M1> The Sound Of North America / ザ・ビューティフル・サウス
「ザ・ビューティフル・サウス」は1989年に結成されたイギリスのロックバンド。
ソフトなタッチのアコースティック・サウンドがベースにありますが、
予想外な曲のポップさとか、優しい歌声に反してのドギツイ歌詞があったりして
そのギャップも特徴のバンドでしょうか。
今日はそんな彼らの1997年にリリースされた
「Blue Is The Colour」(ブルー・イズ・ザ・カラー)から1曲♪
このアルバムの前のアルバムはイギリスで230万枚を売り上げたというヒット作。
この1枚も代表作品として僕はお気に入りです♪
切ない美しいメロディに、ソウル度が増したようなサウンドをプラス。
そこに饒舌な歌声がのります。
しっかりと構成された作品はアメリカにはないクールさだったり、
イギリスの本質を感じるようなシットリ感みたいなものを感じます。
こんな曲が書けるっていう強さ。
芯が通った曲の真摯さ。
だいぶ好きだな。僕、このアルバム。
なんで好きなんだろうと考えると、ポール・ウェラー、ノーマン・クックが関係している音楽だからと気づく。だからポールもクックも凄いんですよね・・・。
M2> Can’t Hide Love / カーメン・マクレエ
「カーメン・マクレエ」
アメリカの女性ジャズ歌手、ピアニスト。
「20世紀において最も影響力の大きなジャズボーカリストの1人」
晩年は喫煙による影響で歌う事が出来なくなってしまうんですよね・・・。
さて本日は彼女の1976年にリリースされた『Can’t Hide Love』
ちなみにアルバムタイトル曲お送りした「Can’t Hide Love」は
そうです!1975年のヒット曲「Earth,Wind&Fire」のカバー曲です♪
滑らかなJazzyなカバー。
でも大袈裟でもなく、でもシンプルなカバーでもなく、
センスが素晴らしいアレンジで聞かせてくれます♪
この表題曲だけでないのもこのアルバムが名盤と呼ばれる要因でしょう。
バック・ミュージシャンをざっとご紹介。ハーヴィー・メイソン(Dr)、デイブ・グルーシン(Ky)、ジョー・サンプル(Ky)等・・・今ではありえないほど豪華。
そんなバックを従えて彼女の親しみのあるハスキーな歌声で聞かせる名曲。
リリースされた翌年にジャジーにアレンジしてしまう大胆さ!
BGMにもってこい!
どうぞ幅広い表現力で感動を覚えるベテラン・ジャズ・シンガーをご堪能あれ♪オレ!