M1> Sky Blue Sky / WILCO(ウィルコ)
アメリカ・イリノイ州出身のオルタナティヴ・カントリー・バンド「ウィルコ」
1995年のデビュー以来、バンドとして数枚のアルバムを発表している。
アーティスティックなロック・バンドとしての信念は変わらない。
そのスタイルが世界でも人気を馳せた理由だと思う。
多くのアーティストからも支持されている所以のひとつ。
さてこのアルバムは2007年にリリースされた「Sky Blue Sky」
ヴォーカルの良さはもちろんだけど、そのメロディの穏やかでいて躍動的のところはたまらない。
静と動を見事に組み込んだメロディは美して、儚い。
このアルバムの前作までは実験的なもので、それはそれで聴きごたえがあったのですが、このアルバムでは派手さを抑えて曲をメインに押し出している。
そうすることで情緒的な余韻を味わえる♪
タイトルトラックになっている「Sky Blue Sky」はジャケットのイメージを柔らかく裏切ってくれるギターのリフ、残響するヴォーカルは実力を見せつけてくれるようです。
参りました・・・さすがっす。良い曲です♪
M2> クルーエル・ウィンド / エリック・ジャスティン・カズ
1972年にリリースされている『イフ・ユアー・ロンリー』
シンガー・ソングライター『エリック・カズ』のデビューアルバムから。
このジャケットのダラッとした感じ・・・いいですよね。
部屋には飾りたくないけどwだってダラッとしちゃいそうでしょ?
しかし、アルバムを聴いてみると、これが素晴らしい1枚なわけで。
ジャズ評論家の「マイケル・カスカーナ」という方がプロデュースを担当していて、ボニー・レイットなども参加しているという1枚。
歌詞を読んでみると、家族愛や、恋人への切ない気持ち、悲しみや思いなど、
美しくて人間臭いエリック・カズの世界に感動します。
美しいメロディと優しい歌声は心を刺激します。
深呼吸をさせてくれるような歌声です。
素朴でありながら、切々と語り掛ける歌にはビリビリと心が揺れる感じ。
「クルーエル・エンド」はピアノのシンプルな旋律に彼の歌声がしっかりと乗ったほのぼのしてしまう1曲。
リラックスして耳を傾けて心の整理をしてみましょう♪
この人のよさにはまると人生で他人が知らない楽しみをひとつ
見つけたなあとほのぼのとした気持ちになれます。