M1> The Wind Blew All Around Me メアリー・ルー・ロード
『Mary Lou Lord』(メアリー・ルー・ロード)
1965年生まれ。アメリカのシンガー・ソングライター。
バークレー音楽院を退学後、ロンドンに渡り活動を本格化。
デビューのキッカケを手にする。
透き通りつつも翳りがある。
その独特なヴォーカルにグイグイと引き込まれます。
1998年のデビューアルバム『Got No Shadow』でブレイク。
そこからスタジオ・アルバムとしては6年振りの2ndアルバムが
『Baby Blue』
この少しレトロ感、セピア色の色褪せ具合のようなメロディ。
翳んだメロディが無性に聴きたくなるんです。
弾き語りを中心に構成された曲に彼女の優しくて切ないヴォーカル。
10年後、20年後も聴いていられる1枚。
M2> Tom’s diner(feat. Suzanne vega)DNA/ スザンヌ・ヴェガ
『スザンヌ・ヴェガ』
1998年にリリースされた『ベスト・オブ・スザンヌ・ヴェガ』
全21トラックの曲たちは「それ以前」と「それ以降」の彼女のキャリアをカヴァーしている1枚。クールな視点。洞察力。
今までの彼女の音楽への姿勢が光る年代記。
今日お送りした「Tom’s Diner」はクラブ・ミックス
(DJミックス・ヴァージョン「DNA」が手掛けたものですが、スザンヌ・ヴェガの英断によりこのベスト盤に収録されたという嘘みたいな話)
『孤独(ひとり)』からのアカペラ・バージョンではないのでお気を付け下さい。
「Tom’s Diner」は「Tom’s Restaurant」としてまだNYにあるんだろうか?
恋人と別れて朝の時間をトムのダイナーで過ごしている・・・
いつもの風景だけど小さいドラマの連続・・・その洞察力♪