HI!心呼吸 9月10日(月)

M1>   Easy イージー   /  Sasha  (サーシャ)

 

夏が過ぎて、今年の夏を思い出すこの頃。

今週は、少し今年の夏を振り返りましょう♪

1997年に届けられた「君といた夏」というアルバム。

ドイツ出身のシンガー「サーシャ」の歌声がこの時期を盛り上げてくれます♪

甘い歌声が清涼感と共に切なさもミックス。

そしてこの甘々なマスク。

ズルいです。

ドイツのミュージックシーンに旋風を巻き起こした美形シンガーのデビュー作です。

この「イージー」は「コモドアーズ」が1977年にリリースしたヒット作のカヴァー。

名曲をサラリとカヴァーする辺り、ニクイ選曲をアルバムの真ん中に配置。

アルバム全体を均等の取れた安定した歌声で彩ります。

全編英語詞。母国語の彼の歌も聴いてみたくなりますよね。

「君といた夏」

まだ若い彼のイキイキした姿が反映されたアルバムです。

ここから数多くのアルバムをリリース。

最近の大人のSashaもおススメですので聞いてみては?

 

 

M2>    Leave Me  /    イーダ・マリア

 

ドイツに続いてはノルウェーです♪

2009年にリリースされた『フォートレス・ラウンド・マイ・ハート』

ノルウェー出身の「イーダ・マリア」

2008年にUKでメジャー・デビューを果たし、一気に北欧のメディアで注目が集まった彼女。もちろん日本でも話題になりました♪

そんなデビュー当時はかなり激しいステージパフォーマンスを見せた彼女。

肋骨にひびが入るほど大暴れ!なんていう「やんちゃぶり」が伝えられていましたが、

このアルバムではそのやんちゃさを少し抑えて、聴きやすい歌声でしっかりと伝えてくれる曲も披露しています。

この「リーヴ・ミー」は何とも素直で純粋な曲。

声はややハスキー。

グッとお腹の下に力を入れるような力み方などもお手の物。

何と言っても歌い方に癖がないのが印象的です。

ちょっとレトロでポップさも併せ持つ彼女の魅力を初期のアルバムでも楽しんでください♪さぁ、季節は加速中。思い出してます?今年の夏。

HI!心呼吸 9月07日(金)

M1>  Like You Used To Do( feat Babyface)/  Anita Baker  (アニタ・ベイカー)

 

今週の締めはこんな歌声で、少し秋色を感じてくだされば幸いです♪

「ソウルミュージック」と聴くと僕は何人か思い浮かぶんですが、

やはりこの人の声を聴きたくなります。

それも80年代の正統派なソウルミュージック。

そのお手本みたいなディーヴァがこの人でしょう『アニタ・ベイカー』

このアルバムは2004年。

ブルーノートと契約したアニタ・ベイカーの、10年ぶりの新作として届けられた1枚。

10年間休止期間を経てリリースされた作品が『My Everything』

感動して聞いたんですよ!僕このアルバム。

アルバムには「ベイビー・フェイス」とのデュエット曲がアルバム中盤に収録されていて、この曲がアルバムをグッと締める感じ。

プロデューサーは「バリー・イーストモンド」

10曲入りのこのアルバムに満足しちゃったんですよね。

だから久しぶりにアルバムにドキドキしています。

「Like You Used To Do( feat Babyface)」♪

みずみずしくて、ゴージャスで。

この歌声は魔法みたいなもの。この魔法にかかる時間(季節)が来たみたいです♪

 

 

M2>   Water Runs Dry  /   BoysⅡMen

 

グラミー受賞の世紀のヴォーカル・ハーモニー『ボーイズIIメン』

1991年に名門ソウル・レーベル「モータウン」と契約。

それ以降「エンド・オブ・ザ・ロード」(全米13週1位)、

「ワン・スウィート・デイ」(全米16週1位)など。

恐ろしいほどのヒット曲を多数連発した90年代のR&B黄金期を築いた

『BoysⅡMen』

お馴染みの1994年にリリースされた『II 』はまさにその絶頂期のタイミングの作品です。

懐かしいですよね♪

あいかわらず流れるような美しいヴォーカル・コーラスを楽しめます。

こんなに昔のアルバムなのに未だに聴くときに少しドキッとしてしまう・・・。

伝統的なソウル・コーラス。

そのきっちりとマナーを守っているその姿にリスペクトです。

そして親しみやすさを感じるメロディーラインは唯一無二だろうなあ。

「ボーイズIIメン」を語るうえで皆さんも好きな曲が沢山あるでしょう?

