M1> in your eyes / ピーター・ガブリエル
今週は10月の終わり。11月の始まり。
また新しいシーズンが始まる。そんなバトンタッチをイメージして♪
今週のこのコーナーの始まりは85年録音。
翌年1986年にリリースされた「Peter Gabriel」の5作目『SO』から。
それまでの彼の音楽たちの集大成的な意味合いを持つこのアルバム。
ポピュラーミュージックは根底に、以前から取り組んでいた民族音楽を取り込んだり、
自身のアイデアを駆使した、それまでになかった彼の最大のヒット作です。
このアルバムのラストに収録されているのが『in your eyes』♪
セネガル出身の「Youssou N’dor」(ユッスー・ンドゥール)
と歌われたこの曲「in your eyes」で彼の存在を世界に知らしめるきっかけになった大きな1曲でもあります。
セネガルの伝統音楽に、さまざまな民族音楽やポップ・ミュージックのエッセンスを取り入れた独自の音楽世界を聞かせてくれていますが、ピーター・ガブリエルと出会っていなかったら今日の活躍は見れれなかったかも・・・そう考えるだけでもこのアルバムは聞いておいて損はなしなわけです。
名盤には名曲が入っているいうことのお手本みたいな1枚かもしれませんね♪
M2> アイド・ラザー・リーヴ・ホワイル・アイム・イン・ラヴ / ピーター・アレン
ピーター繋がりでw
今度は「ピーター・アレン」です。オーストラリア・テンタフィールド出身のシンガー・ソングライター。
ピーター・アレンと言えば、1980年の映画 「ミスター・アーサー(Arthur)」 の主題歌 「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」のイメージも強い方も多いかもしれませんね。
短い人生の中で数多くの名曲も残しています。彼のキャリアのスタートは16歳だったそうです。亡くなったのは48歳。もう少し彼の曲を聴いてみたかった♪
そんな「ピーター・アレン」の1979年にリリースされている
『アイ・クッド・ハヴ・ビーン・ア・セイラー』(あなたしか見えない)
1979年(僕は当時4歳)
この時代を感じられるこの雰囲気が好きな名盤。
優しいAORを聞かせてくれます♪
「Don’t cry out loud」やこの
「I’d rather leave while I’m in love」(愛してるからさよならを)など有名な曲も収録されていますが、穏やかな秋の木漏れ日の中でも聞いていただきたいそんな1枚。少し時代をタイムスリップ。1979年に思いを馳せてみては?どんな風景が広がっていたんだろう。