HI!心呼吸 3月16日(金)

M1>  カウントダウン・トゥ・ラヴ  /  グレッグ・フィリンゲインズ

 

アメリカのキーボーディスト、シンガー「グレッグ・フィリンゲインズ」

数多くのミュージシャンとセッションしてきたキーボーディスト。

もともとは「スティーヴィー・ワンダー」のバックを務めたり、

やはり有名なのは「TOTO」の後期のメンバーとして活躍したということでしょうか。

そんな彼の1985年にリリースされたアルバム『パルス』

数少ない彼のアルバムから♪

若いですね!ジャケットもイカシテマス♪

ちなみにそんなにブレイクしたアーティスとさんではないんです。ミュージシャンを支えるのが本業の彼。

でもこのアルバムは僕は隠れた名盤だと思っています。

主張しすぎないキーボード。控え目なボーカル。

その優しくポップなサウンドはどちらかというとジャズよりもフュージョンに近い。

そのテクニックを控え目に控え目に・・・。

その程よいサウンドが気持ちいいんです♪

この曲「カウントダウン・トゥ・ラヴ」なんてちょっと可愛い♪

TOTOの時代の姿と同一人物とは思えないほどのギャップwナイスです♪

 

 

M2>  Biggest Part of Me  /  Ambrosia(アンブロージア)

 

今週の締めくくりはAORで締めさせてください。

1980年の4枚目のアルバムの『One Eighty』

もちろんアーティストは1970年代前半に結成されたアメリカ・ロサンゼルス出身のバンド

「アンブロージア」

このアルバムで初めて彼らを知った人は、彼らの前身がプログレバンドだったなんて

思いもしないだろうなぁ・・・。

プログレ時代を全く聞いたことがない(僕)。

見事にジャケットからAORしてるしなぁ。音ももちろん「マイケル・マクドナルド」ばりにアメリカン・シティーポップ・サウンドが展開です♪

やはりプログレ・・・信じられなーい。

アルバムのほとんどの曲も適度にメロディアスであり、耳残りがいい♪

ラジオライクなサウンドでもありますが、なんといってもこの名曲

『Biggest Part of Me』は素晴らしい♪

もう40年近く前の曲ですよ。これ。

思わずユキさんのように「AOR♪」と囁きたくなります♪

今週はこんな名曲で締めくくりです♪今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 3月15日(木)

M1>  Waiting On the World to Change /  ジョン・メイヤー

 

このメッセージ・ソングをなんとなく思い出した。

アーティストは「ジョン・メイヤー」

1ST、2ndとポップさを身にまとった印象だった「ジョン・メイヤー」が

満を持して「素」を見せてくれたアルバムな気がします。

2006 年にリリースされた『Continuum』(コンティニュアム)

3作目にしてポップさを取り除いてどっしりと落ち着きを放っている♪

メロディライン、ハスキーな歌声。

そしてブルースにも似た男臭さ。

このジョンの世界も好きだなぁ。

この曲は年末を連想させる1曲ではあります。

「今、もしも力があったなら、仲間達を戦争から連れ帰る力が・・・。

待ち続けるよ、世界が変わってくれるのをね」

この歌の中には「クリスマス」というフレーズも出てきます。彼が言いたいのはいらない死は必要ない。クリスマスを逃すこともなかっただろうし、だから時代が変わるのを待つんだ。

彼の平和への願いみたいなものを感じる♪

もうすぐ今年の「春」。何かを変えるときが来ているのかもしれない♪ね?ジョン。

 

 

M2>  ボールヴァード (日本ボーナス・トラック) /   スマッシュ・マウス

 