僕も沢山あるんですが、今日は爽やかさと切なさと日本人の琴線を刺激する名曲。

「Water Runs Dry」♪説明なんかいらないね。

また近いうちにまた別の曲かけたいわぁ・・・。

HI!心呼吸 9月06日(木)

M1>   アイム・セルフィッシュ  /   テッド・レノン

 

「テッド・レノン」カリフォルニア出身。リリース当時29才でした。

ジャック・ジョンソンの活躍以降に浸透したサーフ・ロック。

サーフ・ミュージックの後継者的な存在でデビューを飾った彼。

アコースティック・グルーヴのいい流れをもっていてクセになります。

アコースティック・ギターを緩やかに弾き綴っただけの極めてシンプルなサウンド。

なんら主張もなさそうに聞こえてきますが、そんなことは無いんです。

その静かな声で紡ぎ出される歌は、アメリカの抱えたテロや寂しい社会状況に対してメッセージする姿に。

だんだんと彼のアルバムを聴いているとナチュラルな気持ちいいサーフ・ミュージックだけでない切なさや、慈悲の愛情みたいなものを感じてしまうのです。

手を取り合って高め合うことの豊かさ。

素晴らしさを感じることもできるだろう。

2004年に届けられた『ウォーター&ボーンズ』

ジックリと季節の風に吹かれながら聴いて頂きたいそんな1枚♪

ドライブのお供にもおススメですが。

月夜を眺めながら。コーヒーでも飲みながらゆっくりと。

因みにあのジョン・レノンと遠縁らしいです♪

 

 

M2>  Against the Grain /   ニュートン・フォークナー

 

2013年にリリースされた「ニュートン・フォークナー」のアルバム

『ライト・イット・オン・ユア・スキン』のタイトルトラックが

ヒットして世界のラジオのチャートを賑わしましたが、今日はこちらを♪

「ニュートン・フォークナー」といえばUK発!

そのソウルフルなヴォーカルと超絶ギター・テクニックが印象的!

そしてどこか懐かしいアコースティック・サウンドは耳に心地いい♪

そのメロディセンス、素朴な歌声。

シンプルなサウンドに心は落ち着いてします。

何度も聴きたくなってします、アコギの音。

なんてことのないモノに聞こえるけど、がっちりと胸の奥を掴まれてしまいました。

まるで魔法みたいな曲がこの1枚に収録されています。

優しくて太くて温かい。

またニュートン・フォークナーのマルチな才能は、

ジミー・ペイジやロジャー・ダルトリーといった著名なアーティストからもリスペクトされています。

こんな歌を大事にしたいと思う2018年9月なのでした。

HI!心呼吸 9月05日(水)

M1>    Sadie(愛しのセイディ) /   R.ケリー

 

今日はこんな曲をじっくり聞いてみたい日。大事な日なのでラブソングを♪

「R.Kelly」の1993年リリースされている

ソロ1st アルバム『12 Play』から。

このアルバムの衝撃の大きさははっきりと覚えています。

ヒップホップのカッコよさ、強さ、オシャレさ、色んなものを教えてくれたアルバム。

「Summer Bunnies」は夏になると毎年聴いている名曲だし。

この曲が入っていることがキーになっているといってもおかしくない。

しかしこの「Summer Bunnies」以外にも大事にしたい曲が収録されているんです。

高校時代から好きだったこのラブソング♪

「Sadie」

内容は当時はよくわからなかったですが、でもメロディからR.Kellyの「別の顔」

を見れた気がして印象的でした。

今聞いてもそのバラードからもらう温かな気持ちは変わらない。

それって凄い素敵な事♪

哀愁漂うミディアムスロウな曲、90年代の基本スタイルサウンド、メロメロになるラブソング。彼の魅力がこのソロで確立してみたい♪「Sadie」は良い曲です♪

 

 

M2>    I Wanna Know    /   JOE

 

正統派R&Bシンガー、JOE(ジョー)(本名ジョー・ルイス・トーマス)です♪

今日は「JOE」の大好きな1曲を今日はお送りします♪

かけさせてください♪お願いします♪

2008年にはJOEの『Greatest Hits』がリリースされています♪

ジョーのアルバムは、何を買ってもハズレなし!

大袈裟かもしれませんが本当にそれレベル♪

その中でも選りすぐりの曲を選曲。

このベストは良いと思いますよ。

ジョーの曲をこれから聞いてみたい!という方にはおススメ♪

「I Wanna Know」♪

何度聞いても良い曲♪

だいぶ夜が似合う曲。しかし聴きたくなるんです。

季節の変わり目に・・・。

君が喜んでくれるには僕は何をしたらいい?

