Hi!心呼吸 12月30日(金)

M1.>  さよならは悲しい言葉  /  グラディス・ナイト&ザ・ピップス

 

今年2016年も大詰め。今年もお世話になりました。

でも「さよなら」は少し寂しいし、悲しくなっちゃうから・・・言わないよ。

という気持ちも込めて今年の締めくくりの1曲目は

『グラディス・ナイト&ザ・ピップス』が1973年に発表した、実質上モータウンでの最後のアルバム。

「さよならは悲しい言葉」を収録した名盤から。

 

グループ史上最高傑作と言われる人気絶頂期の作品としても有名な1枚から。

「グラディス・ナイト」の歌唱力は、当時から群を抜く存在。

モータウンの数多くのビッグ・アーティストををうならせる存在。

まさに人気絶頂期の最高な仕上がりがこの名曲。

 

だって人気・実力No1であった「ザ・テンプテーションズ」にも勝つことが出来ると豪語していたらしい♪

その自信がこの美しいコーラスとメロディにしっかり現れていいます。

「さよなら」は悲しい・・・今年に「ありがとう」♪

 

M2>  サニー・ゴーン  /   ボズ・スキャッグス

 

2013年にリリースされた「ボズ・スキャッグス」のアルバム『メンフィス』

1970年代のAORの王様「ボズ・スキャッグス」

プロデュサーに「スティーヴ・ジョーダン」を迎えてメンフィスの伝説的なスタジオ『ロイヤル・スタジオ』で制作したというアルバムです。

(アル・グリーンや伝説のミュージシャンがレコーディングしたスタジオ)

成熟した音ってこういう事なんだろうなぁ、と思わせてくれる1枚。

深く温かな歌声は心にもフィットしてくれます。

甘い歌声に洗練されたピアノリズムだけ。

このアルバムに収録された新曲の1つがこの「サニー・ゴーン」

贅沢な日差しのようにポカポカと温かで居心地の良い重厚感。

 

まさに癒しを与えてくれています。

年末の限られた時間。大好きな人と、大切な時間を過ごす時に「ボズ」のこの曲とお酒とお話と、そして新年を迎える心を用意して。

良いお年をお迎え下さい。

本年もありがとうございました。

 

Hi!心呼吸 12月29日(木)

M1>  ドリーム・リヴァー  /  ザ・マーヴェリックス

 

1998年にリリースされた「ザ・マーヴェリックス」の通産4枚目のアルバム

『トランポリン』

 

1990年代から活動し、1995年にはグラミー賞を受賞した「ラウル・マロ」率いるロック/カントリー・バンド『ザ・マーヴェリックス』

90年代の彼らの印象は「カントリー音楽」を色んな音楽の要素とミックスして、キチンと整理して聞かせてくれるバンド。

それでカッコいい。

本国アメリカやイギリスではセールスを伸ばしたアルバムです。

 

今聞いてもジーンとする1曲。

一時期この曲ばかりをリピートして聴いていました。

なんとなく聞きたくなる、リード・ヴォーカル「ラウル・マロ」の歌声。

実にシンプルなメロディ♪

ゆったりと穏やかに流れる川の景色が想像できますよね♪

川の流れのように~♪身をゆだねて年末2016。

 

M2>   ア・ロング・ディセンバー  / カウンティング・クロウズ

 

1996年にリリースされた彼らの2ndアルバム『リカヴァリング・ザ・サテライツ』

「カウンティング・クロウズ」の代表的な作品。

 

「カウンティング・クロウズ」はアメリカの6人組。

デビュー作93年の「August & Everything After」を大ヒットにした彼らの3年ぶりの2ndアルバムとしてリリースされたのがこの作品。

かっこいい疾走ロックから涙ありのバラードまで収録のビッグヒット作品。

 

