M1> Old Hoagy / ベン・シドラン
今週は夏の後半をイメージ。
時間をゆったりと演出するアーティストを選曲です♪
まずは1991年にリリースされた作品「Heat Wave」から。
アーティストは「ベン・シドラン」です。
実はもともとこのアルバムは85年に発表されたまま廃盤になっていたソロアルバム
「オン・ザ・クール・サイド」のリマスター盤なんですね。
このシドランさんが音楽シーンに登場したのは意外にもジャズのレーベルから。
それはスティーブ・ミラー、ボズ・スキャッグスと共にバンドを結成していたところがスタート!なんですね。
ちなみにこのアルバムにはスティーブ・ミラーが参加しています♪
アルバムはというと、日本人を皮肉ったオープニングのミツビシ・ボーイから始まって、インパクト大、ですが全体にアンニュイな雰囲気は適度なジャズニュアンスを感じます。ダンディな曲もあれば、なんとも幅広い楽曲。捉えどころのない不思議な魅力がある。そこがまた癖になる。この「Old Hoagy」はアダルティな空気を感じる名曲だと思う。
少し秋を感じる朝晩、彼の声が恋しくなります♪良い脱力感がすきです♪ダラ~♪
M2> ポルカ ドッツ アンド ムーンビームス / クレモンティーヌ
「ベン・シドラン」の才能が発揮された1枚をどうぞ♪
1997年にリリースされた「クレモンティーヌ」のアルバム「ソリータ」から。
ちなみにソリータは娘さんの名前だったような♪
「ベン・シドラン」とのコラボレーションものです。
2人ともウイスパー・ヴォイスが特徴ですが、そんな2人のデュエットもいくつかあるところがこのアルバムの見せ場♪
それぞれの実力がこのアルバムで融合です♪
洗練されたサウンドに+ジャズ+自由みたいな。
答えはこんな感じになりますよね。
今までのクレモンティーヌのイメージをいい意味で壊すアルバムにアレンジしたベンの才能も素晴らしい。
「ポルカ ドッツ アンド ムーンビームス」も2人のハーモニーが聞ける秀作♪
爽やかさと同時にほどよい切なさみたいなものも感じるアルバム。
スムーズジャズサウンドと彼らの声を堪能してください♪ウィスパー♪