HI!心呼吸 5月31日(水)

M1>     青い車  /    平賀さち枝とホームカミングス

 

今月の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

2014年にリリースされたEP

『白い光の朝に』

岩手県宮古市出身。ごく普通の女の子・・・

そんなキャッチコピーだった『平賀さち枝』さんと、

京都在住、女の子3人+男の子1人の4ピース・バンド

「Homecomings(ホームカミングス)」の1枚。

“平賀さち枝とホームカミングス”名義でリリースされた

「白い光の朝に」はカラフルで素朴で。

爽やかな穏やかな朝のオープニングに。

この曲『青い車』は平賀さち枝さんの新曲という形で収録されました。

この曲で彼女のファンになりました。

コーヒーをより美味しくしてくれる声。

湯気がゆらゆらするみたいな。

耳にそっと言葉を残してくれる優しい「朝」の1曲。

 

 

 

 

 

M2> いちょう並木のセレナーデ (小沢健二・1994年)  /   原田知世

 

5月の締めくくりはこの曲にしてみました。

『原田知世』さんの2016年にリリースされた

『恋愛小説2~若葉のころ』

ラヴ・ソング・カヴァー集『恋愛小説』シリーズの第2弾♪

優しくも切なく、ノスタルジーに浸れるようなカヴァー集。

木漏れ日の中で聴いているような空気。

その中から「ボーナストラック」で収録された

『いちょう並木のセレナーデ』

(小沢健二・1994年)のカヴァー。

カヴァーに選ばれた曲たちは原田さんのルーツ。

少女時代から学生時代。

デビュー、現在。

その時代を彩ってき名曲の数々、

彼女の思いも詰め込まれの1枚。今月も感謝して。

 

HI!心呼吸 5月30日(火)

M1>      Any Old Time  /   マリア・マルダー

 

『マリア・マルダー』

1973年にリリース・・・『Maria Muldaur』から。

彼女にとってソロデビュー作。

今でも多くのファンに愛される色あせない1枚。

ニューヨーク生まれ。

フォーク・クラブで歌っていた「マリア・マルダー」

当時メンバー12人のジャグ・バンド「the Even Dozen Jug Band」

(ジ・イーヴン・ダズン・ジャグ・バンド)の一員としてキャリアをスタートした彼女。

ギター、バンジョー、フィドル・・・

その音楽の要素が彼女のベースに流れています。

さて、このアルバムには彼女の代表曲

「Midnight at the Oasis」(真夜中のオアシス)が収録されています。

このメロディが50年近く前に作られたって奇跡。

 

 

 

 

 

M2>   Don’t Go Breaking My Heart   /

ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ

ソフト・ロックの代表作。

名コンポーザーとして知られる、カーペンターズなどの楽曲等を手がけていた

『ロジャー・ニコルズ』

アルバムの半数を占めるカバー曲は

「バート・バカラック」、「ジョン・レノン&ポール・マッカートニー」など

有名な金字塔のナンバーとキャストがズラリ。

コーラスとフワフワとしたストリングス。

曲のテーマに沿ったクオリティは文句の付けようがありません・・・。

美しくて奇跡のようなハーモニー。

見事なまでのハーモニーだけでも感動してしまいますが、

色褪せることのないメロディに感動。

バックバンドの完璧な演奏・・・ずっと聴いていたくなってしまう1曲。

発売されたのは68年。

 

 

HI!心呼吸 5月29日(月)

M1>     Tequila Sunrise   /     Eagles

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

5月ラストの週は「1973年4月17日発売」

『Eagles』2作目アルバム

『ならず者(Desperado)』

さて初期の名曲『Tequila Sunrise』♪は

作は「ドン・ヘンリー」&「グレン・フライ」の二大エース・コンビ。

1番はウエスト・コースト声のグレンが。

後半のコーラス絡みはヘンリーが。

数々の大ヒット曲を生み出したグレン・フライとドン・ヘンリーのコンビの作品な訳です。

数えきれないほどのミュージシャンにカバーされる名曲中の名曲「DESPERADO」収録の作品。「テキーラ・サンライズ」とは非常に有名なカクテル。

の名前です。テキーラベースで、オレンジジュースの橙色とグレナデンシロップの赤のグラデーション。朝焼けの空を連想させるカクテル♪飲みたい・・・。

 

 

 

 

