M1> アリヴェデルチ / エミ・マイヤー
日米を拠点に活動するシンガー・ソングライター「エミ・マイヤー」
日本人の母親とアメリカ人の父親の間に京都で生まれ、1才になる前にアメリカのシアトルに移住した彼女。
先日開催されたNAC(New Acoustic Camp)のステージでも爽やかで天真爛漫なライブを披露してくれた姿は印象的です。
今日は彼女が2009年にリリースさしたデビュー盤「キュリアス・クリーチャー」から。
1強目の「ルーム・ブルー」は各方面から支持を得た1曲。
いきなり耳を奪われ、聞き入ってします。
少しだけハスキーな声が、キュートなイメージも持たしてくれましたが、音と音の間の空間をサラリと埋める彼女の歌唱力は天性のもの。
フワッとした軽いテンポに彼女の天性の才能が開花します。
日本語で歌われる「君に伝えたい」は彼女の別の表情を見せてくれる新鮮さがあります。
日本の70年代の歌謡曲にしっかりとしたオマージュが込められています。
彼女の本来の歌声。人を癒す声。
Norah Jonesの雰囲気を愛する人にはハマルでしょうね♪
何度も聞いていられるそんな曲。
秋口には彼女の声で過ごしてみてはいかがでしょうか?
M2> リリー / ダリル・ホール&ジョン・オーツ
フィラデルフィア出身のブルー・アイド・ソウル・デュオ
『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』の1972年発表のデビュー・アルバムです。
「WHOLE OATS」
ダリル・ホール&ジョン・オーツのデビュー・アルバムは、Arif Mardin のプロデュース。
ダリル・ホールはヴォーカルの他にキーボードとマンドリン、ジョン・オーツはヴォーカルとギターを担当。
バックバンドはベースと、ドラムス、パーカッションというシンプルな編成でした。
ここに曲によってはストリングスやホーンなどが入ってくる・・・。
このスタイルが彼らの音楽の基本になっていくんですが、あくまでもこのアルバムがスタート。
デビュー・アルバムでこのメロディです。
この 「リリー」 はイントロのピアノで心を鷲づかみにされてしまいます。
まさに名曲。キラキラしています。
切なくなる甘酸っぱくなるメロディ。
ストリングスのアレンジで美しさはグッと増し、これぞホール&オーツ。
真骨頂のメロディと確信します。
何度聴いてもイントロでキュンキュンとしてしまいます。
さてこの曲と一緒に秋に飛び出しましょう♪