Hi!心呼吸 1月17日(火)

M1>  クロックス・ゴー・フォワード  /  ジェイムス・ベイ

 

2016年の2月にリリースになっているジェイムス・ベイの

アルバム「カオス&ザ・カーム」

このデビュー・アルバムは、全英アルバム・チャート初登場1位を獲得という快挙。

イギリスのソロ・アーティストのデビュー作としては、サム・スミス以来最高の売上を記録してしまった”魂のシンガー・ソングライター“「ジェイムス・ベイ」

まさに虜になってしまった1枚ですが、是非、日本盤をオススメします。

 

ボーナストラックに収録されている数曲も良い曲ときたもんだ!

この「クロックス・ゴー・フォワード」はアコースティックなギターと彼の歌声だけと言うシンプルなもの。

イントロの美しいギターのメロディに心動かされます。

生々しくて聴いていて温度を感じ、心の中に言葉が降ってくるような歌。

この雰囲気の中に身を置くことの心地よさ。

良いアルバムです。

素晴らしいデビュー作です。

アルバムでも新鮮なライブ感覚に似たドキドキも味わえる子のアルバムをゆっくりとご堪能下さいませ。ほーら気持ちいいでしょ?

 

M2>  ルック・スルー・チルドレンズ・アイズ  /   キム・カーンズ

 

キム・カーンズの1991年にリリースされた「愛のゴースト」

キム・カーンズはロサンゼルス出身。

1972年にソロ歌手となり、独特のハスキーボイスを武器に活動を続ける中、1980年に「モア・ラブ (More Love)」、ケニー・ロジャースとのデュエット曲「荒野に消えた愛 (Don’t Fall In Love With A Dreamer)」がヒットした。

1981年には往年の女優、ベティ・デイヴィスをテーマにした「ベティ・デイビスの瞳(Bette Davis Eyes)」が記録的な大ヒットを記録する。

 

この唯一無二の声はやはり彼女の最大の武器。

曲によってはストレートに80年代をガッツリ感じる曲もありますが、時代を感じながら彼女の歌声を楽しむのもいいものです。

 

88年にリリースになっている『情景』と言う作品もありますが、その作品よりもポップに仕上がっている聞きやすく、そして楽しいアルバムです。

この「ルック・スルー・チルドレンズ・アイズ」は子供たちのコーラスが入ってくる斬新な曲。開放的で朗らかで穏やかな気持ちになれる1曲。

広く広がる世界感。自由な子供の瞳。

少し春を感じる1曲を選んでみました♪早く春来ないかなぁ・・・。

Hi!心呼吸 1月16日(月)

M1>  ソング・フォー・リンダ  /   ダニエル・ユメール

 

1990年にリリースされているピアノ・トリオ・アルバム『イースト・サイド,ウエスト・サイド』

モダンからフリー系まで対応出来るテクニックを備えたヨーロッパ屈指の名ドラマー

「ダニエル・ユメール」がA面をEast Side、B面をWest Sideというサブ・タイトルを付け、NYで録音した傑作。

スイス生まれのドラマー「ダニエル・ユメール」

ピアノは「ジム・マクニーリー」そしてベースは「マイク・リッチモンド」

この3人の演奏はピリッと辛口です。

 

ジャケットにプリントされているのは「グリニッジ・ヴィレッジ」のマップです。

この辺りがこのアルバムのキーになっているのかもしれません。

アメリカ人ピアニスト「ジム・マクニーリー」の力強いタッチのピアノ。

スタン・ゲッツの作品でも存在感あふれるプレイを披露しているベーシスト

「マイク・リッチモンド」のベースもブンブン♪

フリーの演奏を中心にside-Aには収録されていて、side-Bには硬派なエンオスが収録されている印象。上手く投げ分けるピッチャーのように切れ味バツグンな演奏は聴いていて楽しくて気持ちの良い曲が並びます。

この美しい曲たちは80年代のまさに成果のかたまりです♪

 

M2>  ホワッツ・アップ  /   4ノン・ブロンズ

 

