M1> おもいでの夏 / パトリシア・カース
フランス出身女性シンガー『パトリシア・カース』
2002年のアルバム「ピアノ・バー」から。
さてこの作品はミッシェル・ルグランやシャルル・アズナブールといった、
フランスのソングライターのスタンダード作品をカヴァーしたアルバム。
映画『男と女』の主題歌や、本人が出演した映画「And Now…Ladies & Gentlemen」の主題歌として使用されたジャジーな「アンド・ナウ・レディース・アンド・ジェントルメン」
なども収録されたお得な1枚。
ちなみにこの映画では「ピアノ・バー」のシンガー役として出演しています。
この映画の中の彼女の歌声も素晴らしい♪
プロデューサーには「エヴリシング・バット・ザ・ガール」や「シャーデー」の作品で知られる『ロビン・ミラー』、
古き良きピアノ・バーの「ムード」を見事に演出されています。
そんな作品の中でもピアノ・バーのシンガーになりきって,
シャンソンの名曲やジャズのスタンダード・ナンバーを見事に軽快に気だるく、ムーディーに聞かせてくれます。
秋口にはまだ早いけど、そろそろ耳を変えて行きましょう。
思いでできた?今年の夏は。
M2> 想い出のかけら / リック・ローズ
アメリカのドラマなどの音楽監督として活躍し「エミー賞」(テレビ界のアカデミー賞)に9回ノミネートされたという「リック・ローズ」
そんな彼の1994年にリリースされたデビューアルバムが「イリュージョン~愛はまぼろし」
このアルバムに収録されています。
「想い出のかけら」♪
ルー・パディーニやバーナード・オーツ、ドン・シコーニらとともに、90年代を代表するAORアルバムです。
このツボを抑えた日本人好みのメロディライン。
今聞いてもこのイントロを聴いただけで・・・なんだかウルウル・・・。
美しい曲です。
なんとなくどこかで聞いたことがあるような、ないような・・・。
少しボビー・コールドウェルに通じるような。
お好きな方には間違いなく耳障りがいいアルバム。
彼の2枚目のアルバム「インディアン・サマー」もオススメです♪
「哀愁」さが似合う季節に・・・さてこんな曲で秋をイメージするなんていかがですか?
アルバムのジャケットも「秋」を感じてしまうのは僕だけですか????
『おもいで』つながりでした。