デビューアルバムがリズムギターを中軸にしたフォークロックが中心だったのに対し、このアルバムはエレクトリックな色が濃く現れた別物をイメージした1枚になった印象。

その分、聞きやすさやリスナーの幅は間違いなく広がっている感じがしました。

その広がりの中、彼らの青春を感じさせる淡く熱いメッセージは当時学生だった僕を刺激する。

この「ア・ロング・ディセンバー」なんてとくに・・・。

バンドメンバーの青年期の終わりを刻み込んだような1枚。

年末、今年の終わりにシンクロさせてみました。

哀愁感もたっぷりとこのキュントなるメロディを♪

Hi!心呼吸 12月28日(水)

M1>  17才の頃  /    ジャニス・イアン

 

寒空の下、年末のこの忙しい時期。少し17才の頃を思い出した。

高校生の頃・・・。

ジャニス・イアンの美しい曲を聞きたくなった。

「17歳の頃(At Seventeen)」

言わずと知れたジャニス・イアンの名曲です。

ジャニス・イアンが1975年に発表した通算7枚目のアルバム「愛の回想録」

 

15歳でデビューした早熟の天才少女。

その後に経験したあらゆること・・・その後に自分の経験を歌ったとされるこの曲は繊細な少女の心と純粋な爽やかさを持ち合わせて、汚れた心を洗い流してくれるような1曲。

(どんだけ汚れているんだ?オレは???)

爽やかさもあるのに切なくなるようなジャニスの歌声。

多感な時期の心を表しているようで、胸がキュンとする。

24歳で手にした全米No.1ヒットナンバー。そしてこの曲でグラミー賞も獲得しました。

ジャズとの融合と言われたジャジーで美しい楽曲。

年末のバタバタを落ち着かせてくれますね♪

 

M2>  As Time Goes By(時のたつままに)/  ビリー・エクスタイン

 

1914年7月8日。ペンシルヴェニア州ピッツバーグ出身のジャズ・ヴォーカリスト。

“ミスターB”の愛称で親しまれたバリトン歌手「ビリー・エクスタイン」

 

ラブソングのイメージがあるヴォーカリストさんですが、このアルバムでもハリキッテ堪能できます。

このバリトン・ヴォイスは一度聞いたらトロトロに♪

まさに大人のバラード・ソング集です。

ストリングスと、ビッグバンドの豪華な演奏。

その演奏を従えて歌い上げるラブソング。

豊かな時代。音楽も豊かです。

この「豊か」の表現が難しいですが、窮屈でない感じ。

キラキラしていますね。

 

1960年に録音されたアルバムがリマスター版として今年リリースされています。

『ワンス・モア・ウィズ・フィーリング』

 

今年蘇った大人のバリトン・ジャズ。

年末のご自分の時間に、このクルーナー・ヴォイスをお楽しみ下さい♪トロトロ♪

Hi!心呼吸 12月27日(火)

M1>  クロージング・アワー  /   テン・シャープ

 

オランダ出身のダンス・ポップ・デュオ「テン・シャープ」

1985年にオランダで結成されました。

2人のコーラスと分かりやすいメロディは心地良い♪

 

1992年にリリースされた彼らのデビュー・アルバム「アンダー・ザ・ウォーターライン」

デビュー当時ユーロチャートでチャートを賑わした彼らの音楽はダンス・ポップでありながらどことなく哀愁を帯びていて、ただのポップさだけではないのが特徴かもしれない。

 

アルバム全体的にヨーロッパ的な湿っている音が中心。

アメリカのようなカラッとしたものではない。と言ったほうがシックリくるかも。

 

リリース当時。洋楽と言えばアメリカ音楽のみの僕は、新鮮な音にあまり刺激を得なかった・・・それは彼らの哀愁を感じることはできなかった(幼かったから)

 

ピアノの音色で綴られる曲たちに「マルセル」のヴォーカルが美しく光ります♪

久しぶりに耳にしたこの複雑でオシャレなメロ。

癖になっちゃうんですよね。このクロージング・アワー♪

 

M2>  Home ~きみのもとへ帰りたい~ /  マイケル・ブーブレ

 

2006年の名盤『It’s Time』

彼にとって2ndアルバム『It’s Time』はカナダ、アメリカはもとより日本でも大ヒットし、アルバムからのシングル『Home』がビルボード誌のアダルト・コンテンポラリー・チャート・ナンバー1!