もう1曲。「落ち着いた」というキーワードから。

「スマッシュ・マウス」

サンフランシスコはサンノゼ出身の4人組。94年に結成されたバンド。

2003年にリリースされたこの『Get the Picture?』

彼らにとって4作目のアルバムですが、基本パーティ・チューンをメインに聞かせてくれるスマッシュ・マウスらしい意欲満々な作品。

もう15年も前のアルバムなのかと・・・愕然とする。

シンプルな分かり易いメロディは健在。

夏場のイベント事には重宝したパーティ・サマー・レゲエ・サウンドが楽しめます。

さてこんなノリノリのアルバムから今日はこの曲を。

日本盤のみボーナス・トラックが3曲収録されていたんですが、この「ボールヴァード」もその中の1曲。

彼らにとってはしっとりと、美メロで聞かせてくれる落ち着きを感じさせてくれるミディアム・ナンバー♪

どこか懐かしいソウルフルで軽やか。さすが西海岸サウンド♪

少し先の季節を感じながら彼らの心意気をどうぞ♪

 

は4作目のアルバムでも遠慮なくパーティーを続行する。彼らはまたしてもサーフィン・ミュージック、軽快なレゲエ、海辺の賛歌のゴキゲンなミックスを披露するが、さらにビーチ・ボーイズの「Good Vibrations」の一部を「Hot」に挿入して、自分たちが当代一流のサマー・バンドであることを宣言している。しかし、スマッシュ・マウスがもっとも輝くのは、愛車を擬人化して描くとき(「Hot」)や追い越し車線を疾走する快感を歌い上げるとき(「105」)だ。破壊的に鳴り響くファルフィッサ・オルガンがこれらの曲をヒート・アップさせ、クエスチョン・マーク&ミステリアンズの怪しい作風を思い出させる

意欲満々で望んだ、4枚目のオリジナル・アルバムが遂に登場!! 日本先行発売。

 

HI!心呼吸 3月14日(水)

M1>  ポストカード・フロム・パリ  /   ジミー・ウェブ

 

今日はホワイトデー♪お返しもそうですが、気持ちも届けないと♪

1946年8月15日オクラホマに生まれた「ジミー・ウェブ」

彼は13歳の頃から作曲を始めたそうです。そんな彼のデビューは68年。

同じレーベルに「フィフス・ディメンション」のデビュー・アルバムのソングライター、にウェブを起用。そのヒットもあって21歳にしてグラミー賞作家となる栄誉を手にするという快挙を成し遂げました♪

それ以降はヒット・メイカーとして曲提供の依頼が舞い込むことになります♪

 

さてそんな「ジミー・ウェブ」の限られた作品の中からこの曲を。

なんといっても彼のサウンドは美しい。

柔らかな流れを感じるメロディに哀愁漂う歌声が素晴らしい♪

どのアルバムにも共通しているのは男臭い無骨のようで繊細な曲の中で感じる哀愁を感じるという点。

1993年にリリースされた『サスペンディング・ディスビリーフ』

その前の作品から11年ぶりの作品。この哀愁の中に感じる優しい思い。

この曲にも同じものを感じる名曲です♪ポストカードでメッセージを♪

 

 

M2>  Cuando te beso(キスする時)  /  フアン・ルイス・ゲラ

 

ホワイトデーだからちょっと情熱的な曲を選曲♪

ドミニカ共和国の国民的スーパースター『フアン・ルイス・ゲラ』

1957年6月7日(現在60才)

色んなメッセージ(政治的側面も含んだ)が込められていたアルバム1992年リリースされた『Areíto』(アレイト)から♪

こんなにも美しく情熱的な1曲。

豪華なオケをバックに壮大に歌い上げる彼の歌声が優しく彼女を包み込むような色気ムンムン。

少しクドイくらいですが、この濃厚さがカッコいい♪

ゲラの曲にももちろん陽気な「メレンゲ」とロマンチックな「バチャータ」の歌がありますが、僕は個人的にこの「バチャータ」が好き。

この曲「Cuando te beso:キスする時」はそんな彼の名曲の中でもイチ押し。

大事な人にお返しと一緒にロマンチックなこんな曲を送ってみるのはいかがでしょう?

