M1> ホワール・キープス・ターニング / ジェリーサ・アンダーソン
1994年にリリースされたアルバム『ギャラクティカ・ラッシュ』
素晴らしい音楽環境のもと成長してきた「JHELISA」(ジェリーサ・アンダーソン)
一番有名なところで、「カーリーン・アンダーソン」は従姉。
そして、叔父にあたるカーリーンの父君は、ジェームス・ブラウンとの活動で知らせるボビー・バード、叔母にあたる母君はこれまた同じバンドのヴィッキー・アンダーソン。
そして実姉は、スーパー・モデルと同姓同名のパメラ・アンダーソン。
あのインコグニートのヴォーカリストだ。
まさにソウルの才女のソロデビュー作品がこの「ギャラクティカ・ラッシュ」
彼女の歌声には不思議なことにスケールの大きい空をイメージする。
もっと言えば宇宙を感じさせるような雰囲気がある。
90年代のアシッド・ジャズ・ファンク。
スタンダードなアシッド・ジャズの流れに乗り、世に放たれたメロディはセンセーショナルな輝きを放っていました♪
この曲の入り方なんて美しいし、印象強すぎる。
リズムが増していく中、彼女の泳ぐような歌声は自由でいて整っている。
今のこのタイミングでもカッコいいって・・・。
やはり彼女の声に魅了されちゃうのね♪
M2> Don’t You Worry ‘Bout A Thing /
Cal Tjader and Carmen McRae (カーメン・マクレエ カル・ジェイダー)
Heat Wave
ラテン・ジャズ・メイカーCal Tjader(カル・ジェイダー)と、アメリカのジャズシンガーCarmen McRae(カーメン・マクレエ)の競演盤。
82年リリース作品がリリースされています。
さて「カーメン・マクレエ」は20世紀において影響力の大きかったジャズヴォーカリストの1人。そんな彼女とラテン・ジャズの第一人者「カル・ジェイダー」と組んだコンコード第2弾。
ラテン独特のサウダージとエモーショナルなヴォーカル。
この融合が異色の傑作アルバム。
このアルバムはぜひとも近くにおいて置きたい1枚。
アルバムのラストに収録されているのがスティーヴィー・ワンダーのお馴染みのカバー「Don’t You Worry’bout A Thing」
ラテンのリズムにアレンジされた名曲。このアレンジがオシャレすぎやしませんか?
その他にも
サウダージ(郷愁)溢れまくっているDJAVAN「Flor De Lis」の両カヴァーが素晴らしい。
まったり心地よく流れるラテンヴァイブとハスキーヴォイスは相性抜群。
ご馳走様でした。