M1> このままでいたい / アンドリュー・ゴールド
ウェスト・コースト・ロックの黄金期を支えたシンガー・ソングライター
「アンドリュー・ゴールド」
彼が亡くなったのは2011年6月。
70年にケニー・エドワーズ、カーラ・ボノフ、ウェンディ・ウォルドマンとともに
「ブリンドル」を結成。
グループ解散後、リンダ・ロンシュタットのアルバムに参加するなどそのマルチな活躍は偉大。
あの矢沢永吉さんにも多大な影響を与えたことも有名ですね。
そんなアンドリュー・ゴールドの1977年のアルバム「自画像What’s Wrong with This Picture?」
(邦題は『自画像』となっていますが原題は”この写真の間違いは何処?”という間違い探しになっているそうです。どこが間違いかお分かりでしょうか?)
どこか懐かして、潮風を感じるような爽やかなサウンド。
優しいメロディに甘く切ない大人の歌・・・。
全米ヒット・シングル「ロンリー・ボーイ」も収録された1枚。
ちなみにアルバムのラストをこの曲が飾ります。
このジャケットも好きなんですよね・・・良い風を感じません?ヒュー♪
M2> Love Has Found It’s Way / オブライエン
『ドゥーイン・オールライト+ユー・アンド・アイ』
ソウル・シンガー「オブライエン」の1982年のファースト・アルバム「DOIN’ALRAIGHT」と1983年のセカンド・アルバム「YOU AND I」を合体させた1枚。
1980年代初期シンガーの中でも屈指の万能プレイヤーだった彼の魅力がたっぷり詰まった作品。
ダンスフロアーなどではスロー・ナンバーの名曲「YOU AND I」がパワープレイされていたそうですが、この甘い歌声を聞きながらその当時のディスコではチークタイム?
その当時のディスコを知らない僕は伝説的に話を聴くわけです。
ちなみにこの曲、オリジナルはスティービ-・ワンダー。
このしっとりと歌うオブライエン。哀愁があります。
正直ジャケットはだいぶ暑苦しい仕上がりに・・・。
しかし、アルバムの内容はとっても爽やか。
ジャケットのイメージを見事に裏切ってくれます。
メロウもアップもお手の物。この万能さは聞いていても面白い。
選曲した「Love Has Found It’s Way」もしっとりと歌い上げるスロー・ナンバー。
このメロディとアーバンな雰囲気は嫌いじゃない・・・いい。