M1> ルナス・ロタス / ロサーナ(ROSANA)
スペイン出身の女性シンガー「ロサーナ」
サウンドはレゲエからボサ・ノヴァとミックスされている感じ。
その音の幅を見事に散らばしていて、コンパクトに聴きやすくまとめています。
ラテン・アメリカなどで人気を博したアーティストです。
映画のサウンドトラックなどにも登場して注目を集めたアーティスとさんです。
1997年にリリースされたアルバム『LUNAS ROTAS / ルナス・ロタス』
彼女にとっては2枚目のアルバムです。
さて彼女の魅力は低音の落ち着いた歌声。
一瞬男性ボーカルと聴き間違えてしまう可能性も。
本国スペインでもこのアルバムはチャート1位を記録するなど現地のラジオではパワープレイ状態だったそうです♪
アルバム全体にラテンフレーバーが漂いますが、聴きやすいラテンポップといったところ。
この時期からはこのフレーバーは気持ちいいですよね♪
歌詞はもちろんスペイン語。
スペイン語の分からない方。(もちろん僕w)も馴染みやすい曲調とメロディが多いのも好きポイントです。
この堂々とした歌いっぷりは大御所にも引けを取らない存在感を放っておりました♪
どうぞラテンフレーバーの美しき世界へ♪
M2> ノヴァ・カペラ / ジョアン・ヂ・アキーノ
ブラジルはリオ出身の名ギタリスト、コンポーザー、プロデューサーとして
著名な「ジョアン・ヂ・アキーノ」
ブラジルを代表するギタリストの1人です。
そんなジョアンの1980年にリリースされているソロとして
3作目のアルバムが「アスファウト」
このアルバムが名盤と呼ばれるのには理由が。
その一つはこの時期にアメリカのジャズの影響が見え隠れしますが、独自のブラジルジャズを展開している独自の世界感。
南米独特の楽器を持ち込み、ブラジルテイストを大事に盛り込んでいるトコロ。
通年のブラジリアン・フュージョンと線引きしている明確さがカッコいい。
アルバム全体にエレピ、シンセなどを用いているので、今から40年近く前のサウンドですが古さをあまり感じないのも名盤と呼ばれる1つかもしれません。
ソングライターとしての才能も発揮したジョアン。
彼の貴重なジャズ・ファンクの名曲の中からメロディの美しさがピカイチ
「ノヴァ・カペラ」♪
この浮遊感と気持ちいいフレーズは何度聞いても癒されます♪