 

M2>    Some Kind of Blue    /   グレン・フライ

 

もう1曲グレンさんの声を聴きたくて♪

1988年発表のサード・ソロ・アルバム

『ソウル・サーチン』

「トゥルー・ラヴ」「イッツ・ユア・ライフ」「ソウル・サーチン」など

ヒット曲を収録した1枚。

セルフプロデュースで製作されたこのアルバム。

R&Bやソウルに影響された作りに変化したナチュラルな曲たち。

自らの音楽的ルーツをなぞるかのような選曲。

リラックスしている様子の歌唱はイーグルスの雰囲気を脱した姿。

スッと肩の力が抜けるような爽やかなサウンド.

イーグルスでのロック、カントリーのテイストとは違う、

大人のボーカル。ソウルフルなこの歌声はこの時季には最高♪

 

HI!心呼吸 5月26日(金)

M1>  Nevertheless ネヴァー・ザ・レス /  ニック・デカロ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

『ニック・デカロ』

ニック・デカロといえば、60年代アメリカン・ポップスの名アレンジャー。

音楽プロデューサー、シンガーソングライター。洗練された作風の編曲家として有名。

1974年に発売したソロ・アルバム『イタリアン・グラフィティ』がAORの名盤として未だに愛され続ける1枚。

カーペンターズ、山下達郎さんなどに影響を与えたことでも知られます。

53歳の若さでこの世を去ってから20年以上。

今でも聞きたくなる魅力がこの「ニック・デカロ」にはあります。

スロー、メローで無骨な男を感じさせる。

そんな彼の魅力を味わえるのは1992年にリリースされている

『In Loving Memory of NICK DeCARO』

デカロのベスト盤です。味わいのある職人技をどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>    No Such Thing  /    ジョン・メイヤー

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

美しいメロディ職人として、現在ではこの人を外せないんじゃないでしょうか?

アメリカ・コネチカット生まれの『ジョン・メイヤー』

2001年に23歳の時にこのデビュー・アルバム

『Room for Squares』をリリース。

少年時代にギターにのめり込んだ彼。

伸びやかで風通しの良いソングライティングを手に入れる。

小気味よいギターフレーズ。

爽やかでポップなメロディライン。

未だにこのアルバムを聴く時のトキメキは変わらない。

鮮烈のデビューを飾った魅力が詰まった名盤。

往年の声の後に現在のスタンダードが重なる瞬間。

耳触りに良い風が吹きそうです♪

今週もこのコーナーにお付き合いありがとうございました♪

HI!心呼吸 5月25日(木)

M1>      ’s wonderful  /    トム・キーン

 

セリーヌ・ディオンのプロデュースなどでも知られる

『トム・キーン』

もともとは『Keane Brothers』というバンドを兄弟で結成。

数枚のアルバムをリリースしているんですが、ソロに転身。

数多くのアーティストのプロデュースなどを手掛けるお兄ちゃんの方が

「トム・キーン」

ちなみにこの人、7歳でレイパーカーJr. のアルバムに参加したっていうツワモノ。

意味不明です・・・w

2004年にリリースされた

日本のaosisレーベルから「Gershwin」の曲のカバー集。

『I love a Gershwin tune』

手堅い演奏にスタンダードをキッチリと聞かせてくれる実力。

ノンビリと聞けるこの心地よさ。夏をイメージさせる涼やかもおすすめです。

 

 

 

 

 

M2>  A WOMAN NEEDS LOVE   /   レイ・パーカーJr.&レイディオ

 

『レイパーカーJr.』

1954年デトロイト生まれ。

スティーヴィー・ワンダーのバックバンドに抜擢されたことがキッカケで

スターダムを駆け上がることになる『レイ・パーカーJr』

1978年に自分のグループ「レイディオ」を率いてデビュー。

このアルバムはその人気を不動にした傑作アルバム♪

1981年『ウーマン・ニーズ・ラヴ』♪

最高傑作として挙げるファンも多々いるブラコン史に残る屈指の名盤♪

全米1位も獲得した言わずもがなのタイトル曲(A WOMAN NEEDS LOVE)

の究極のコンテンポラリーさは群を抜いて名曲。

しかし、このヒットした最中。

リリース直後に「レイディオ」が解散するんですね。

「Ray Parker, Jr.」ソロの旅が始まるキッカケの1枚。

 

