M1> As Long As Its Real / ブリンドル
「ウェンディ・ウォルドマン」、「ケニー・エドワーズ」、「アンドリュー・ゴールド」
そして「カーラ・ボノフ」という凄い4人のグループ『ブリンドル』
アルバムのデビューを果たせぬまま解散。
各々の活動で地位を確立した4人が20数年ぶりに集合して、
やっとデビュー・アルバムとしてリリースされたのが
2001年の「ハウス・オブ・サイレンス」
西海岸の実力者が集結して(再結成)制作されたアルバムは良いか悪いか?
そりゃ良いに決まっています♪
前作から実に6年ぶりリリースされたわけなんですが、その95年の「ブリンドル」も機会があったら聴いて頂きたい。
爽やかなメロディとボノフの歌声も軽快さが前面に感じられた作品ですが、
この「ハウス・オブ・サイレンス」にはその頃にはなかった
音の余裕みたいなものをアルバムから感じることができます♪それぞれが持ち寄る経験、そこに積み重ねられる本物の音。
どこかに連れ出してくれそうな豊かさにホッとします♪
M2> Fundance / スタンリー・ジョーダン
6歳でピアノ、11歳でギターを始め、
1985年に新生ブルーノート・レーベルの第1弾アーティストとしてアルバム『Magic Touch』で華々しくデビューを飾ったジャズ・ギタリスト『スタンリー・ジョーダン』
ワン&オンリーの音楽とテクニックに磨きをかけつづける「孤高の鬼才」して今なお伝説になっているのが、両手でハンマリングとプリング(旋律と伴奏)を行う
両手タッピング奏法を世に広めたギタリスト。
まるでギターを鍵盤楽器のように使って演奏する姿にジャズ・ファンのみならず、ギター・ファンも度肝を抜かされたギタリスト。
さてそんな彼のデビューアルバム1985年の『Magic Touch』
ビルボードのジャズアルバムチャートで51週に渡って1位を記録したヒット作です。
ギターのテクニックは全く分からない僕。
でも一番すごいのはアルバム全体を聴いていて、飽きがこない。
聴いていて楽しくなる。心地いい♪それに尽きること。
オリジナル4曲とカヴァー6曲。ビートルズの「Eleanor Rigby」、マイルス・デイヴィスの「Freddie Freeloader」など。お気に入りのギターの音色が見つかるはず♪