Hi!心呼吸 11月2日(水)

M1>   always.  /    espiritu(エスピリトゥ)

 

シャーデーなどのジャケットを手掛けたことで有名なロンドン在住フォトグラファーの「トシ矢嶋」氏。

彼は当時のアシッドジャズ・ブームの流れに乗り、日本のレーベルと組んだプロデュース業も行っていたんでっすよね。

そのトシ矢嶋氏の紹介によるのが、このエスピリトゥ(Espiritu)の日本デビュー作「オールウェイズ/Always…」。

 

季節的には夏をイメージもできますが、飽きの行楽シーズンのドライブなどで活躍してくれます。

窓を開けて少し冷たい風に吹かれながら・・・。

寛ぐBGMにいかがでしょう。

久しぶりに聞きたくなっちゃいました。

1995年にリリースされた「always…」

今からもう20年も前の曲なのに聞きたくなるなんて・・・。

この秋に懐かしい曲をBGMに出掛けなさいというお告げ?

 

ボーカルヴァネッサのボサノヴァ風の心地よい声に、ピアノ・クラブ系の打ち込みドラムが絡むと一気にトリップできるような・・・さて紅葉も今がピーク!山でも海でも秋の行楽にどうぞ♪

 

M2>   僕と君の場所  /  テクラ

 

テクラのアルバム「One Small Sweden Town」から。

 

1994年にリリースされている「ワン・スモール・スウェディッシュ・タウン」

日本デビュー・アルバム。

伸びやかな歌声が印象的ですが、ほとんど当時日本ではセールスが伸びなかった作品。

その94年当時といえば、日本で吹き荒れたスウェードン・ブーム。

スウェディッシュ・ポップサウンドが大流行しましたが、そのタイミングでリリースされた意欲作でした。

画像を探しましたが・・・なかなか見つからず。

もちろん現在は廃盤になっております。

本国スウェーデンでは2作目。

アルバム全体にロック色が強く、多くの曲はアコースティックで翳りを感じさせるもの。

その雰囲気は日本の秋とオーバーラップします。

ちょうどリリースも9月後半だったはず。

秋に似合う音には間違いなさそう。

 

歌詞も少し寂しげなものモノが多いのは郷愁を感じる日本の文化にも通じます。

北欧では珍しい詞的なアーティストさんです。

テクラ・・・このCD見つけたらほしいなぁ。

Hi!心呼吸 11月01日(火)

M1>  ヘヴン・マスト・ビー・ライク・ディス /  ポール・ジャクソン・Jr  (グレン・ジョーンズ)

11月に突入です!

1993年にリリースされた「リヴァー・イン・デザート」

この80年代ブラコン時代の売れっ子ギタリスト、

または、世界最高のリズム・ギタリスト『ポール・ジャクソンJr.』のサード・アルバム。

 

ボーイズ・II・メンの「エンド・オブ・ザ・ロード」のカヴァーも話題になりました。

 

歌ものとインストのバランスがよく配されていて飽きの来ないアルバム。

そして、なんと言っても彼の絶妙のギター・ワークがタップリと聴けると言う1枚です。

インストの曲もかなり「グルービン」なスムースジャズを聞かせてくれます。

ですが、やはりこのアルバムの肝になるのはボーカル曲です。

 

その「ボーカリスト」は「グレン・ジョーンズ」が歌い上げます。

ゴスペル出身のグレンは、ソウルフルで伸びやかな歌声を披露してくれます。

だいぶリラックスして歌う歌声は力強くて説得力に満ちてます。

彼の歌に耳が持っていかれますが、しっかりとR&Bフィーリングたっぷりのギター・ソロが所々に存在感を。

このギターの音色に気持ちよさを感じない人はいないのでは?

秋色のジャケットも良い感じでしょ。

紅葉に向かうドライブソングをイメージしました。

 

M2>  書き残したい僕の恋  /  小林 桂

 

11月の最初は「桂」さんの声を聞きたくなりました。

「小林桂」さんのアルバム『ジャスト・ユー』

 

99年暮れに発表したメジャー・デビュー作『ソー・ナイス』

いきなり注目のアーティストになった『小林桂』

桂さんの「お父さまはジャズ・ピアニスト&アレンジャーの小林洋氏、

お母さまはコーラス・グループ「シャイニー・ストッキングス」ので村上京子さん。

幼い頃から回りには高度な音楽が流れていたのが想像できるけど、実は両親からはほとんどなにも教わっていないらしい・・・。

 

さてこのアルバムは2ndアルバム「ジャスト・ユー」

デビューアルバムでも衝撃を受けたスタイリッシュさとスマートな歌声はこのアルバムでさらに落ち着きを備えた。

バラエティに富んだ歌声を披露してくれます。

 

なじみのあるスタンダードを大切にでもチャーミングに歌う様は当時、音楽と遊んでいるように見えていました。

日本ジャズ界のプリンス。

最近のホームページを拝見すると大人の男度が増していました。

現在37歳。

大人の桂さんに会いたいなぁ・・・。生で聴く機会が欲しいなぁ♪