2006年のジュノー賞では最多4部門を受賞♪

 

言わずと知れた「マイケル・ブーブレ」

ハイ。年末に聞きたい曲って何?って聴かれたらこの曲って答えるくらい好きですよ。

良い曲ですよね。

ちなみにこの曲はプロデューサーのデヴィッド・フォスターの娘との共作。

低音の落ち着いた声で歌われた優しい曲。

 

リリース当時は31歳だったってこと?この落ち着きって一体なに?

何度聴いても飽きさせない曲と一緒に年末をどうぞ♪

カナダの「象徴的歌手」マイケル・ブーブレ。

誕生日は1975年9月9日。僕と同じ歳。

大切な人に、聴いてほしい歌がある…ってカッコよすぎです。

Hi!心呼吸 12月26日(月)

M1>   恋におちた時  /   ヘレン・メリル

 

年末になると個人的にこの方の声を聞きたくなってしまうのです。

「ニューヨークのため息」と呼ばれたジャズ・シンガー『ヘレン・メリル』

思わずため息が出てしまうような彼女の歌声で年末のバタバタをちょっとリセットです。

 

1955年に録音された名盤。

「ヘレン・メリル・ウィズ・ストリングス」

ストリングスと見事なリズム・セクションをバックに愛の歌声を届けてくれる1枚。

思わずリズムを刻んでしまう名曲の数々にアナタも虜になってしまうかも。

それにしてもこの脱力感の中にアル存在感は一体なんでしょう?

 

このメンバーの豪華さでもどんなアルバムか分かってしまいます。

ハンク・ジョーンズ(p)ミルト・ヒントン(b)ソル・ガビン(ds)バリー・ガルブレイス(g)

こんなサポート陣をバックに歌われる彼女の歌世界。

 

普段は聞きたくならないのに、年末や特別な時期に聞きたくなってしまう・・。不思議な感覚です。さぁ今年も大詰め。音も聞き収めが近づいてきました。

 

M2>  ぬくもりに抱かれて  /   フランチェスカ・バゲイ

 

1991年にリリースされた「フランチェスカ・バゲイ」のアルバム『花詩集』から。

温もりを頂いて下さい。

 

「フランチェスカ・バゲイ」の特徴と言えば社会や時事問題を歌詞などに混ぜ込んで、聞く人に投げかける様にメッセージを届けてくれるアーティスト。

そのメッセージが強すぎるときもありましたが・・・。

 

しかしそのメッセージ性の強いところはキャロル・キングに少しダブるような雰囲気と素晴らしいインパクトをと土臭さも残してくれました。

 

アルバムに収録された「ぬくもりに抱かれて」は柔らかでソフトな彼女の歌声と、優しいメロディがお気に入りです♪

 

僕が知っている限り、過去にアルバムのリリースはこの1枚だけなはず。

ソフトな歌声とメロディが並ぶアルバムですが、彼女の歌唱力にも是非注目していただきたい1枚。

聴いている耳を離さない不思議な力。

改めてこの年末に耳を奪われてしまった・・・。

Hi!心呼吸 12月23日(金)

M1>  ホールド・アウト・フォー・クリスマス /  ロッカペラ

 

1992年に発売された「ロッカペラ」のアルバム『BASH!』

今年のクリスマスはア・カペラが聞きたくなってしまいました。

その年によってクリスマスにはどんな曲を聞こうと楽しみになりますが、今年のクリスマス・イヴイヴにはこの曲を選ばせていただきました。

 