1992年にリリースされた「4 NON BLONDES」の唯一のアルバム

「ビガー、ベター、ファスター、モア!」

懐かしいアルバムからこの名曲をどうぞ。

 

ウェストコースト出身の4人組バンド「4 NON BLONDES」

女性3人、男性1人という珍しい編成でも話題になりました。

なんと言ってもヴォーカルの「リンダ・ペリー」の力強い歌声は印象的でしたね。

メチャクチャ冴えている彼女のヴォーカルだけ聞くだけの価値はある1枚ですね。

ジャニスのような存在感と、バンドを従えている状態の堂々とした歌いっぷりは清々しささえ持ち合わせます。

 

アコースティックなサウンドをベースに、迫力あるブギやブルース、フォーク・・・。

しっかりと聞かせてくれる唯一の1枚。

そのほかにも音楽の要素はたっぷり。

アメリカンロックをシンプルに、サイケデリックっぽさも含んでいるところも好きなポイント。

そしてこの開放感のある名バラード「What’s Up」

いつまでも、すむ事のない名曲です。たまに会いたくなる曲ってこういう曲なんですね♪

Hi!心呼吸 1月13日(金)

M1>  Smile  /   デクスター・ゴードン

 

余計なものは必要ない。

男っぽいサックスを聞かせてくれるのは「デクスター・ゴードン」

ケニー・ドリュー・トリオをバックにし、おなじみのスタンダード曲「スマイル」を聞かせてくれる1961年録音盤「Dexter Calling」(デクスター・コーリング)

 

このジャケもおしゃれですよね。

ここではワン・ホーンで旧知の仲であるケニー・ドリューのトリオを従えて

圧巻の演奏を繰り広げます。深くコシをおろして、ゆったりと寛ぎのある時間のBGM・・・。そんな気持ちにしてくれる1曲。

この「Smile」はご存知1936年のチャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』で使用されたインストゥメンタルのテーマ。チャップリンが作曲した名曲。

 

50年代後半を薬でダメにしたゴードンが、60年代になってやる気に満ちた復帰作と言われています。必要なもの以外は排除しているシンプルで無骨なJAZZを聞かせてくれます。

今年も古きよき名盤をご紹介していきます。

名盤に収録された心地よい名曲。

この1曲もどうぞお気に入りに入れていただきたいなぁ♪

 

M2>  Takes The Glory /  バッドリー・ドローン・ボーイ

 

イギリス出身のシンガー・ソング・ライター「バッドリー・ドローン・ボーイ」

滅の名を「マンチェスターの吟遊詩人」

そんあ吟遊詩人が地元のスタジオでレコーディングしたと言う

5thのアルバム「One Plus One Is One」(2009年〕

 

慣れ親しんだ環境が作り上げた彼の世界感はとても居心地が良い。

さてこのアルバムに収録されている、哀愁と妙に沁みこんで来るこのメロディ・・・。

 

不思議な中毒性を感じてしまう『Takes The Glory』

この何ともいえないメロディから、彼の歌声から漂う自然で肩の力が抜けた雰囲気。

かなり作りこまれて、考えられた1曲。

 

とくにこの「Takes The Glory」が収録されている中盤から後半にかけてのピアノアンバーは美しく、力強くて、繊細で・・・。

そしてアーティスティックな一面も見られます。

何度も聞きたくなる1曲です。

この複雑も、ポップで哀愁も漂う1曲をどうぞご賞味下さい♪

Hi!心呼吸 1月12日(木)

M1>  ビコーズ・アイ・ラブ・ユー  /   リチャード・エリオット

 

「元タワー・オブ・パワー」のサックス奏者「リチャード・エリオット」

今では世界を代表する人気サックスプレイヤーです。

1993年にリリースされている彼にとって7thのアルバム

「Soul Embrace」(涙の誓い)から。

ソロとなって7枚のリリースを重ねてきた彼は以前まではバラエティに富んだ作品がメイン。しかしこのアルバムでは一気にスロウなメロウな曲がメインに♪

個人的にはメロウの曲調がオススメ。

 