彼の世界中での売り上げが3億枚を超える・・・。12回のラテングラミー賞を受賞。

頷ける。頷ける。是非ラテンの情熱をどうぞ♪

HI!心呼吸 3月13日(火)

M1> 三月の雨(Waters of March)/リー・リトナー、アル・ジャロウ、オリータ・アダムス

ギタリスト『リー・リトナー』がプロデュースした

「アントニオ・カルロス・ジョビン」のトリビュート・アルバム1997年

『ツイスト・オブ・ジョビン』

リーの呼びかけにそうそうたるミュージシャンが集まって作られた聴き応えたっぷりのアルバム♪

アル・ジャロウ、オリータ・アダムス、エル・テパージ、ハービー・ハンコックなど豪華すぎるメンバーがこのアルバムを彩ります♪

本当にどの曲も聴きごたえ十分なんですが、この中でもお気に入りは

この「アル・ジャロウ」と「オリータ・アダムス」が歌った『三月の雨』

原曲ももちろんお馴染みのこうメロディですが、このメンバーにかかるとこんなにも豊潤な曲に仕上がるんだなぁと感動です。

リー・リトナーの思いの入った渾身のトリビュート!と言った印象です。

ジョビンを知らない人もこの豪華なサウンドに曲自体の感動よりも別なものを感じていただけそう♪

スムーズ・ジャズ・テイストのさわやかなメロディーを乗せて春のドライブにでも出かけましょう♪

 

 

M2> All The Same Tonight(オール・ザ・セイム・トゥナイト)/ リー・リトナー

 

「リー・リトナー」楽曲をもう1曲どうぞ♪

改めて『リー・リトナー』はアメリカ・カリフォルニア・ハリウッド生まれのギタリスト。

ジャズ・フュージョン界のカリスマです。

1970年代からのキャリアでは多くのアーティストに指示されたギタリストとして有名です。特にブラジリアン・リズムに影響されて自身のアルバムに取り入れた彼の作品がお気に入り♪

先ほどかけたジョビンの作品などにも影響を受けたことが分かります♪

 

さてこの作品は1989年にリリースされた『カラー・リット』

やはりこの作品にもブラジリアン・サウンドが光ります♪

カラフルな色彩感を見事にアレンジしています♪

このアルバムにも豪華なアーティストをゲストに迎えて作成されました♪

このカラフルなサウンドに彩りを添えたのは、ラッセル・フェランテ(key)、アーニー・ワッツ(sax)などが参加。そこにシンプルなアコースティック・ギターを自身で乗せるスタイル。ブラジリアン・サウンドありきではありますが、このサウンドは僕的には身近にナイト困るサウンド♪

 

HI!心呼吸 3月12日(月)

M1>  Suddenly Strings (サドンリー・ストリングス)  /   ファー・クライ

 

だいぶ春めいてきましたね。今週は頭の中に流れるAORを何曲か♪

まずはジャケットからAORしています♪

ニューヨーク出身の「フィル・ガルドストン」と「ピーター・トム」のソングライター・デュオ『ファー・クライ』

そんな彼らが1980年にリリースした名作がこの【ファー・クライ】

AOR好きの方なら絶対に手に入れたいであろうアルバムです。

この裏切らないジャケットのデザインから二人が奏でる爽やかなサウンドは80年の音とは思えないほど鮮やかでフレッシュです。

全編殆ど「スティーリー・ダン」に似ている♪

それもそのはずバックミュージシャンにはドナルド・フェイゲン自ら参加している作品。本人のお墨付きなのかもしれませんが、耳にも心地いいAOR。

スティーリー・ダン好きの方にもおススメ♪

幻の1枚と称されたアルバムから穏やかでロマンティックなバラード「Suddenly Strings」♪こんなサウンドが似合う季節になりました♪

 

 

M2>  If I Saw You Again /    Pages (ペイジス)

 

もう1曲AORを続けます♪

このイントロから涙モノ♪このリズムと期待通りのAORサウンド。

 

歌うは後に「キリエ」などのヒットを飛ばした「Mr.ミスター」として知られることになる「リチャード・ペイジ」と「スティーヴ・ジョージ」を中心とした5人組『Pages』

そんな彼らの1978年にリリースされたデビュー・アルバム

『ファースト・ペイジズ』からこの名曲を♪

ジャズ、フュージョンの要素を取り入れた楽曲。

クリアなコーラス。まさにAOR♪

レコーディングには驚きの顔ぶれが並びます。

マイケル・ブレッカー(sax)、デイヴ・グルーシン(key)、ヴィクター・フェルドマン(perc)らが参加しているだけでも生唾ものです!

