を少しずつ感じるときには、彼の声がよく似合う。

あぁ・・・しみじみ。

Hi!心呼吸 8月23日(火)

M1>   Ka Re Shi   /   村田千紘(むらた・ちひろ)

 

ジャズ、フュージョン界屈指の美形トランペット奏者、村田千紘さん。

2015年12月にリリースされた1stアルバム「passion」

 

1986年東京生まれ。幼少よりピアノを習うが小学5年生の頃にはやめる。

そのころブラスバンドでフレンチホルンを担当、中学の吹奏楽部でトランペットと出逢い、コンテストで全国大会に出場し優秀賞を受賞する。

高校への進学とともにさらに音楽への興味を広げ、マイルスデイヴィスに傾倒する。

早稲田大学に入学すると同大学の音楽サークルでジャズ、ラテン、吹奏楽やポップスまで幅広いジャンルで活動。タモリ氏の主催するヨットレース「タモリカップ」で結成した「マリンセーラーズ」のリーダーをつとめ、ピアニストの田中菜緒子とのジャズユニット「村田中」、早大OBビックバンド「シャイニーストッキングス」などに参加しており、多様なジャンルにて音楽活動中。

 

先日イベントでご一緒した若手女性トランペッター「村田千紘」さん。

彼女のナチュラルな性格とは裏腹にアーバンで粋な演奏は惹きつけられます。

大人の女性と女の子が入り混じるように、ポップとジャジーを行ったりきたり。

タイトな演奏は心地いいです。これから注目のアーティスト。

色んな活動をしている彼女の今後の演奏を聞くことが楽しみでなりません。

“ナチュラル”ぶりをぜひインタビューしたいです。

彼女自身「お話苦手なので・・・」とおっしゃっていましたが

 

 

M2> Sexy Eyes(セクシー・アイズ)/ Dr. Hook (ドクター・フック)

 

1980.5.24最高位5位をマークしたヒットソング。

ドクターフックの「セクシー・アイズ」です。

 

この曲は初登場は下位のほうだったらしいのですが、徐々に人気を獲得して最終的な売り上げはミリオン(百万枚)を超えていたという彼ら。

もともと変なバンドのようだ。

 

ローリング・ストーンズ誌の表紙を飾りたい、表紙に写っている俺の笑い顔を見たい、俺たちの母親のために5部買って配りたい、などと歌って、しかもそれがヒットしたのだから、何がそんなにうけたのか???

また歌い方も普通ではなくて、セリフを話すような歌い方。

しかしセールスをしっかり伸ばしていることは、それにはちゃんとした理由があったのだ。

 

曲は第一感聴きやすく丁寧に創られている。

キャッチーなメロディで耳に残りやすい。

 

「彼女に会うために街にでる。名前も、顔も、住んでる所もわからない彼女に逢うためにね・・・。雑踏の中僕の前を行く女性、前から近付いてくる女性、前を横切る女性、遠くの女性、、、彼女のイメージが徐々に構築されていく・・・逢えたね、、、そして問い掛けた 、 僕の心の視線はセクシーだったかい、、、。」

やばいでしょ?

今だったら完全に・・・。

 

 

 

Hi!心呼吸 8月22日(月)

M1>   ダンデライオン  /   寺地美穂 (てらちみほ)

 

北海道出身のサックス・プレイヤー寺地美穂。

2016年7月20日にリリースされたメジャーデビュー・フルアルバム

『ビューティフル・マジック』から。

 

6歳からクラシックピアノをはじめ、高校の吹奏楽部でアルト・サックスを始めたと言う彼女。高校卒業後、ニューヨーク州立大学で音楽療法を学びながらワークショップ等でサックスを演奏。本格的にサックスを学ぶためにジャズ学科へと転科。

2007年日本でプロとして活動するために帰国。

出身地の札幌でバンドを組み、Sapporo City Jazzコンテストで2年連続ファイナリストに!

そして今回メジャーデビューアルバムをリリースすることに。

米米CLUBのフラッシュ金子氏がプロデュースを担当。

脇を固める豪華なミュージシャンがまた凄い!

ディメンションのギタリスト、増崎孝司さん、佐橋佳幸さん、 田中義人さん。

クリヤ・マコト (p) 金子隆博 (kbds, prog)Hiro Iida (prog) 種子田健 (el-b) 納 浩一 (ac-b)屋敷豪太 (ds) 山木秀夫 (ds) 大儀見元 (per)・・・となんてことだ!

 

若きサックスが教えてくれた新しい「スムース・ジャズ」

コレからが楽しみでならないアルバム。聴き応えもたっぷりです。

その中からラストにクレジットされている「ダンデライオン」をどうぞ♪

この綺麗で流麗なサックスの音色は小気味よく耳に吸い込めれます。

夏のドライブにも持ってこい。持ってこう!このアルバム。

 

M2>  ONE NOTE SAMBA   /  ハービー・マン&ジョアン・ジルベルト・ウィズ・アントニオ・カルロ

 

「ハービー・マンとジョアン・ジルベルトの夢の共演!」

このアルバムの帯にはこんな文言が踊ります♪

 

ジャズ・フルート界の魔術師「ハービー・マン」がブラジルに赴き、

「アントニオ・カルロス・ジョビン」らと録音したアルバム『ドゥ・ザ・ボサノヴァ』

の収録曲と、「ジョアン・ジルベルト」が1959年~1961年に録音した曲をカップリング。

1965年の作品『ハービー・マン&ジョアン・ジルベルト』から。

 

ボサノヴァのお好きな方ならご存知の方も多い名曲。

アルバム10曲目「ワン・ノート・サンバ」

ここでの演奏は、とてもジャジーな雰囲気。

この2人の演奏、リズム・セクションの演奏もジャジーに聞こえてきます。

 