そして恒例なのはヒット曲のカヴァー。

彼のサックスで奏でられる「スティービー・B」の90年のヒットナンバーのカヴァー。

「Because I Love You」

丁寧に演奏される優しく、切ないラブバラード。

サックスの美しい音色に見え隠れする切ない気持ち。

サックスが歌っているようにイキイキと表情まで感じ取れる素晴らしいテイク。

 

この曲以外にも10ccのカヴァーも収録。

完成度と満足度も高めの1枚をお供にドライブにでも出かけたい気分♪

 

M2>  MY LOVE  /  フリオ・イグレシアス feat. スティーヴィー・ワンダー

 

「フリオ・イグレシアス」はスペイン出身のポピュラーミュージックの歌手。

弁護士の資格を持つという顔も持っています。

1988年にリリースされたフリオのアルバム「Non Stop」に収録されているのは、シングルでもリリースされた「My Love」。

(スティーヴィーがフリオのために曲を書き下ろし、デュエット&プロデュースを手がけたのがこの「My Love」)

 

メロディアスな美しいラブ・バラード。

サビの盛り上がりと心温まる歌声はこの冬にもピッタリ。

そしてこの曲、後半にはスティーヴィー本人がハーモニカを吹いているんですね。

このハーモニカの美しい響きも聴き所♪

彼らの友情もコンパイルされたバラード。

どこか懐かしい曲。ふたりのデュエットで生まれる広がる世界。

その世界のあたたかいこと・・・。

ちなみにこの曲はライブで「ディオンヌ・ワーウィック」とデュエットしているものもあるんですが、こちらもオススメです。

素晴らしい!!!

Hi!心呼吸 1月11日(水)

M1>   Two Of Us  /  サイ・チェンホ 蔡 忠浩(bonobos)

 

日本人男性アーティストによる“癒し系・渋谷系”ビートルズ・カヴァーアルバムです。

2006年にリリースされた「Apple of his eye りんごの子守唄(青盤)」

 

ポカポカ陽気の午前中に聴くと、心なごみます。

忙しい方、少し休憩でもしませんか?

紙ジャケで、歌詞カードとともに絵本風になっていて、それを眺めながら聴くと、なお安らぎ効果大。

05年11月には歌姫のカヴァー集もリリースされていて(赤盤)こちらもオススメです。

 

人肌感バツグンのアーティストさんがビートルズをカヴァーしていますが、参加しているメンバーがツボをつきまくり。

(おおはた雄一、Caravan 、キセル、小池龍平 (Hands of Creation/Bophana)、サイゲンジ、蔡 忠浩 (bonobos)、曽我部恵一、ハナレグミ、細野晴臣・・・)

と世代やジャンルの枠を超えてビートルズで繋がる・・・。素晴らしい!

 

そんな中から「Two Of Us」を蔡 忠浩(bonobos)がカヴァー。

この温もりとホッコリは彼の得意とするところ。穏やかに安らぎをプレゼント♪

コーヒーを用意して下さい!急いで!!!

 

M2>  スリッピン・アウェイ  /    ナンシー・ウィルソン ラムゼイ・ルイス

 

ラムゼイ・ルイスのAOR系の名盤です。

再発前は、オークションで高値の値がついておりました・・・。

どこかで憧れの1枚でした『トゥー・オブ・アス』

 

ベーシスト「スタンリー・クラーク」がプロデュースによるフュージョン・ファンクの84年作品です。

ベテラン女性シンガー、ナンシー・ウィルソンとのコラボレーション・アルバム。

インスト曲と、ヴォーカル曲が交互に配された構成になっている。

聴いていて飽きることがないのです。

ミディアム~スロー・ナンバーはさすがの出来映えですし、

AORファンからも支持される作品に仕上がっている。

「Ram」の日本語ナレーションはご愛嬌ということで聞き所の1つとして有名。

 

それにしてもナンシーとのナイスな共演は生唾もの。

リオン・ウェアとデヴィッド・フォスター、デヴィッド・ペイチが共作し、リオンの名盤『LEON WARE(夜の恋人たち)』に収録されていた<Slippin’ Away>。