リチャード・ペイジの声は透き通る様な可憐な声。でも細すぎない耳に残る不思議な美声。

サウンド作りがやはり「スティーリーダン」などのように感じます♪

ちょっとニュアンスが似てる2曲になりました。アハハ♪

HI!心呼吸 3月09日(金)

M1>  サウス・シティ・ミッドナイト・レディ /   ザ・ドゥービー・ブラザーズ

 

今週の締めくくりには季節の進んでいくような軽快なリズムが聴きたくなって♪

ご存知『ザ・ドゥービー・ブラザーズ』

Vo.トム・ジョンストンを中心に1970年にカリフォルニアで結成された、70年代を代表するスーパー・バンド。イーグルスと並んでアメリカ・西海岸を代表するロック・バンドですね。バンドの後期にはジャズやR&Bを取り入れた都会的なサウンドにシフト・チェンジしてそのサウンドも大好きです♪

 

そんな「ドゥービー・ブラザーズ」の記念すべき3rdアルバムがこの1973年

『キャプテン・アンド・ミー』

「ロング・トレイン・ランニン」「チャイナ・グローヴ」など代表曲が収録されている名盤。今までに何度このアルバムを聴いてきたか!

僕なんかが今聴いてもジワーっと懐かしさを感じるんだから、

リアルタイムでお聞きになっていた先輩たちはどんな思いになるんだろう・・・。

大ヒットした曲も魅力ですが、僕はこの曲を聴くとナチュラルになれるんです。

「サウス・シティ・ミッドナイト・レディ」♪

あぁ、お気に入りの場所でコーヒー飲みながら聴きたくなってきた♪

 

 

M2>  Welcome Back  /   ジョン・セバスチャン

 

今週はこの曲で締めます♪番組に先日リクエストもいただいていたんです。

グッド・タイム・ミュージックの申し子。

『ジョン・セバスチャン』

1944年3月17日ニューヨーク生まれ。

今月誕生日を迎えると「74歳」になられます♪

1976年にはこの代表作『Welcome Back』をリリース。

この「Welcome Back」が全米No.1を獲得する大ヒットを記録しました。

ちなみにこの曲は人気ドラマの主題歌として使用されて大ヒットしたんです♪

 

このウキウキするようなグッド・イム・ミュージックに

この時代の都会的なサウンドがミックスされてとてもオシャレ。

この曲調は今の時代でも受けるメロディだと思いませんか?

春にピッタリ♪何かが始まる様な幸せな気持ちになります。

ポップセンス抜群ですね♪このコーラスもアクセントになって耳から離れません。

この優しく慣れるサウンドが春を彩ります♪今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 3月08日(木)

M1>  THORN UPON THE ROSES /   メアリー・ブラック

 

アイルランド・ダブリン出身のシンガー『メアリー・ブラック』

音楽一家で育った彼女のシンガーとしての活動は約束されていたようなもの。

1984年のデビュー以来、現在もアイルランドで支持を集めるアーティスト♪

1990年代には「NO FRONTIERS」など沢山の名曲を発表するごとにアイルランドのチャートで大ヒットを連発。

国民的歌手にまで登りつめちゃったという彼女。

日本でも1991年発売このアルバム

「ベイブス・イン・ザ・ウッド~森の少女」

 

その中からこの曲「ソーン・アポン・ザ・ローズ/THORN UPON THE ROSES」が当時のJR東海のCMで使用されてアルバムもセールスを記録。

懐かしいと思われる方も多いかもしれんね。

この優しいメロディに乗ってCMのインパクトが大きかったな♪

カントリーにも近い、スケールんも大きな伸びやかな1曲。

季節の変わり目。自然に目が行くこの季節だからこそ、

彼女の歌声は耳をひきます♪

人々の心に寄り添った感情を込めた歌はこの時代にも響きます。

 

 

M2>   Push  /    ケアヒヴァイ((Keahiwai)

 

幼友達のマイ(Mailani Makainai)とレイ(Lei Melket)の女性二人による

ジャワイアン(=ハワイアン・レゲエ)・デユオ『ケアヒヴァイ』

なんて気持ちいい爽やかさなんでしょう♪

 

もちろん「夏」に聴きたくなりますが、今週は季節を少し進めてきたのでジャワイアンのサウンドもそろそろいいですか?

