M1> ユー・アー・ザ・ベスト・シング / ザ・スタイル・カウンシル
2018年がいよいよ幕を閉じる。まだ実感がないのが正直な気持ち。
怒涛のように今年一年が過ぎて行きます。このコーナーも今年の締めくくり。
年の瀬。このリズムが頭を流れ出したのは12月の半ば・・・。締めくくりに♪
「ザ・スタイル・カウンシル」のファースト・アルバム『カフェ・ブリュ』から。(84年)
特に、このファーストが個人的に大が着くほど好きだ。
「スタイル・カウンシル」はそのバンド名が示すように「スタイル評議会」
基本はブルー・アイド・ソウルに置いておきながら、ファンクやらボサノバ、ジャズ、ラテンとまさに評議会みたいに発表し続けた。
実験的な試みも見せてくれた音楽集団みたいな装い。
その装いがホント、カッコイイ♪
まとまりのないようなバラエティにとんだ収録曲たち。
その1曲づつに表情豊か。
「ユー・アー・ザ・ベスト・シング」♪こうして1年番組でお話し出来ることが
一番うれしかったことなんだから♪
M2> Grapefruit Moon / トム・ウェイツ
本当に今年2018年もお疲れ様でした。
こんなブルースで締めくくりたい。そう思うのは僕だけではないはず。
「ワイグル」は朝焼けに始まり、日中を駆け抜ける。
仕事を終え、夕暮れには家に戻り、星とともに一日が締めくくられた。
そんな毎日を過ごしてきた2018年。
『Closing Time』は1973年にリリースされた『トム・ウェイツ』のファースト・アルバム。まさに名盤中の名盤。
1973年当時の甘くて、メロディックな極上のトム・ウェイツの世界。
ただ聴いているだけなのに、胸を締め付けられる感動。
一日の終わり。何かの締めくくりには僕の頭の中を悠々と流れ始めて、穏やかな状態にしてくれるのです。
2018年.僕は楽しい年になりました。
ありがとうございました。
また来年も、このコーナーを宜しくお願いいたします。感謝です。良いお年を♪