M1> No Sittin’ By The Phone / ヴィヴィアン・グリーン
今日はこんなオシャレな1曲をどうぞ♪
かなりJAZZYでありますが、もともとはクラシック・ソウルのシンガー・ソング・ライター『ヴィヴィアン・グリーン』
さて彼女はジル・スコットのバックヴォーカルを務めたこともあるという実力者。
フィラデルフィア・ソウルの新星としてデビューしたのがこのアルバム2002年にリリースされた『Love Story』
彼女のデビュー作ですが、まるでベテラン・シンガーのアルバムのように重厚感たっぷりにジャジーなクラブで聴いているかのようなライブ感とリラックスさせてくれる雰囲気を楽しませてくれます。
とくにこの「No Sittin’ by the Phone」など切ないジャズナンバーはおススメ。
アルバムの中でも雰囲気の違う本格的なジャズのナンバーに僕も驚きました。
この1曲で益々ファンになってしまう。
普段の生活の中にない別時間が流れます。
もともと「バーブラ・ストライザンド」があこがれだという「グリーン」。
しかし彼女の根っこにはゴスペルやR&Bがしっかりとある。そこから生まれる彼女のサウンドは温かみがあって心地いい♪おしゃれで優しい雰囲気をどうぞ♪
M2> ドント・ビー・ア・フール / グレゴリー・ポーター
深みのある温かみのある歌声を続けます♪
「グレゴリー・ポーター」です。
「21世紀最高のソウルフル・ジャズ・シンガー」なんて呼ばれていますが、
大げさではない。
その太く体の芯まで響く低音、高音の伸びやかさ。
グレゴリー・ポーターの魅力です。
2016年にリリースされた「Take Me To The Alley」
このアルバムは翌年2017年「ベスト・ジャズ・ボーカル・アルバム部門のグラミー賞」 を受賞したので記憶に新しいはず。
僕も彼の声がラジオから流れてきた時、ハッとするような驚きに似た喜びを感じました。この人の全部の曲を聴いてみたい!そんなワクワクをくれたシンガーです。
馴染みやすいメロディーについついリズムをとりたくなって、
口ずさみたくなる。
1971年にLAで生まれた彼。40歳弱の2010年にデビュー作を出すというソロとしては遅咲き。その後ブルーノートに移籍。そんな色んな世界を見てきたポーターの歌は人を魅了する。どんな世界でも味わいはそんな所から生まれるのかも…と思う秋。