ハワイの言葉で「火と水」と言う意味を持つ「ケアヒヴァイ」。

彼女たち2人の息の合ったポップ・アイランド・ミュージックはおススメです♪

夏が来る前にいかがですか?

春はなんだか寂しい気持ちになる季節。

センチメンタルにもなりますが、このサウンドがあればそんな気持ちにもなれないかも。

周りを明るくしてくれるようなサウンドはパワーを秘めています。

フレッシュな彼女たちのピュアな歌声はもちろん、心地いい風を感じる様な爽快さ。

肩の力をスッと抜いてくれるようなリゾートサウンド。

2ndアルバム「Satisfied」、

この作品にまさに「満足です」♪もう大「Push」します♪

HI!心呼吸 3月07日(水)

M1>  ライク・ア・スター  /    コリーヌ・ベイリー・レイ

 

休日のような穏やかな気持ちにさせてくれるピュアな歌声の持ち主は

「コリーヌ・ベイリー・レイ」

UK出身の、女性シンガー・ソングライター。

洗練されたソウル・ポップ。JAZZYな空気は特別な才能を感じました。

いつまでも聴いていたい。そう思わせてくれるデビューアルバム

『コリーヌ・ベイリー・レイ』

 

鮮烈に登場してから日本でもおなじみになりましたね。

ヒット曲「プット・ユア・レコーズ・オン」もラジオでもよく聞いた1曲。

全体にムーディでメロウなサウンドは唯一無二。

このアルバムの中で特別耳を奪われたのはデビュー曲「Like A Star」

この歌いだしを聴いただけでクラクラします。

実に柔らかで、ナチュラルな彼女の歌声を春に聴きたくなりました♪

優しい風が春に吹くように、肌で感じるリラックス。

五感で感じる心地よさっていうのか・・・実にいいですね♪

久しぶりにゆっくり聞いてください♪

 

 

M2>   Leiloca(レイロカ)  /   パメラ・ドリックス

 

春を感じてきたのでもう少しだけ季節を進めます♪

「パメラ・ドリックス」

この透明感あふれる歌声とこのリズムを意図も簡単に歌いこなす才能。

気持ちいいですね♪

彼女の出身はアメリカ・ネバダ州。

彼女の夫はブラジルを代表するギタリスト「ホメロ・ルバンボ」

彼女の2002年のアルバム『ITACURUCA(イタクルサ)』にももちろん「ルバンボ」サウンドが見え隠れ。

そのブラジリアン・サウンドをアメリカ生まれの彼女が見事に乗りまくる。

そのサラリと歌い上げる涼しげな歌声はブラジルの宝。

アルバムを聞き終わると満足感に包まれます♪

ゆったりとしたボサノヴァ、ジョビンのカバーなど聴きどころ満載です。

ハミングが美しい「Leiloca(レイロカ)」はこのアルバムのキーになる1曲。

季節を先取りみたいな1曲ですが、そろそろこんなリズムもOKでしょ?

このブラジルの風は群馬の風にはまだ早いかな?

