M1> Blue Skies / ドクター・ジョン (Dr. John)
1940年ニューオーリンズに生まれた「Dr. John」
3歳にピアノを始め、高校に入るころには自分のバンドを持っていたそうです。
ロックンロール、サイケの時代を通過して70年代には自分の新しい
「ニューオーリンズ・サウンド」を確立。現在76歳!
レジェンドと呼ぶにふさわしい音楽界の生き証人。
そんな彼の1995年にリリースされたアルバム『Afterglow』
もうこのジャケットだけでも…わかりますよね。
このアルバムの良さが。
ニューオーリンズ・サウンドを代表する重鎮のサウンド、このアルバムで聞かせてくれたのはブルースとジャズの混合。ゴージャスだけど、せつなくたまらない時間。そんな贅沢な時間と空気を詰め込んだ名作。
広い空を見上げながら腕を広げて感じたい。
選曲から、アレンジの素晴らしさ。
歌のあたたかさ。
渋すぎるよ・・・素敵すぎるよ・・・たまらないよ。
M2> My Sweet Song / トビー・ライトマン
ソウルからブルーズ、R&B。
ミックスさせたようなバラエティーに富んだ曲がたくさん。
そのバラエティにはすべて共通点があります。それはシンプル。
洋楽好きな方は反応してくれそうな1枚。
アメリカのニュー・ジャージー州出身。
6歳の頃にヴァイオリンを学び始めますが、普通のポップ・ミュージックには興味がなかったという彼女。そのライティング・センス。
彼女の深みのある声にはほかに必要なものはないでしょう。
それほど歌声には説得力を感じます。
2006年にリリースされたアルバム『Bird on a Wire』から。
フックのあるソウルフルなグルーヴは彼女のスケール感を感じます。
さてそんな彼女の歌声に浸っていただきましょう♪
エスニックのような他国のニュアンスも感じられるのが不思議なんです。
その不思議さも彼女の魅力の1つ!ではどうぞ♪
ロックなのにソウルやR&Bでの要素があり、良い意味で昔の音楽のような雰囲気が素晴らしいです。
また歌も上手く、なんていうか、すごく感情がある。伝わるんです。
Don’t Wake MeやHolding Me Downでのたたみかけるような歌い上げや、雰囲気は違うけど(でも統一感はある)Slippin’やMy Sweet Songでの落ち着いたグルーヴ感は最高です。ジワジワと来る、この音楽の良さの感覚。
他のアーティストではなかなか出会えないですよ、こんな音楽。