この共演を今では手軽に聞ける。なんて有難いことなんでしょう。

さて心して楽しむとしましょう♪

Hi!心呼吸 1月10日(火)

M1>   心のすきま  /   エイドリアン・ガービッツ

 

『エイドリアン・ガービッツ』

ハードロックの王道バンド「ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー」でギタリストとして活躍後、解散して、急にAORシンガーとしてアルバムを発表したエイドリアン。

 

「Put A Little Love(心のすきま)」はTOTOメンバー

〔ジェフ・ポ―カロ(Ds)、スティーヴ・ポーカロ(Key)、デビット・ペイチ(ストリングスアレジメント)〕

もバックで参加したメロウ・バラードです。

79年に発表したソロ第1弾アルバム『スウィート・ヴェンデッタ(甘い復讐)』

ビー・ジーズがお好きな方なら気に入ってしまうんじゃないでしょうか。

そして先ほども書きましたが、TOTOのメンバーの演奏で演奏だけでも満足感がありますよw

そこにエイドリアンの切なく優しい歌声が乗ります。この心地よさは一体・・・。

 

といったTOTOのメンバーが参加し、印象的な演奏を聞かせてくれています。

後半のエイドリアン・ガービッツの情熱的なギターソロも、この曲の聴きどころデス♪

80年代のAORの美しさがホーンなどで飾られていて素晴らしい1曲です♪

 

M2>  アイ・ガット・リズム  /  ポール・スミス

 

“リキッド・サウンズ”というキャッチ・フレーズの人気ピアニスト「ポール・スミス」

名ギタリスト「バーニー・ケッセル」を迎えて録音したカルテット作品がこの1957年録音された『ソフトリー・ベイビー』

 

スマートで歯切れと趣きのいいピアノが聞こえてきます。

テンポの変化が楽しい1曲ですが、スイング感バリバリです。

「アイ・ガット・リズム」はこのリズムに乗って繰り出されるテクニックと息のピッタリ合った爽快感。

2分ちょっとしかない短い1曲ですが、その短い曲の中に沢山の物語が入っています。

途中で聞こえる「バーニー・ケッセル」のギターの美しさも色気があって大好き。

非常に効果的です。

 

そのほかにも「時さえ忘れて」「四月の想い出」などのナンバーを気持ちよく聞かせてくれます。

ポール・スミスのピアノはオシャレで洗練と言う言葉がピッタリ。

この軽快にスイングするリズムが何度聴いても気持ちいい。

あぁ、今この原稿書いている間に何回聴いてるんだろう・・・w

Hi!心呼吸 1月9日(月)

M1>  BUT NOT FOR ME  /   チェット・ベイカー

 

ウエストコースト・ジャズの代表的トランペット奏者で、ヴォーカリスト

「チェット・ベイカー」の代表作として多くの人が真っ先にあげるのがやはり本作。

『sings』

 

トランペッターだったチェットが歌うようになったのは50年代はじめのこと。

そして歌手としての名声を確立したのがこのアルバムです。

 

曲はおなじみのスタンダードばかり。

聞きやすくって、優しくて不思議な魅力が詰まっています。

まるで女性ヴォーカルが歌っているような優しい声は、若きチェットの初々しい声。

しかし、スタンダードをチェットが歌うと独特の世界が広がります。

ジャズ・ヴォーカルにありがちな大胆なフェイクは行なわず、

メロディをストレートに歌い上げるスタイル。

シンプルに届けられるその歌はまるで耳元で囁くようなソフトな感触。

 

「こんな良いことがある、でも僕のためじゃない。あんな良いことがある、でも僕のためじゃない」。

この曲をまずは楽しんで!そしてはまったらこのアルバムからチェットをどうぞ♪

 

M2>   Holiday  /  FreeTEMPO feat. 満田智子

 

仙台を拠点に音楽活動をする半沢武志のソロ・プロジェクト『`FreeTEMPO`』の3rdフル・アルバムとして2010年にリリースされた『LIFE』

 

打ち込みを中心にAOR、R&B、ソウル、ジャズなどを採り入れたサウンドでウキウキするようなオシャレな音空間を届けてくれた半沢氏。

この「Holiday」は満田智子(achordion)を迎えた曲はフレンチポップのようなオシャレジャズ。

まるでカフェのような雰囲気にしてくれます。

本日みたいな休日にもピッタリでしょ?

