HI!心呼吸 7月12日(木)

M1>  ヤング・アンド・フーリッシュ  /   Milt Jackson  (ミルト・ジャクソン)

 

1993年に発表された作品『レヴァレンス』から♪

今日はこの粘着質のビブラフォンの音でクールダウン♪

ジャズの演奏で思い浮かべる楽器モノといえば?

ベース、ドラム、ピアノ、ドラム、サックス…色々とありますが、

この「ビブラフォン」、「バイブラフォン」は中々出てこない楽器。

しかしこのビブラフォンの音色がこの時期なんて良いんですよね♪

それも演奏するアーティストもほとんどいない。

演奏するとしたらジャズのお人です♪

今日はそんな楽器を奏でるこの方の演奏をどうぞ♪「ミルト・ジャクソン」

1951年には「ミルト・ジャクソン・カルテット」を結成。

その翌年には「モダン・ジャズ・カルテット」(MJQ)とグループ名を変えて、その活躍はジャズ好きの方にはお馴染み。

ミルト・ジャクソンといえばMJQみたいな認識の方も多いでしょう。

MJQのスター・プレイヤーとして有名な彼、その演奏はどんなシーンでもブレることはありません。

ミルトのヴァイブは粘着質のように伸びる音が特徴。

その伸びが心地よくて浮遊感のような空気を与えてくれます。クール♪晩年の作品です。

 

 

M2>   Born To Lose  /   レイ・チャールズ

 

もう1曲は『レイ・チャールズ』にしました♪

こちらはキャリア初期のアルバムから。

1962年の代表作『Modern Sounds In Country and Western Music』

カントリー曲集ということですが、

さほどカントリー、カントリーしていませんw

しかしベースはカントリーなんですが、レイが歌うとどの曲もソウルフレーバー、R&Bになってしまう。

もうすでに杯盤になっているこのアルバム。

聞かないなんて勿体ない。

アメリカでは大ヒットしたアルバム。

だってビルボード14週連続No.1っていうから驚きです♪

しかしレイ・チャールズといえば、どうしてもR&Bを代表するようなイメージが強いですが、一方でカントリーミュージックも盛んに録音したアーティストなんですよね。

ですからこのアルバムはそれを代表する1枚♪

カントリーは苦手という方も、レイの歌声で楽しんでいると、

どうですか?ね?いいでしょ。随所に溢れるソウル。

どうぞソウルを感じることができるのがレイに感謝しながら♪