1986年から活動をスタートさせた、ニューヨーク発ア・カペラ・グループ「ROCKAPELLA」のサードアルバムです。

僕が彼らを知るキッカケになった1枚です。「BASH!」

この頃(結成当時は4人組でした。現在は5人組になっています。)

このコーラスワークと遊び感覚を持ち合わせるボーカルの美しさ。

ルックスも良くて、僕の友人たちもファンが多くて、聞きまくっていたな♪

クリスマスに関係なく十分楽しめるアルバムでもありますが、この「ホールド・アウト・フォー・クリスマス」は思い出も沢山ある1曲。

まろやかな響きのハイテナー、スコット・レナードのリード・ヴォーカル。

心穏やかにクリスマスをこんな1曲と共に過ごしてみるのもオススメ♪

どうぞ素敵なクリスマスをお過ごし下さい♪

メリー・クリスマス♪

 

M2>    River    /   リンダ・ロンシュタット

 

2000年にリリースされた「リンダ・ロンシュタット」のクリスマス・アルバム

「ア・メリー・リトル・クリスマス」

このクリスマス・アルバムはとてもピースフルで温かなクリスマス・ソングが並ぶ1枚。

ジョニ・ミッチェルの名曲「River」のカヴァーや

このアルバムの凄いところは『故ローズマリー・クルーニー』とのデュエットソング

「White Christmas」を収録されているなど聴き所満載♪

このローズマリー・クルーニーさんは本家「ビング・クロスビー」とのデュエット経験もあるというお方。(このアルバムのリリースの2年後2002年に亡くなっています)

 

大人のためのクリスマス・アルバムです♪

まさに多才。そして多様なスタイルで歌い上げた飽きのこない曲ばかりです。

そしてスタンダードがやはり良いなぁと思わせてくれるゴージャスなアレンジばかり。

オススメの1枚です。

いつもとちょっと違うクリスマス・ソングをお探しの方はこのアルバムはオススメです。

コーラスが厳かな雰囲気を盛り立ててくれる雰囲気の中、明りを灯し、食卓を囲んで、こんな音楽を聴いてクリスマスを過ごす・・・素敵だなぁ♪

ウチのクリスマスにはまだこの曲は似合わない・・・かな??MERRY CHRISTMAS♪

Hi!心呼吸 12月22日(木)

M1>  Snowbound(スノーバウンド)/  ドナルド・フェイゲン

 

1993年にリリースされたドナルド・フェイゲンのアルバム

『KAMAKIRIAD(カマキリアド)』から。

ドナルド・フェイゲンのセカンド・ソロ・アルバムです。

プロデュースは「ウォルター・ベッカー」です。

そう、「スティーリー・ダン」の2人が揃った作品。

 

アルバムがタイトルがユニークですよね。

日本語の「カマキリ」とギリシャ古典文学『イリアス』の英語表記である「イリアッド」を掛け合わせたというタイトル。コンセプトは僕には難しすぎました・・・w

 

「ウォルター・ベッカー」との13年ぶりの共作と言うことで注目されたこの

「スノーバウンド」はまさに「スティーリー・ダン」の色濃い作品。

所々に聞こえるギターのリフはクリスマスをイメージさせてくれます。

複雑なベースの個性はベッカーのものと分かります。

 

でも複雑なんだけどスンナリと聴けてしまう・・・不思議な大人の世界。

大人のクリスマスソングにオススメさせていただきます♪

 

M2>  O Come All Ye Faithful  (神の御子は今宵しも)  /   TAKE6

 

もう四半世紀も経つの?