HI!心呼吸 5月24日(水)

M1>   Don’t Make Me Over /    ディオンヌ・ワーウィック

 

5月も気づけば後半にさしかかってきましたね。

彼女の声が5月の癒しと爽やかな空気を運んできてくれます。

『ディオンヌ・ワーウィック』

1940年、ニュージャージー州生まれの女性シンガー。

少女時代にはゴスペル・グループ

『ドリンカード・シンガーズ』などで活躍していた時に、

作曲家の「バート・バカラック」に見出されるんです。

1963年にリリースされたデビューアルバムはもちろん

「バート・バカラック」がプロデュース。

『プレゼンティング・ディオンヌ・ワーウィック』

このアルバムにはディズニーの名曲

「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」などを収録した1枚。

そのアルバムの中からDon’t Make Me Over♪名曲です♪

 

 

 

 

 

M2> Give Me A Little More Time  /   Gabrielle(ガブリエル)

 

ガブリエルはイースト・ロンドン出身。

デビュー曲「ドリームス」はギネス・ブック上の記録として

「女性新人アーティストとして最も高いエントリー」とされ、

UKチャー ト3週連続1位を記録。

UKソウルを代表するディーバとして君臨。

僕が彼女の楽曲に触れたのは1996年にリリースされたアルバム

『Gabrielle』

この年に来日、日本でもこの曲はスマッシュヒット。

このアルバムの中でもずば抜けて目立っている1曲。

他の曲は打ち込みやポップシンガーゆえのポップな曲が多いんですが、

この曲だけはレトロ感と滲むような歪みが印象。

この曲を聴くためだけに購入したアルバム・・・w

この曲だけで十分なほど耳に残っているレトロ感満載な1曲。

 

HI!心呼吸 5月23日(火)

M1>    Sweet Girl  /   ウィル・コナー

 

そろそろこんな「サーフ・ロック」を聴きたくなります。

さて「サーフ・ロック」って何?

っていう方におすすめしたい♪

『ウィル・コナー』

フロリダ生まれ、オーストラリア(バイロンベイ)育ち、

サーフィンの腕前もプロ並みという「ウィル・コナー」。

甘くてソフトな歌声はノン・ストレスで。

この様々な色合いに変化していく歌声と、

洗いざらしのメロディは自然にマッチします。

少しカントリー調の歌もありますが、それがまた良いんです♪

サーフ・ロック・シーンの主役「ジャック・ジョンソン」の秘蔵っ子。

アーティストとして注目された「ウィル・コナー」

2006年のセカンド・アルバム「チケット・アウト・オブ・ヒア」。

 

 

 

 

 

M2>   A Girl Like You  /    エドウィン・コリンズ

 

『Edwyn Collins』(エドウィン・コリンズ)

80年代前半の「ニューウェイヴ全盛期」に人気を博した、

ギターポップバンド『Orange Juice』のフロントマンだったコリンズ。

バンド解散後もソロアーティストとして、

少しクセのあるギターポップを展開していました。

1994年のシングル「ガールズ・ライク・ユー」はコリンズのソロ活動の中の代名詞。

このシングルは全英4位。ビルボードでも32位のヒットを記録。

映画『エンパイア レコード』、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』などの

サウンドトラックにも収録されています。

1994年9月にリリースされた3作目アルバム

『ゴージャス・ジョージ』(Gorgeous George)からのシングル。

シブカッコイイ・・・60年代、70年代のポップサウンド。

ブラック・ホワイト問わず「良いトコ」だけを抽出・凝縮したサウンド。

 

 

HI!心呼吸 5月22日(月)

M1>   Love Has Found It’s Way  /    O’Bryan (オブライエン)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

今聞いてもホッコリと落ち着くブラコンの走り。

『O’Bryan (オブライエン)』

オブライエンの1982年にリリースされたデビュー作

『Doin’ Alright』

コンテンポラリー色が強い、丁寧なミディアム~スロウナンバー。

このデビュー作からソング・ライティングの才能を発揮したオブライエン。

82年にすでにこのクオリティの作品が出来上がっていたことの奇跡。

今聞いてもスーッと入ってくるメロディの美しさ。

耳触りの心地よさは最高です。

イントロのオルガンからコーラス、細かく聞くと癖になります。

Love Has Found It’s Way♪名曲です♪

 

