M1> SMALL BLUE THING / スザンヌ・ヴェガ
今週は8月最終週。平成最後の8月が過ぎていきます。
少し次の季節を意識しながらの選曲にしてみました♪
『街角の詩』
スザンヌ・ヴェガの1985年の作品。
「スザンヌ・ヴェガ」のデビュー・アルバムから。
さて、このデビューアルバムのプロデュースを担当したのが、
NYの伝説のパンクバンド「パティ・スミス・グループ」の『レニー・ケイ』
このアルバムからはパンク色一切ありません。
それどころかフォーク。
それも季節の空気感を操るように、美しいメロディが存在。
ヒンヤリするテイストのキーワードもチラホラ。
冬の曲も収録されているからなのか、秋冬のアルバムのイメージが強い。
80年代にありがちだった特有のサウンドから別のフォーキーサウンドはこの時代にも心地よく季節の変化を教えてくれています。
アコースティック・ギターを爪弾きながら歌い上げるシンプルさ。
ヴェガの歌声は変化するこの時期の朝にハマります♪
M2> Blame It On My Youth / ヴィクトリア・トルストイ
2001年にリリースされている『Blame It on My Youth』
デビュー時は、ロシアが生んだ文豪、「トルストイの血を引くシンガー」
ということで一世を風靡した彼女。
97年にスカンジナビア発のBlue Note契約女性歌手として注目を集めたトルストイ。
デビュー当時はあまり興味がわかず、綺麗な北欧の方がジャズをなんとなく歌っているのかなぁ…ぐらいだったのですが、今考えればしっかりとチャント聴いておけばよかったと反省中。
今では文頭のエピソードなんてなんのその。
自分の実録だけでその存在感を示しています。
北欧ジャズはこれからの季節にピッタリ。
こんな彼女の歌声をヒンヤリした空気の中で聴いていることを想像してみたら・・・どうですか?
ハマりますでしょ?
スウェーデン・ジャズを引っ張る「ヴィクトリア・トルストイ」
ピアノの旋律の美しさ。
そして彼女のこの歌声。やばい勝手に秋の選曲をしている気がします…反省。