満田智子さんのヴォーカルが絶妙にフィットします。

 

打ち込みの音に生音の手触りを軸に様々な音楽ジャンルのエッセンスを散りばめられたポップ感。キラキラと輝くような音の粒は気持ちいい♪

ジワジワッと体に沁みこむように音が沁みこむと、ホカホカと心のカイロが熱を帯び始める。

 

この心地よさをどうぞ染み渡れ~♪ジワジワ~♪

Hi!心呼吸 1月6日(金)

M1>   チェンジズ  /   リチャード・ティー

 

1989年にリリースされた「リチャード・ティー」のソロアルバム『インサイド・ユー』

 

さて「リチャード・ティー」は偉大なピアニストであり、アレンジャー、コンポーザーと多彩な才能を発揮した名プレイヤー。

その才能ぶりは1970年代に活躍したフュージョンバンド「スタッフ」のピアニスト、キーボーディストとして活躍し、解散後はソロやセッションミュージシャンとして、ジャズ・フュージョン、ロック、ソウル、R&Bなど幅広い分野で活躍した経験がこのメロウで大人の世界を聞かせてくれているんでしょう。

 

49歳でなくなってしまった彼の伝説的な演奏を楽しめる1枚です。

しっとりと、穏やかで、優しいという3つ揃った大人の皆さんへのジャズ・フュージョン。

 

「Louisiana Sunday Afternoon」では盟友スティーブ・ガットのリズムにノリノリでプレイしていて余韻を楽しめたりします。

「Will You be There」でマーカス・ミラーのベースをバックに非常に熱い演奏を聞かせてくれます。

テクニックとこの甘い歌声も披露しているホッコリと馴染める1曲をどうぞ味わってください。大人のフュージョン・・・♪

 

M2>  ラヴ・ハーツ・ユー・アー・エヴリシング /  サンディ・カンドゥ

 

1995年にリリースされた「サンディ・カンドゥ」のデビューアルバム

『Nice To Meet Ya(ナイス・トゥ・ミート・ヤ!)』から。

 

オランダ出身の美形女性シンガーとして注目を集めたアーティスト。

彼女はキャンディ・ダルファーのワールドツアーに同行し、

美貌と共に歌唱力も持ち合わせたシンガーとしても注目されました。

 

キャンディ・ダルファーのワールドツアーに参加したお返しにこのアルバムではキャンディがサックスで参加していたりと聴き所も満載。

 

そして歌われているのは聞きやすいポップスがメインですが、この「ラヴ・ハーツ/

ユウー・アー・エヴリシング」のカヴァーはお見事。

数多くのアーティストがカヴァーしている名曲ですが、このアレンジは初めてでした。

ラヴ・ハーからユー・アー~の転調。

ちょっと雑にも聞こえなくはないけどお気に入りです。

 

少しコブシに似た歌声は日本人の耳にはスンナリとインパクトを残してくれます。

今年も多くの愛に包まれますように♪

 

Hi!心呼吸 1月5日(木)

M1>  セパレート・ライヴス  /  フィル・コリンズ&マリリン・マーティン

 

1985年のアメリカで公開された映画。

「ミハイル・バリシニコフ」「グレゴリー・ハインズ」らが出演した映画ですが、この映画のサウンドトラックは映画を観ていない方でも満足できそうな1枚。

バシリニコフのダンスとグレゴリー・ハインズのタップに合わせて流れる曲「タップダンス」も素晴らしい。

プロデュースはデビット・フォスターです。

 