 

 

 

 

M2>   Just Can’t Live With Each Others Love  /     Lemar レマー

 

なんて説得力のあるヴォーカルなんでしょう。

「サム・クック」の影響が随所に。

古き良きソウルを聞かせてくれる「Usher」や「デスチャ」のサポート経験を持つ

UK出身の実力派アーティスト。

『Lemar』(レマー)

2006年にリリースされた3枚目のアルバム

『Truth About Love』

真摯な歌へのこだわりと熱い思い。

生半可な歌手ではないことがハッキリと分かるスモーキー・ヴォイス。

UKアーバン・シーンの中心人物。

甘く切ないバラードから、ソウル、ロック、ゴスペル・・・

このバラードはアルバムの中でも際立ちます。

古き良きものを大切に。流されない本物の歌声。

 

HI!心呼吸 5月19日(金)

M1>   スロウ・モーション・ボサ・ノヴァ /   セルソ・フォンセカ

 

紺数の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

ブラジルを中心に活動するボサノヴァ・ユニット

『セルソ・フォンセカ』

2003年にリリースされている『ナチュラル』

もう20年も前のアルバムに未だにワクワクします♪

古典的なボサノヴァだと重い。サンバがちょっと難しい・・・

でもボサノヴァが好き!という方には最適!

「カエターノ・ヴェローゾ」などがお好きな方にはおススメ。

バランスが整っていて、聴いていてノン・ストレス。

そのリラックスの中にオシャレサウンドのスパイス。

クセになる「セルソ・フォンセカ」の世界。

他のアルバムも聴いてほしいですね。

「スローモーション・ボサ・ノヴァ」♪

少し涼し気なアコーステック・バージョンおススメです。

これからのシーズンにどうぞご活用下さい。

 

 

 

 

 

M2>  メウ・サンバ・トルト(傾いだサンバ)  /   クララ・モレーノ

 

今週の締めくくりはこの曲で♪

あの『ジョイス』を母に持つボサノヴァ・シンガー

『クララ・モレーノ』

2006年にリリースされている通算5枚目のアルバム

「メウ・サンバ・トルト」

からのタイトル・ナンバーです。

サウンド・クリエーター「セルソ・フォンセカ」やギタリスト「ヂエゴ・フィゲレード」らがゲスト参加したというアコースティックな名盤。

そしてもちろんお母さま「ジョイス」も書き下ろし曲で

ギタリストとして参加しちゃっているからビックリです。

アコースティック・テイストの簡素なサンバ・サウンド。

「セルソ・フォンセカ」とのデュエットにもうっとり♪

しっとり仕上がったこの曲「メウ・サンバ・トルト」♪

 

 

HI!心呼吸 5月18日(木)

M1>   Last Sweet Moments  /   ティム・ハーディン

 

この時季に近くなると聴きたくなってくる1曲♪

『ティム・ハーディン』

この優しくも渋い歌声が何度も癒されてきました。

1940年オレゴン生まれ。

1960年代に活躍したフォークシンガーです。

「ボブ・ディラン」も一目置くフォーク・シンガーとして活躍しました。

1980年に39歳という若さでこの世を去ります。

幻のような存在。でも、耳にしたくなる。

それは彼が残した曲の素晴らしさがそうさせるんです。

1969年に発表された『Suite For Susan Moore』(スーザン・ムーアとダミオンの為の組曲)ハープの音色に温かなヴォーカル。

優しさに満ちた世界。

なんてロマンチックな空気感なんでしょう。

この時代にも存在していたら、一体どんな曲を届けてくれていたのかなぁ・・・。

 

 

 

 

 

M2>   Sweet Loving Man  /   モーリス・アルバート

 

1975年にリリースされている

『Feelings』

自分の生まれた年にこんな曲がリリースされていたんです。

それもこんなにオシャレで。

この吐息から始まる名曲♪

色気たっぷりですね。

アーティストは『モーリス・アルバート』

ブラジル・サンパウロ生まれのブラジル人シンガーソングライターです。

1975年にアメリカ、イギリスにトップ10ヒットを記録した

「Feelings」は代名詞。

この曲は多くのアーティストにカバーされています。

「ハイ・ファイ・セット」によってリメイクされ大ヒットした名曲の原曲はモーリスです♪

美しい曲はいつ聞いても心地いい♪