M1> All I Say / real (リアル)
4月も怒涛のように過ぎて後半に。
今週もこのコーナーにお付き合いください♪まずはこんなリズムからいかがでしょう?
「real」リアル。
ジャミロクワイやインコグニート、ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズといったUKを代表するバンド。JBなどのビッグネームたちと活動を共にしてきた音楽家
『ウィンストン・ロリンズ』と、実力派シンガーの『ルイーズ・ポラック』によるユニットがこのリアル。
この2人がウェスト・ロンドンで活動をスタート。彼らは、ソウル、ファンク、ロック、そしてアシッド・ジャズを見事に組み合わせた独特のスタイルはこの時代にも刺激的です。正統派のジャズをルーツとして核に置いているところも聴いていて気持ちいい所。
彼が参加した数多くのビッグネームたちのおいしいところを全部足しちゃったみたいな。
どっしりろしたリズム。ファンキーなカッティングギター。
ルイーズ・ポラックの歌声も素晴らしいです。2005年「give me a reason・・・」から♪
M2> ベゼ(Beisers) / ヴィクター・ラズロ
ベルギー出身の歌手・女優としての顔も持つ「ヴィクター・ラズロ」
ジャズ、ボサノヴァの歌声はセクシーでいて華やか。
そんな「ヴィクター・ラズロ」(Viktor Lazlo)の
1989年のアルバム『Club Desert』(クラブ・デザール)
ヴィクター・ラズロの3枚目のフル・アルバムです。
デビュー当時から、アンテナやシャーデーとよく比較されていた彼女。
ジャンル分けでも同じコーナーに分類されることが多いんですが、少しそのジャンルとは別な気がします。
もちろんサウンドもオシャレで心地よいリゾート感も感じますが、
彼女は女優としての顔を持つ人。普通の歌い手とはちょっと違う「クセ」がある。
それはシャンソンにも通じる様な気がして、世界感がまるで違う。
その世界は彼女の独特のモノ。そしてそのセクシーさも注目の1つ。
「ベゼ」は彼女のボッサの真骨頂♪アコーディオンが抑揚を際立たせます♪