M1> Because He’s Leaving / メアリー・ルー・ロード
このハスキーな声は男前でしょ?
「メアリー・ルー・ロード」
バークレー音楽院を退学した後、ストリートで歌っている時にスカウト。
デビューの切符を自分で手にした彼女。
(ニルヴァーナのカート・コバーンの元ガールフレンド)
2004年「Baby Blue」から今日は1曲お送りします。
この年に久々にリリース(6年ぶりくらい)されたこの先品。
日本での知名度はあまり高くない彼女。
勿体ない。もったいない。本当に勿体ない。知らないなんて。
このアルバムも彼女のフォーキーでブルージーなサウンドは裏切りません。
ハスキーでか弱く歌う彼女の声に無骨なギターサウンドが脇を支えます。
そして彼女がカバーする曲は名曲ばかりで嬉しくなります。
アルバムタイトルでもある4曲目の「Baby Blue」は元々はイギリスのロックバンド「Badfinger」のカバーだったりと。渋いのですよね日の彼女って・・・。
この心揺さぶるブルージーな空気を彼女の歌声で♪
M2> ユー・ガッタ・ビー / ナタリー・コール
「ナット・キング・コール」の実娘さん『ナタリー・コール』
2006年のお気に入りのアルバム『リーヴィン』から。
このアルバムは4年ぶりに届けられた作品でした。
このアルバムの特徴はその前に大注目された、故ナット・キング・コールとのデュエット「アンフォゲッタブル」と同じカヴァー盤とは全く違っているところ。
ジャズの世界から離れて、だいぶソウルフルに歌い上げる気持ちの良い1枚になっています。
アレサ・フランクリンからフィオナ・アップルまで多彩な選曲が聴いていて楽しい。
それも度のカヴァーも見事なアレンジで聞かせてくれます♪
『サザン・ソウル風味』のカヴァーを楽しめます。
今日は、デズリーの「You Gotta Be」のカバー♪
豪華なバックミュージシャンの温かな演奏をバックに、
伸びやかに気持ちよさそうに歌う彼女の歌声が心地いい時間を演出してくれますよ。
実力派の彼女の本物の歌は実に真面目で、真剣に歌に向き合っているのかが分かるよう。
ジャズボーカル界の大御所っぽくないところが好きです♪