スタンダードのボサノヴァの優しいメロディと、夏の午後のようなマッタリとする

ジョアンの歌声はレトロな風景をイメージさせてくれます。

やっぱりオシャレな曲です。

夏風の中、少し薄暗いカフェでゆったりとお茶でも・・・。

あぁ、そんな時間を持つ必要があると確信中・・・。

Hi!心呼吸 8月19日(金)

M1>  ア・フレンド・イズ・ア・フレンド /  ピート・タウンゼント

 

「ピート・タウンゼント」は、1945年5月19日、英国ロンドン生まれイギリスのミュージシャン、小説家。

ザ・フーのギタリスト、ソングライターとして最も有名。

右腕を回しながらギターをかき鳴らしたり、ギターや機材をステージ上で破壊する・・・。

伝説のギタリスト。

2011年、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」10位。

そんな彼の1996年リリースされた「ベスト・オブ・ピート・タウンゼント」から。

 

まさに彼の集大成的なベストです。

正直僕は「ザ・フー」をあまり聴いてこなかった。

ちゃんと聴いてきたら良かった・・・と最近後悔している。

彼の才能が「ザ・フー」の頭脳だったと再認識したから。

 

「ザ・フー」とは一味違う、知的でウィットに富んだソングライターぶりにあらためて偉大な才能の閃きを感じる。

イギリスロック・ファンに聴いてほしい作品であることは間違いない。

 

1989年のスタジオ・アルバム「The Iron Man」

に収録されたこの曲「ア・フレンド・イズ・ア・フレンド」はミュージカル風にアレンジされています。このアレンジって天才でしょ!

後悔・・・今から「ザ・フー」聞きます

 

M2>  THE SUN AND THE MOON  / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

 

今日のゲストはOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDの「TOSHI-LOW」さん!今日はOAUの曲をお送りします。

 

選ばせてもらったのは2007年にリリースされた「HUSKING BEE」のトリビュート・アルバム。1995年~2005年。10年に渡りHi-STANDARD等のバンドと共に、インディペントな大きなムーブメント、まさに一つの時代を作り上げてきたバンド 『HUSKING BEE』

この作品に参加したアーティストの中には「ASIAN KUNG-FU GENERATION」、「ASPARAGUS」、「BACK DROP BOMB」、「BEAT CRUSADERS」、「Ken Yokoyama」などの豪華なアーティストの中に

「BRAHMAN」「OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND」!

 

この名曲「THE SUN AND THE MOON」をOAUが歌う。

今考えればすんなりと意味がわかる気がします。

この世界観はそう簡単に真似できるものではない。

壮大であり繊細。

ストリングスを大幅に使う。それが自然でもともとそういう曲であったかのよう。

この曲は、まさにあの部分であのようにアレンジされなければならなかったのであろう。

 

こんなにシックリと感動するカバーは無いんじゃない?

TOSHI-LOWさんに感謝です。

 

 

Hi!心呼吸 8月18日(木)

M1> ホワール・キープス・ターニング  /   ジェリーサ・アンダーソン

 

1994年にリリースされたアルバム『ギャラクティカ・ラッシュ』

素晴らしい音楽環境のもと成長してきた「JHELISA」(ジェリーサ・アンダーソン)

 

一番有名なところで、「カーリーン・アンダーソン」は従姉。

そして、叔父にあたるカーリーンの父君は、ジェームス・ブラウンとの活動で知らせるボビー・バード、叔母にあたる母君はこれまた同じバンドのヴィッキー・アンダーソン。

そして実姉は、スーパー・モデルと同姓同名のパメラ・アンダーソン。

あのインコグニートのヴォーカリストだ。

まさにソウルの才女のソロデビュー作品がこの「ギャラクティカ・ラッシュ」

 

彼女の歌声には不思議なことにスケールの大きい空をイメージする。

もっと言えば宇宙を感じさせるような雰囲気がある。

90年代のアシッド・ジャズ・ファンク。

スタンダードなアシッド・ジャズの流れに乗り、世に放たれたメロディはセンセーショナルな輝きを放っていました♪

 

この曲の入り方なんて美しいし、印象強すぎる。

リズムが増していく中、彼女の泳ぐような歌声は自由でいて整っている。

今のこのタイミングでもカッコいいって・・・。

やはり彼女の声に魅了されちゃうのね♪

 

M2>  Don’t You Worry ‘Bout A Thing  /

Cal Tjader and Carmen McRae (カーメン・マクレエ  カル・ジェイダー)

Heat Wave

 

ラテン・ジャズ・メイカーCal Tjader(カル・ジェイダー)と、アメリカのジャズシンガーCarmen McRae(カーメン・マクレエ)の競演盤。

82年リリース作品がリリースされています。

 

さて「カーメン・マクレエ」は20世紀において影響力の大きかったジャズヴォーカリストの1人。そんな彼女とラテン・ジャズの第一人者「カル・ジェイダー」と組んだコンコード第2弾。

ラテン独特のサウダージとエモーショナルなヴォーカル。

この融合が異色の傑作アルバム。

このアルバムはぜひとも近くにおいて置きたい1枚。

 

アルバムのラストに収録されているのがスティーヴィー・ワンダーのお馴染みのカバー「Don’t You Worry’bout A Thing」

ラテンのリズムにアレンジされた名曲。このアレンジがオシャレすぎやしませんか?

その他にも

サウダージ(郷愁)溢れまくっているDJAVAN「Flor De Lis」の両カヴァーが素晴らしい。

まったり心地よく流れるラテンヴァイブとハスキーヴォイスは相性抜群。

ご馳走様でした。