1991年リリースの「TAKE6」のクリスマスアルバム「He Is Christmas」に収録。

もうアカペラのエリートって感じがする。

美しくてたまりません。

 

もうそんなに長い間聞いているんですね。

このグループにあの「ブライアン・マックナイト」も候補に挙げられたたっていうから、もしブライアンが加入していたらどんなTAKE6になっていたんだろうってわくわくしますが、エリートコーラスグループであることは変わらなかったでしょうね。

この時期になると彼らの歌声を聞きたくなります。

このクリスマスアルバムはクリスマスシーズンのために作られた企画盤。

僕もなんとなく手にしたアルバムですが、こんなにもずっと僕の近くにあるアルバムになるなんて。

それだけ企画盤という概念を軽く超えていると言うことになりますね。

 

イキイキと歌い上げる美しいハーモニーは申し分ない美しさと重厚さ。

思いのこもった歌のプレゼントとしてこの曲、アルバムはオススメですね♪

Hi!心呼吸 12月21日(水)

M1>     Silver Bells  /  マール・ハガード

 

1937年4月6日生まれ、カリフォルニア州ベーカーズフィールド出身のカントリー・ミュージシャン、シンガー・ソングライター、ギタリスト『マール・ハガード』

カントリー音楽の伝説的な歌手である「マール・ハガード」さんが今年4月6日に、亡くなった。

伝説のカントリー・ミュージシャン。

最期まで伝説を残したのは自身の誕生日に亡くなっている・・・。

60年に及ぶキャリアの中で30回以上全米ナンバーワンヒットを記録しているビッグミュージシャン。

若い頃は収監されるなどヤンチャを繰り返していたという彼が残した時代を代表する曲の数々はどの時代も照らし続けた。

 

このクリスマス・アルバム1973年の『Christmas Present』

このジャケットが幸せなクリスマスのお手本みたい♪

暖炉の前に家族が集まってクリスマスを祝う。

そんなお手本みたいなクリスマスに聞きたくなる♪

 

シンプルで心に温かさをプレゼントしてくれる「シルバーベル」の音が聞こえますか?

 

M2>  snow dance  /  DEPAPEPE

 

お気に入りの冬の1曲をギタリスト繋がりでもう1曲。

「DEPAPEPE」以前もご紹介しているアコースティックギターデュオ。

 

あぁ・・・イントロを聴いただけで冬の景色が広がります。

温かな日差しの中、冬ばれの青空が広がり、吐く息は白く、何かが始まりそうなワクワクを感じながら過ごす「冬」

降り始める雪はまるで踊っているように軽やかで、美しくて。

 

2004年にリリースされた3rd ミニアルバム『Passion Of Gradation』

この「snow dance」のほかに5曲。6曲しか収録されていないのですが、ここまでインパクトを残してくれるギター2本の世界。

景色が浮かぶ・・・気持ちいい。

なんだかワクワクしませんか?

この奥行きを感じる音世界に飛び込んでみませんか?

行きがフワフワのスキー場で全身で冬を楽しむように。

 

キラキラと流れる今年の暮れ。冬を楽しむためにこんな1曲をいかがでしょう?

こんなに奥行きのある楽曲が出来るのかと目からウロコです。就寝前に聴いてると、寝つきの悪い私が、完全にリラックスして体の力が抜けていました。心地が良い音楽です。

Hi!心呼吸 12月20日(火)

M1>   グロリア  /    14カラット・ソウル

 

2002年にリリースされた「14カラット・ソウル」のアルバム「フォー・キープス」から。

日本で馴染み深いアカペラグループ「14カラット・ソウル」

これまでも数多くのアカペラグループが登場していますが、僕が個人的に大好きなグループはまずこの14カラット・ソウル。

ぞれぞれグループの持ち味、個性がありますが、この14カラットに関しては初めて、彼らの声だけの世界に衝撃を与えてくれた存在は大きいんです。

全体に聴き易く馴染み易さを武器に日本でも大人気になりました。

コーラスだけではなく、楽器や打ち込みなど拘りの幅を広げ行ってくれたのも大きな人気の要素だったでしょう。

そんな中でベーシックなレトロな楽曲や、ラヴ・ソングのシンプルなコーラスは見事。

なんといっても彼らの歌声がやさしい。

キャッチーなポップさに、バラードなどでは得意な高音で表現する。

そんな中でこの『グロリア』

この曲は30組以上のアーティストにカバーされているドゥーワップの中でも最もカバーされた曲の一つとなっている。

カバーした有名なアーティストではビリー・ジョエルもいましたね。

そして山下達郎さんもね♪

 

