M1> ザ・ニアネス・オブ・ユー / チャーリー・ワッツ
Rストーンズのドラマー『チャーリーワッツ』
個人的に惹きつけられる人物の1人。オシャレで、ダンディーで、大人の男。
洋服へのこだわりや、スーツの着こなし、生き方などを語ったインタビューを読み終えたときに、遠い世界の憧れを感じたことを思い出す。
そんな彼の「ジャズ・アルバム」として4枚目にリリースされているのが
1996年にリリースされている「ロング・アゴー&ファー・アウェイ」
全編に「バーナード・ファウラー」のヴォーカルをフィーチャーしている美しいアルバム。
バックのオーケストラは24人に拡大している様子。
前作まではこんなにいなかったはず。ゴージャスな音の圧を感じることができます。
スタンダードでいて奥深い1枚です。
端正な歌声を後ろでニコニコしながら叩くワッツの表情を想像して聞くことができる。(気がします)
もともと、ブリティッシュ・ジャズのセッション・ミュージシャンだったことでも有名なワッツ。
好きな音楽を趣味として楽しんでいる。
その余裕みたいなものも良い雰囲気にプラスされています。
ロックとは別な顔を見られる贅沢な「音」から今週のHi!心呼吸スタートです♪
M2> ”ノー・ワン・エルス” / アメル・ラリュー
R&Bのセラピーがあるとしたら、彼女の歌声は随分と重宝されるだろうなぁ。
彼女の歌声には不思議なほど癒し効果を期待してしまいます。
R&B好きな方はご存知の方も多いでしょう「Groove Theory」のボーカリストだった彼女。
アルバムをとおして、とてもムーディーな曲が多く、
ジャズとソウルの融合が美しくフィットしている感じ。
2006年アメル・ラリューの3枚目のアルバム『Morning』から。
それまでに培った透明感に磨きがかけられた歌声を聞かせてくれます。
まるで少し冷たい水の中にいるような浮遊感も感じられます。
クールでジャジー。
このアルバムにはキャッチーさは殆どなく、彼女のポップさを求めてしまうとちょっと違うかも。ジャジーなシックなアルバムを求めるならこのアルバムはベストかも。
シンプルなトラックに彼女の透き通る声が乗る。
シンプルだからこそ彼女の歌声の本来の魅力を楽しむことができるはず。
曲によってギターの音が効果的に使用されていて音楽の幅が広がりますが、彼女から与えられる癒し部分は絞られて安心さが増します。素敵な曲達♪