M1> 悲しき恋心(Absence Makes The Heart Grow Fonder) /
ティファニー・アンダース&ボイド・ライス
1996年に公開された「キャロル・キング」の半生をモデルに描かれた映画『グレイス・オブ・マイ・ハート』のオリジナル・サウンドトラックから。
この映画は1950年代から1970年代前半までのアメリカのミュージック・シーンを描いた、作品。
60年代の音楽が好きな方にはたまらない作品だと思います。
その拘りや、作品の豪華さもその理由の1つ。
音楽を担当したのは「ジョニ・ミッチェル」の元夫の「ラリー・クライン」
そしてこのアルバムの中で『バート・バカラック』と『エルヴィス・コステロ』が初めて共作し、編曲とプロデュースまで手掛けた《ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス》が収録されているトコロ。
曲調そのものが時代を感じさせてくれて、僕が知らざる世界を教えてくれる教科書のような映画。
だからこそこのサントラが素晴らしかったりする訳です。
この曲は「ティファニー・アンダース&ボイド・ライス」が歌った「悲しき恋心」♪
映画の中でも印象深いラブソング♪
胸キュンにするような美しい、懐かしい曲がゾクゾク登場するワクワク感・・・また見ようっと♪
M2> ブリング・オン・ザ・レイン / ジョ・ディ・メッシーナ
1990年代後半から2000年代前半の女性カントリー・シンガーのムーヴメントの中で、
重要な存在感を放ったアーティスト『Jo Dee Messina』(ジョ・ディ・メッシーナ)
デビューから勢いよくカントリー界の中で異彩を放った彼女、
彼女の音楽にはソウルや、ポップさを兼ね備えています。
カントリー・ミュージックにルーツを持ちながらも、
そのポップな感覚を大切にしたアレンジは、今のノラ・ジョーンズなどの現在のカントリー・ミュージックのベースを作ったようにも感じます。
聴いていてソフトでありながら、カントリーのトラディショナルなところも伝えてくれる。
間違いなく、この音楽は幅広い層にアピールできる。
曲によってはとてもゴージャスでグローバルなアレンジもあって飽きさせない。
そんな彼女の2000年にリリースされた通算3枚目のアルバム『バーン』
ノリに乗っている彼女の勢いを感じながら、大切にしている彼女の心。
カントリーへのオマージュを感じてしまいます。
性格のいい1枚とでも言いましょうか。
梅雨時に聞くカントリー・・・好きかも♪