さてこの映画のテーマ曲がこの「フィル・コリンズ」と「マリリン・マーティン」がデュエットした「セパレート・ライヴス」

この当時はフィル・コリンズがぢラムとして参加していたバンド「ジェネシス」のメンバーですので「ジェネシス」のドラマー、フィル・コリンズとマリリン・マーティンのデュエットソングとして紹介された1曲です。

 

このサウンドトラックの1曲目に収録されています。

ちなみにこの曲は1985年のビルボードチャートでは最高位1位をマークしたヒットソング。同時に大ヒットした映画作品でもありました。

 

グレゴリーのタップダンスをもう一度観たくなってきた~♪

 

 

M2>     クルール    /  プリファブ・スプラウト

 

1984年3月発売となったファースト・アルバム『スウーン』から。

 

「プリファブ・スプラウト」は1977年、パディ・マクルアーンが、

イギリスのニューキャッスル近郊で結成されたバンド。

 

82年にデビュー・シングル「ライオンズ・イン・マイ・オウン・ガーデン」を発表。

これをイギリスの伝説的DJ「ジョン・ピール」がオン・エアーしたことで名が広まったと言われています。

DJのチカラが大きかったことが伺えますね。

 

そして84年にこの1枚『スウーン』を発表。

あの「エルヴィス・コステロ」がここから「クルール」を大いに気に入って自らカヴァー、人気はさらに高まって行きます。

この独特なコード感、美しいんだけど耳に残るクセ感。

荒削りの中に見える繊細なメロディ。

ニュー・ウェイヴを経たUKロック・シーンにも新鮮な風を吹き込んだ1枚。

この緩いようで、緩くないこの音世界をどうぞ楽しんで下さい♪

Hi!心呼吸 1月4日(水)

M1> The Body That Loves You(ぬくもりに抱かれて)  /  ジャネット・ジャクソン

 

ジャネット・ジャクソンの1993年にリリースされた5thのアルバム。

最高傑作『Janet』

 

この前作「hythm Nation 1814」も素晴らしいアルバムでした。

ダンス、エッジ、グルーヴなど、アルいバム全体に強力なイメージを持つアルバムでしたが、

この「Janet」では、そのイメージをガラッと豹変させました。

「シルキー」で「滑らか」で、「セクシー」

このキーワードが揃ってしまえば、ジャネットの世界から逃れられない・・・。

アルバムには28曲が収録されておりますが、どの曲もクオリティが高い曲ばかり。

R&Bやバラードはいつ聴いても心を揺さぶられ、70年代のオールドソウル風なアレンジではその才能を存分に披露する。

やはり凄いアーティストなんだ・・・と実感させられる。

 

この「ぬくもりに抱かれて」の柔らかでシルキーな世界はこの時代に聞いても心揺さぶられるメロディに魅了されます。

ジャネットの甘い歌声にスイートすぎないソフトリーなメロディセンス。

スルリと耳に入ってくる心地よさを新年のこの時間帯にどうぞ♪

 

M2>  ドリーム・ランド  /   メアリー・チェイピン・カーペンター

 

1999年にリリースされた『パーティ・ドール』から。

「メアリー・チェイピン・カーペンターズ」は1958年ニュージャージーに生まれた、カントリー・シンガー。

(この方のお父さんは「Life誌」の代表だった人で、幼少期には何と日本で過ごした事もあったそうです)

 

幼少期から音楽に触れてきた彼女はカントリーやフォーク・ミュージックにも興味を持ち始め、いつもギターを手にしていたメアリー。

1987年に「Hometown Girl」でデビューをかざり、数多くのリリースを経て、カントリー・シーンを代表する女性シンガー・ソングライターに上り詰めたメアリー。

 

彼女が99年にベスト盤としてリリースしたのがこのアルバム。

メアリーの魅力はサウンドだけでなく、日々生きる事に対する明快な視点、

そしてそこに前向きな希望を見出す詩の世界。

 

さて2017年がスタートしたばかり。彼女の歌から貰える目には見えない不思議な力。

このチカラを耳から吸収して、思い切り進んで行きましょう!

まだ見えない「ドリーム・ランド」を見つけに出発です♪