ベイビー 君がいうこと何でもするよ

ただ君を幸せにしたいだけだから・・・eroi。

HI!心呼吸 9月04日(火)

M1>    From Season To Season  /    ルイ・フィリップ

 

この浮遊感はどこか懐かしい。

なぜだか澄んだ空気感を感じるには僕だけでしょうか?

さてまずこのアルバムは『ルイ・フィリップ』名義になっていますが、

実は「ルイ・フィリップ」がソロデビューする前に組んでいた

「アルカディアンズ」というバンドが1985年にリリースした唯一のアルバムに、

少し彼の曲をプラスして「ルイ・フィリップ」名義にしてリリースされたアルバムという事は書いておきます。『レッツ・プリテンド・ザ・アルカ』

初期のビーチボーイズを意識した明るいグループをやっていたルイ。

次に結成したこのアルカディアンズ。

前のグループとは正反対の弱弱しい音。

静かで繊細なリリカルな音楽。

特に盛り上がりのないアルバムですが、ただ無性に聞きたくなってしまう不思議な1枚。

いつだったか、「コーネリアス」こと「小山田」氏が、このアルバムについて、クリスマスになるといつも聴きたくなる、みたいな記事を読んだことがある。

季節が進むと聴きたくなる。共感します♪僕は冬よりも秋なんですよね。

ルイのソプラノボイスはセンチメンタルにさせるのかも♪

 

 

M2>   A Love Like This  /   ダン・フォーゲルバーグ

 

「Longer」「Same Old Lang Syne」、「Hard to Say」などのヒットソングで知られる

『ダン・フォーゲルバーグ』

70年代、80年代にヒットを重ねた彼の1993年にリリースされた大好きなアルバム

「River of Souls」

こんな充実した作品を90年代にリリースしていたんですよね。

これは嬉しい驚き!

それもヒット曲のイメージを払拭させるような大人の色気ばっちりの

「ダン」がそこにはいるんです。

明るめの曲がアルバム全体を覆います。

しかしムーディーなAORサウンド。

さり気なく顔を出す昔の爽やかさ。

力みもなくてメロディを楽しんでいるダンに引き込まれます。

ケルティック、カントリー、アフリカン、まるで世界を旅する様な

楽しくなってしまう楽曲が並びます♪

どうぞお好きな曲を探してみて下さい♪個人的にはベストな1枚です♪

HI!心呼吸 9月03日(月)

M1>    Magic View  /  Diane Birch (ダイアン・バーチ)

 

いよいよ9月に突入♪少しづつ・・・秋色をイメージ。さぁ良い季節が始まります♪

今週の最初は2009年にリリースされた、アメリカ出身のシンガー・ソング・ライター

『Diane Birch』(ダイアン・バーチ)のデビュー・アルバムです。

「Bible Belt」から。

彼女は1983年ミシガン州に生まれます。

しかし、出生後すぐに、ジンバブエ、南アフリカ、オーストラリアと転々とし、10歳の頃にアメリカに帰国。

幼少期の経験も彼女の音楽性に生かされているんでしょうか。

正直、僕は彼女の歌に純粋にアメリカの匂いを感じない。

そこが好きなんですけど。

お人形さんみたいなお顔。でも声はハスキー系で。

このデビューアルバムにはカントリーテイストの曲もありますが、

リズムがアフリカンだったり、ジャジーであったり、北欧をイメージさせるようなサウンドだったり。

渋めの曲調や、抑え気味の表現方法がやけに気持ちいい。

少しクラシカルな感じもお気に入り。

スモーキーでソウルフルな歌声をこの時期に聴きたくなります♪良い曲。良い声♪

 

 

M2>  (Is This) Lovin’ You Lady  /  ジミー・メッシーナ

 

1947年にカルフォルニアに生まれた「ジミー・メッシーナ」(70歳)

このアルバム「OASIS」はジミー・メッシーナのソロ第1弾。

1979年にメッシーナが自らプロデュースした初のソロ・アルバム。

「ロギンズ&メッシーナ」をはじめ、

「バッファロー・スプリング・フィールド」や「ポコ」といったウェスト・コーストサウンドの世界で存在感を現してきたメッシーナ。

僕はそんな彼が在籍したバンドサウンドが大好物。そんな僕にとってはこの方の「せい」で音楽にのめり込んでいったような人。

このソロアルバムでは南国ムードたっぷりに洒落たコード進行と

フュージョン的要素も存分に。

かなりの質の高いAORに仕上げているまさに名盤。

初夏から夏の初め。汗をかきながら車でも・・・そんなアルバムですが、

この時期にも良いんです。

サウンドの表情は豊かでどの曲にもポップで良質なメロディ。

さてこのLovin’ You Lady♪この9月の頭にも合いません?

さて秋の選曲。楽しみになってきましたよ♪