M1> 暖かな愛に酔って / アンソニー・ロン
香港の作曲家・プロデューサー・アーティストとして活動する「アンソニー・ロン」
(倫永亮 ANTHONY LUN )
1994年にリリースされた彼のベストアルバム
「看透 ルッキング・グラス THE LOOKING GLASS BEST SELECTIONS OF ANTHONY LUN 」
その当時、香港に旅に出かけ気になって現地で購入したアルバム。
日本のことも大好きな彼は当時日本での活動も積極的に。
日本でのコンサートなども行なっていた記憶がある。
彼の優しく思いを乗せて歌う広東語は、不思議と耳に優しく届いたものだ。
このアルバムには日本語で歌われた曲もありますが、中国語(広東語)で歌われる曲のほうが断然良い。
意味は理解できませんが、そのメロディと歌声には日本人に通じるものを持ち合わせる。
バリバリ仕事をし過ぎて体調を崩していたらしい彼。
最近の彼の情報はなかなか知る由もないが、このアルバムの彼の歌声には毎回聞くたびに癒される。
この温もりの声は寒くなったこの季節を温めてくれる力がある。
暖かな愛に酔ってくださいませ。
M2> Polka dots and moonbeams / コシミハル
2013年にリリースされたコシミハルの
アルバム「Madame Crooner」(マダム・クルーナー)
1978年に越美晴(こしみはる)名義でデビュー。
ピアノを弾きながらシティポップス系の楽曲を歌う姿は、当時人気だった原田真二の女性版とも例えられた。
そんな彼女は今年2016年4月にはベルリンのフェスティバルPop16に招待され好評を博しています。
そんなコシミハルの「マダム・クルーナー」
このアルバムは彼女の魅力満載。ホッとできる穏やかでおしゃれで一体どの時代の音楽なのだろうと錯覚してしまう有意義な時間が流れます。
この雰囲気を出せるのは、今はこの方しかいない気がします。
パリの景色が浮き上がるような素敵な選曲が並びます。(パリに行ったことはありませんが・・・)
デビュー当時はポップス、テクノと色んなジャンルを歌ってきたコシさん。
このアルバムは素敵なセンスで聞かせてくれます。
華麗でスイートな世界♪
美しいメロディとロマンティックな香りに彩られた時間を、ハイどうぞ♪