M1> kissing me / マリア・ソルヘイム
ノルウェー出身のシンガー・ソングライター「マリア・ソルヘイム」
彼女の2004年のセカンド・アルバム『Frail』
彼女は言葉を置くようにゆっくりと穏やかに歌う。
「今まで存在した、どんな才能とも異なる全く違う次元の新しい才能!」。
これは2001年にデビューアルバム<Barefoot>がリリースされた際、ノルウェーの国営新聞はそう彼女を評しています。
彼女のもう一つの歌う以外の才能はフリーライターとしてのキャリアを持っていること。
わずか15歳でノルウェーの全国週刊誌のフリーライターとして活躍したそうだ。
文学的才能にも恵まれた彼女。
彼女の曲の中の詞にも注目したいところ。
若くして自分を表現するすべを持ち合わせていた彼女。
彼女の歌の世界にもマリアの個性が垣間見えます。
このアルバム「Frail」は穏やかな時間が流れ、彼女の才能と彼女の時間を感じることができます。あぁ、穏やか・・・気持ちいい。
M2> ドクター・ジャズ / ジョン・ジョーゲンソン
ギタリスト「ジョン・ジョーゲンソン」(John Jorgenson)
もともとはカントリー&ブルーグラスのバンド「Desert Rose Band」 の名ギタリストとして活躍した人。
もちろんカントリー好きな音楽ファンの方にとってはお馴染みの方。
そんなジョン・ジョンゲンソンが2000年以降アコースティック・ギタリストとして変身したというのは大きな衝撃だったようです。
このアルバム1981年のアルバム「アフター・ユーブ・ゴーン」
このアルバムにはそんな過去の姿?音?は全く感じられないのです。
西海岸をイメージさせる爽やかなスウィング・ジャズを味わえます。
しかし「ジャズ」というより心地いいイージー・リスニング・ミュージック。
そんな印象を持たれる方も多いかも。
とにかく気持ちいいサウンドは自由に耳を洗浄してくれるかのように、すんなりと耳に入ってきます。
メロディックな味わい・・・大人だねぇ・・・♪