Hi!心呼吸 8月3日(水)

M1>   Photograph  /  ダイアン・バーチ

 

ロサンゼルスのホテルのレストランで演奏している「ダイアン」を見て、自宅に招待しセッションをしたというプリンス。

なんと言うミラクルなのか・・・。

 

プリンスはその前にも自身のバースデー・パーティーにブレイク前の「アリシア・キーズ」や「ノラ・ジョーンズ」を招待していたそうだ。

プリンスに認められたその歌声は日本でもブレイクにつながりましたね。

 

このアルバム2009年にリリースされた「Bible Belt」(バイブル・ベルト)は

FM GUNMAのパワープレイになっていましたね。

洗練され、安定された曲の美しさは安心して幸せになれる。

聴いていると、ジョニ・ミッチェルのような70年代フォークロックを連想してしまうときがあります。

 

同じようなソウルを持ち合わせながら、一気に聞き入ってしまう魅力。

瞬間的に聞き耳を立てる衝動に駆られるわけです。

 

お気に入りのアルバムです。

囁くように歌い上げるこの「Photograph」はアルバムの中でも別の空気を放っていて好き。

彼女のソフトな部分が前面に出ているようでチュキです。

 

 

M2>  ワイルド・サイド・オブ・ライフ  /   ハンク・トンプソン

 

なぜだろう・・・この曲に惹かれて・・・。

「ハンク・トンプソン」

1925年生まれ。1950年代から1960年代にかけてカントリー音楽界で活躍したという米カントリー歌手。

カントリー音楽は夏にもよく合いますよね?

キャンプにもカントリーを持ち込んで聞きながら焚き火して、お肉焼いて、お酒飲んで・・・。

ね?合うでしょ?

 

正直、僕はこの人を詳しくは知りません。

しかし名前と数曲は知っていました。1枚のアルバムを聞き込んだことはありません。

オムニバスのアルバムには入っていたり・・・

ちなみにこの「The Wild Side Of Life」は、女性歌手、「キティ・ウェルズ」へのアンサー・ソングらしい。

 

もちろんリアル・タイムでは聞いたことがありませんが何でしょ。

この真っ直ぐでキチンとしている感じ。

ヴァイオリンの音色と彼の爽やかな歌声はどこかに出かけたく衝動に駆られます。

 

陽気な雰囲気で今日は海ではなく、山間のキャンプ場に気持ちはトリップしています。

キャンプ行こう!肉!しいたけ焼こう!

Hi!心呼吸 8月2日(火)

M1> Universal Prisoner (Remastered Version) /  エディ・ハリス,レス・マッキャン

 

何度聴いても気持ち良い。名曲であると思う。

1969年のモントルー・ジャズ祭を収録した人気盤『スイス・ムーヴメント』

このアルバムで大成功を収めた『ハリス&マッキャン』の名コンビ。

 

この二人が再びスタジオで顔を合わせたソウルフルなジャズ・ファンクの大傑作がこのアルバム『セカンド・ムーヴメント』

 

当時は酷評も大きかったそうですが、それはやっかみに違いない。

なぜならばこのダンサブルな空気に包まれたアルバムは、どこよりも早くて斬新でいて華やかな世界。ここに近づこうとしてできない歯痒さを回りは持っていたんじゃないか?

と勝手に考える。

1971年に録音されたこのアルバム。

今聞いてもこのソウルフルな世界は輝いています。

間違えそうになりますが、JAZZであります。

しかし、ジャズというより1970年代初頭のニューソウル。

またはスムース・ジャズに分類されそうですが。

70年代のモータウン・ミュージックがお好きな方や、ソウルがお好きな方はこのジャケットからも良い雰囲気を感じますよね?

はい。

正解です!このアルバムは♪

 

 

 

M2>  想いあふれて ( Chega de Saudade)  /   イリアーヌ

 

2008年の夏にリリースされた「イリアーヌ」のアルバムは『私のボサ・ノヴァ』

ズバリ!ボサ・ノヴァ!

 

何でもこの年2008年を覚えているでしょうか?

