M1> ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム / ロン・アイズレー&バート・バカラック
2004年にリリースされたまるで奇跡みたいな1枚から♪
『ヒア・アイ・アム:アイズレー・ミーツ・バカラック』
「アイズレー・ブラザース」のボーカリスト「ロナルド・アイズレー」とアメリカ最高のコンポーザー「バート・バカラック」の夢のようなコラボがこれ。
還暦を過ぎた「ロナルド・アイズレー」の歌声は艶感たっぷり。
流石の貫禄。そのスウィートな歌声が「バカラック」の珠玉のナンバーの数々をこのファルセット・ヴォイスで歌い上げちゃっているのですから・・・そりゃもう。
最高です。
プロデュース、アレンジまでバカラックさん本人が手掛けているっていう本気モード。
その心意気にロンも本気で挑みます。
50年近くアメリカの音楽業界を牽引してきた2人のお互いをリスペクトしている姿に感動する作品でもあります♪
だいぶ大人なシルキーなラブ・コレクション♪
さてあなたはこのアルバムをどんなタイミングでお聞きになります?え?僕?
夜ももちろん合うんですけど、この時間帯にジックリと楽しみます♪
M2> Steep (スティープ) / ローレン・クリスティ
今週の締めくくりは「夜」に聴きたくなるバラードを聴きながら♪
ロンドン出身のシンガー・ソング・ライター『ローレン・クリスティ』
彼女のデビュー作がこのアルバム「1994年「カラー・オブ・ザ・ナイト」
このアルバムのヒットは映画の存在があります♪
ブルース・ウィルス主演1994年に公開されたサスペンス映画「薔薇の素顔」
この主題歌がこのアルバムのタイトル・トラック
「カラー・オブ・ザ・ナイト」だったんです♪
アルバム全曲が自ら作曲、作詞。
彼女のセンスが光る1枚。
美しいエレピから始まるこの「Steep」は伸びやかな彼女の素直の歌声がノンストレスに聞こえる1曲です。
シンプルでどこか懐かしいメロディは癖もなくいつでもサラッと聞けてしまう。
そのサラっと感が癖になる。
高音部分の擦れかかる歌声も切なさのように耳にこびり付きます。
その不思議な魅力はイギリス的な重厚感のようなものなのかもしれません。
夜のドライブ。少し大きめの音でこの歌声が聞こえてくる・・・。最高です!