M1> The Things We Do for Love / 10cc
イギリス出身のスーパーバンド「10㏄」
繊細な曲作り。緻密な構成のサウンド面。
そして少しシニカルなところもイギリスのグループサウンドだと納得の1枚。
1977年にリリースされた『Deceptive Bends』(愛ゆえに)
彼等にとって5枚目のスタジオアルバム。
「ケヴィン・ゴドレイ」と「ロル・クレーム」がバンドを離脱後の作品。
しかし、フルメンバー(4人)の頃の名残りを感じてしまう。
この美しいバラードはどうして生まれるんでしょうか?
「I’m not in love」は10㏄の代名詞代わりの代表曲ですが、このアルバムからもこの曲を超えるほどの素晴らしいバラードが生まれています。
2人の意地が作り上げた音なのか、ただ単に才能の賜物なのか・・・。
美しいメロディと2人のコーラス。
広がりのある奥行きのある1曲「The Things We Do for Love」♪
いつ聞いてもこのドキドキする感じ、サビが来る前の高揚感は中学時代に聴いた時と同じです♪秋はこんな70sも良いですね♪
M2> アイ・ドント・ノウ / ポール・マッカートニー
10㏄の「The Things We Do for Love」を選曲しながら聞いていると、
選曲の途中に奥の耳の中には『ポール・マッカートニー』様の歌声とこのリズムが聞こえていました。
2018.0907にリリースされた
『エジプト・ステーション』♪
「史上最高のロック・レジェンド」ポール・マッカートニーが届けてくれた 5年ぶりのニュー・アルバムです。
この「アイ・ドント・ノウ」の美しさと優しいピアノの音色。
何度も聴いていないのに頭の中にこびり付くメロディの濃さ。
ポール・マッカートニーにしか作れない世界。
何度立ち入っても、居心地がよく、なんて感動的なんでしょう?
70代半ばを過ぎている。
アイデアはまだまだ潤沢に湧いてきているんだろう。
この潤った豊潤なメロディは今後も期待したくなっちゃいます♪