[1958年にジョアン・ジルベルトの「想いあふれて(シェガ・ジ・サウダージ)」と「デサフィナード」が録音されそのまま大ヒット、「デサフィナード」では“ボサ・ノヴァ”という言葉が最初に歌詞で登場したことから、ボサ・ノヴァという文字通り“新しい傾向”はこの年から始まったとされている。]

そうなんです。1958年からちょうど50年。

ボサ・ノヴァが誕生してから50年のメモリアルな年でした。

 

そこでブラジルはサンパウロ生まれのジャズ・アーティスト「イリアーヌ」

がリリースされたこのアルバムはスタンダードを丁寧に、鮮やかに歌い上げた大好きな1枚。

格別な安定感と歌声は別格です。

アルバム収録曲の中にはイギリス「アビー・ロード・スタジオ」で収録されたストリングスも加わり、重厚さも演出しています。

 

ボサ・ノヴァに少しでも興味があったら外すことはないアルバム。

さてボッサの似合う季節が本格的にやってきましたのーーーーーー♪

Hi!心呼吸 8月1日(月)

M1>  ハウ・ドゥ・アイ・ゲット・トゥ・ヘヴン  /   デイヴ・メイスン

 

1960年代後半から1970年代前半のブリティッシュ・ロック・シーンにおいて、

様々なジャンルの音楽とロックとの融合を試みる実験的な試みに溢れたバンド『トラフィック(Traffic)』

スティーヴ・ウィンウッドが在籍していたことでも知られる伝説のバンド。

メンバーだった「デイヴ・メイスン」

1946年5月10日。今年70歳でいらっしゃいます。

ちなみに80年にリリースされたデイヴ・ソロ名義のシングル“save me”でデュエットをしているのは大成功前のマイケル・ジャクソンです。

 

さて彼の2014年にリリースされた『Future’s Past』に収録されたこの曲を。

「ハウ・ドゥ・アイ・ゲット・トゥ・ヘヴン」

演奏後に拍手が入っているこれはライヴテイク。

こんな広がりのあるライブを聴いていた人がいるなんて♪

羨ましい、生で聞いてみたい。この隠れた名曲は80年代だったなら間違いなくヒットしていたであろうメロディとポップさ。

拍手の中にいたいもんです。

 

当時67歳だった彼のイブシ銀のギターテクニック。歌声はまさに驚異的。

パワフルで艶があって、若々しい♪

この『フューチャーズ・パスト』には、新曲、Traffic、ソロ時代の楽曲をコンパイル。

ぜひとも味わっていただきたい名盤ではないでしょうか!!!!!!!!!

 

 

M2>     オン・マイ・ニーズ  /  ボブ・カーライル

 

1997年にリリースされた『バタフライ・キス』から。

このアルバムでビルボードチャート一位を獲得し、一気にスターダムに。

元々、複数のバンドを経てソロになった彼。

彼の歌う曲でアメリカ中が涙したわけです。

と言うのも彼の代表作はこのアルバムのタイトルトラック。

「バタフライ・キス」

この曲は嫁ぐ娘への愛を歌った名曲。

『風のように年月が過ぎ去り 羽を広げて飛んでゆくように…

今日で娘は名前が変わるんだ、 娘は誓いをかわし、そして私はそんな娘を送り出すのさ・・・」

国は違えど、父の心はどこも同じなんですね。

 

んでもって、今回はこの名曲を収録したアルバムから「オン・マイ・ニーズ 」

ピアノのゆっくりとしたイントロからジックリと聞かせてくれる美しい曲。

僕はこのアルバムを聞いているとこの曲でリピートしてしまいます。

優しさに満ち溢れたスケールの大きな歌。

カーライルの歌唱力にも圧倒される1曲。コーラスとのハーモニー、その迫力は折り紙つき。

彼は主にクリスチャン・ミュージックを歌うアーティスト。

愛に満ちた曲たちは勝手にこちらにも愛を与えてくれているようです。

感動するわ~、汗じゃなく涙を流しましょう♪