M2>  メリー・クリスマス・ベイビー /   B.B.キング

 

ずばり大人のクリスマス・アルバム。

B.B.キングの2001年にリリースされたアルバム

『ア・クリスマス・セレブレイション・オブ・ホープ』

 

ブルースの王者B.B.キング、76才にして初のクリスマス・アルバムがこの1枚です。

まさに華やかで渋くピースフル。

数多くのクリスマス・アルバムがリリースになってますが、絵に描いたクリスマスの風景が浮かぶアルバムはなかなかありません。

この「メリー・クリスマス・ベイビー」を初め、「ロンサム・クリスマス」など、

クリスマス・ブルースの名曲の数々に酔いしれます。

 

まさに貫禄の演奏に心まで痺れます。

しっとりクリスマス・ソングももちろん素敵だし、ムーディで心地いいですが、こんなクリスマス・ナンバーもオツでしょ?

このBGMに七面鳥にケーキにツリー。

キラキラの包み紙に包まれたプレゼントが並び・・・

メリー・クリスマス・ベイビー♪

Hi!心呼吸 12月19日(月)

 

M1> スノー・イン・ザ・プレリーズ /  トルクアート・マリアーノ

 

「トルクアート・マリアーノ」は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のギタリストまたは作曲家、音楽プロデューサーさん。

スムースジャズの世界で注目されるギタリストです。

 

この方を知るキッカケになったのは『ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ』(ブラジルのポピュラー音楽の意味)同行アーティストと言うカタチでライブやレコーディングに共に音楽の時代を構築したアーティストの中に僕の大好きなアーティスト「ジャヴァン」が入っていたこと。彼のギターがジャヴァンを支えていたんです。

 

ジャヴァンだけではなくカエターノ・ヴェローゾ、マリーナ・リマなどもそんなメンバーの一人。ブラジル音楽を語る上では重要な人物なんですね。

 

そんな彼の奏でる優しく温かなサウンド。

寒い冬の温もりの時間を演出してくれます。

昼間に聞く彼の音色はもちろん癒しをくれますが、夜に聞くとまた格別です。

冬のとき。日の傾きを感じる時間帯。または夜。

クリスマスの気配の中でゆったりと素敵音楽をどうぞ♪

 

 M2>  ピープル・ゲット・レディ  /   アサンテ

 

NYはブロンクス出身の4人組『アサンテ』

アイズレイ・ブラザーズっぽいメロウさが魅力のコーラスグループとして活躍したアサンテ。別の名を(ヤング・アイズレイ・ブラザーズ)と呼ばれるほどこのトロトロ感はお気に入り。アカペラはもちろん実力たっぷりの本格派です。

 

1995年にリリースされたデビューアルバム『Asante Mode』から。

「ピープル・ゲット・レディ」♪

この曲はThe Impressionsの名曲シングルをカヴァーした1曲。

(生みの親はCurtis Mayfieldです)

 

名曲をア・カペラで聴かせるあたりにグループの自信がうかがえますね。

この名曲をア・カペラで聞かせてくれると、こんなにもメロウで美しくカバーできるのかと驚きと感動に変わりますね。

 

アルバム全体としては、実力派ヴォーカル・グループらしいヴォーカル・ワークを活かした楽曲が多く、的確にこのアルバムのコンセプトを感じられる魅せ方。

この心地よくも鮮やかな美しきコーラス・ワークをお楽しみにして下さい。

クリスマス前、こんな曲で盛り上がってみるのもいいんじゃない♪