もうすぐでブラジル・サウンドを欲する季節がやってきます♪

HI!心呼吸 3月06日(火)

M1>  school days  /   木原健太郎

 

今日は素晴らしい日本のアーティストをご紹介です♪

僕が大好きなピアニスト『木原健太郎』さん。

北海道釧路市に生まれた木原さん。以前ご一緒したのはもう10数年前のこと。

優しい語り口と、人の良さがピアノの音色にも反映されるんだなぁと実感したピアニストです。

ちなみに初めて作った曲は、飼っていた沢ガニが死んでしまった時の悲しい気持ちを表現した「カニさんが死んだ」♪

その優しい気持ちは今でも健在です。

木原さんの音楽活動のポイントとなる、東京・LA・北海道の3ケ所でレコーディングされた2005年のアルバム『be…』

木原さんの北海道の自然の中を想像させる曲や、気持ちを落ち着かせてくれる優しいストリングスとの曲など。

ピアノの音に心を癒したいという方におすすめです。

卒業シーズンだし今日は「school days」♪

さてどんな景色が浮かんできましたか?僕は今日は小5の教室かなw

 

 

 

M2>    Skylark  /    リディア・シフォン (Lydia Chiffon)

 

続いては実力者の2人のユニットです♪

『柴田麻実さん』と『渥美知世さん』によるユニット『リディア・シフォン』

 

結成の経緯が面白いというか運命的です。

出会いは、とある夏の夜のライブの時。

ジャズ・ヴォーカリストの柴田さんが出演する予定だったライブに急遽ピアニストとして代役を頼まれたのがピアニストの渥美さん。

その日のうちに意気投合♪

2人でのライブなどを経て2010年にユニット結成♪

嘘みたいだけど本当の話。

まるで昔からユニット組んでいたような息ピッタリな2人の演奏を聞かせてくれます。

2017年10月にリリースされている1stアルバム 「Keys to My Heart」

柔らかいジャズをベースとしたサウンドは癒しサウンド。

自ずとリラックスさせてくれる2人の演奏をどうぞ♪

大人の音楽ってこういう音楽のことなのかな?シンプルな構成も飽きさせない。

身近にも素晴らしいアーティストさんがいっぱいいるんですよね♪

HI!心呼吸 3月05日(月)

M1>  SOUTH EXPRESS  /    CHICO FREEMAN (チコ・フリーマン)

 

今週は桃の節句も終わって、いよいよ本格的な春を意識しても良いでしょう。

少し春めいた選曲をしてみました♪

まずは『チコ・フリーマン』

偉大なる父、サックス奏者『ヴォン・フリーマン』を父に持つサラブレッド。

ちなみにお父さんの「ヴォン・フリーマン」はシカゴ・ジャズ・シーンの顔として活躍した功績を讃えられてシカゴでは祝賀会が開かれるほどの人物です。

そんな息子ももちろん彼もサックス奏者です。

そんなお父さんとの競演作品がこの1987年の作品。

「LORD RIFF AND ME / ロード・リフ・アンド・ミー」という作品です。

偉大なる父の背中を追いかけて、そのジレンマの中で制作された父子の競演です。

そんな物語を勝手に想像しながら聞いていると、自分の成長を聴いてくれよ!

親父!こんなクールな演奏をできるようになったんだぜ!

なんて会話が聞こえてきそうです。

 

ゴリゴリの演奏というよりも繊細で、軽快なサウンドは非常に心地いい曲ばかり。

親の存在を超えて行ったソリッドな演奏は春先には刺激的です♪

 

 

M2>  ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド(ボーナストラック・日本盤のみ)

/  アンネ・ソフィー・フォン・オッター・エルヴィス・コステロ

 

この名演奏の後にはこちらは盟友との共作を♪

『アンネ・ソフィー・フォン・オッター』の作品です。

クラシックのメゾ・ソプラノ・ヴォーカリスト「アンネ・ソフィー・フォン・オッター」と「エルヴィス・コステロ」の共演による2000年の作品。

「For the Stars」

 

クラシック界の歌姫「オッター」がポップアルバムに挑戦したこの作品では、コステロを心底信頼しているのがわかります。

クラシックにはないポップスならではの複雑な構成に彼女の知的な美しい歌声♪

落ち着いた大人の作品です。

囁くような、耳元に言葉を置いて行くようなインパクトのある歌声は天性のモノ。

その才能にほれ込んだコステロのコーラスの優しい事。

念願かなったそんな喜びの1枚はまさに『For the Stars』

キラキラと輝く曲達が散りばめられています♪

信頼が作り上げた作品♪やはりどの世界にも信頼が大事ですね♪