M1> 緑の木々 / ラフェール・ルイ・トリオ
フランスはリオンで結成されたグループ「ラフェール・ルイ・トリオ」
メンバーは「クリート・ボリス」(ヴォーカル)、「ブロンコ・ジュニア」(ドラム、キーボード)、クリートの弟「カール・ニアガラ」の3人。
心地いい音楽を届けてくれるポップバンドです。
1980年代にデビューしましたが、当時からの特徴はラテン&ジャジーな音楽。
この音楽の混ざり合う不思議なポップ感は心地良さと、爽快さを運んでくれます。
1990年にリリースされたアルバム『Sans Legende』(サンレジェンド)は
ここでは見事なオトナポップへと姿を変えるんですね。
より味のある魅力的な世界を作り上げています。
耳障りの良いポップサウンド、歌詞の意味は分かりませんが、意味よりもサウンドに身を預けたくなるオシャレさと楽しさを持ち合わせます。
“ラテン民族の、ラテン民族による”粋な遊び心。
どうです?遊びに出かけたくなりません?
M2> 心が見えたから?(Porqué Te Conocí?) / エクトル・ラボー
1946年にプエルトリコで生まれたサルサを代表する歌手・ラテン・シンガー
『エクトル・ラボー』
プエルトリコ音楽学校に通った彼は、17歳のときに、ニューヨークに移りバンド活動をスタート。このころ他のラテン系の歌手と区別するために、彼はフェリペ・ロドリゲスのあだ名”La Voz”(声)を採用し、芸名をラボー(Lavoe)に変えたそうな。
1978年の傑作アルバム『コメディア』
ストリングスも駆使した凝ったアレンジは実に素晴らしい♪
サルサに興味がある方は持っておいた方がいい1枚。
美しく伸び伸びした歌声は響きます。
せつなくて美しくて、晴れやかな気持ちになります。
背筋がゾクゾクするような繊細さと、もの悲しいような哀愁。
「サルサ史上最高の歌い手の一人」と言われる彼の実力をバリバリ感じられる1枚から。
このバラードも魅力の一つ。
「心が見えたから?」この切ない名曲を久々に聴きたくなりました、
サルサが似合う季節がゆっくりと近づいてきたのかしら?