HI!心呼吸 5月17日(水)

M1>    Happy Ever After  /   ジュリア・フォーダム

 

聞きたいもん!仕方ない。

イギリス・ポーツマス生まれのシンガーソングライター

『ジュリア・フォーダム』

1988年7月このアルバムから彼女の伝説がスタートしたんです。

彼女のデビューアルバム『Julia Fordham』(ときめきの光の中で)」。

スタンダードな名曲。この深いブレス、歌声。

良いわー。透明感に満ちている、透き通るような1曲。

「Happy ever after」♪

シンプルにパーカッションのリズムだけで構成。

この低音のハスキーボイス。高温の美しい伸び。

MVを見たときに彼女の美しい姿と、ショートの髪が印象的だったなぁ♪

涼しそうな空気感。浮遊感。

厚みを増していく彼女の驚くべきデビュー作♪

 

 

 

 

 

M2>      Lovin’ You   /    Sparkle

 

シカゴ出身のR&Bシンガー『Sparkle』

「R.Kelly」が設立したレーベルの第一弾アーティストとしてデビューを飾った彼女。

R.Kellyが全面的にプロデュースしています。

そんな彼女の1998年の作品がこのデビューアルバム

『Sparkle』

スローからミディアムナンバーで見事に発揮されます♪

そして印象的なのがこの「Lovin’ You」

ミニー・リパートンの全米ナンバー1ヒットを忠実にカヴァー。

このアルバムでもシングルカットされた「Lovin’ You」

大人気のカヴァーでしたね。

今でもこれだけ愛される歌。

ミニー・リパートンにも感謝しないといけないですね。

こんな優しい気持ちが広がればいいのにね。

 

HI!心呼吸 5月16日(火)

M1>  マイ・ハート・ストゥッド・スティル /   ウォルター・デイヴィスJr

 

アメリカ、バージニア州リッチモンド生まれのジャズ・ピアニスト。

『ウォルター・デイヴィス・ジュニア』

クリント・イーストウッド監督の映画

「バード」では楽曲を提供したことでも有名なハード・バップのメロディを

聞かせてくれます。

ピアノソロも最高です♪

さて、最強の布陣をご紹介しましょう。

ベースは「ロン・カーター」ロン・カーターの切れのあるベースが、ピアノにスイング感をプラス。共演者はアルト・サックスが「ボブ・ムーヴァー」

ドラムが「ケニー・ワシントン」という超ベテラン。

高揚感のある、いかにもジャズを楽しんでいるその雰囲気。

ベースラインだけ聞いていても思わずリズムを刻んでしまいます。

全体的にブラジリアン・フレイヴァーに包まれた内容♪

1988年録音盤。『イルミネーション』

 

 

 

 

 

M2> Unforgettable /  ダイナ・ワシントン

 

このジャケットデザインだけでも買いですよね。

アメリカのJAZZ、R&B、Bluesシンガーです。

“ブルースの女王”

『ダイナ・ワシントン』

ダイナ・ワシントンの1960年発表のアルバム

『Unforgettable』

ダイナミックなビッグバンドの演奏に彼女の歌声です。

このアルバムは「ダイナ・ワシントン」の歌そのものを

じっくり聴けるような丁寧なアルバム。

ダイナ・ワシントンの魅力はパワフルな歌声。

彼女の歌声に栄養をもらえるようです。

ナット・キング・コールの名曲を彼女が歌うと・・・

ジャンルにこだわらない彼女の歌声、どんなメロディにも華を添える。

このタイミングでジックリと聞かなきゃ♪

HI!心呼吸 5月15日(月)

M1>       Movin’ In On You  /    ジュリー・クルーズ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さいませ。

『Julee Cruise』(ジュリー・クルーズ)です。

1956年米国アイオワ州生まれ。

シンガー、ソングライター、女優、ミュージシャン。

「ツイン・ピークス」のテーマ曲「Falling」を歌ったことでも知られる

偉大なシンガー「ジュリー・クルーズ」

昨年65歳で死去した。

残念でならない。偉大な存在をなくしてしまった悲しみ・・・早すぎる。

デヴィッド・リンチ作詞の『ツイン・ピークス』などの浮遊感を帯びながら

1993年にリリースされた『The Voice of Love』

このアルバムもデヴィッド・リンチが関係している。

彼女の音楽にはデヴィッド・リンチの存在が深く関係している。

この独特の浮遊感をゆっくりと味わっていただきたい。

 

 

 

 

 

M2>    You Make It Easy   /    キース・ワシントン

 

1993年リリース繋がりでこんな1曲はいかがでしょうか?

久しぶりにこの甘々な歌声。

1993年にリリースされた

『You Make It Easy』

アルバムのラストにクレジットされたタイトル・ナンバー♪

お酒と、夜景がよく似合う・・・。

午前中にはメロウすぎましたかね?

大人の皆さんにお送りするアダルティな午前中。

たまにはこんな選曲もお許し下さい。

車の中でこんなメロウなBGMが流れてきたら・・・。

夕方、帰り道。

BGMで流れてきたらスピード抑えてドライブできそう。

アーバンでソウルフルなラヴ・バラッドです♪

 

 

HI!心呼吸 5月12日(金)

M1>    Sad Eyes(サッド・アイズ)   /   ロバート・ジョン

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

1979年にリリースされた

『ロバート・ジョン』

ニューヨーク、ブルックリン生まれ.

デビューしたのが1958年、まだ彼が12歳の時だというから驚き!

その時は『ボビー・ペドリックJR』名義で出したシングルでデビューしていました。

名前を変えて、当時チャートをゆっくりゆっくり上って「20週」かけて1位に!

超じわじわ系な1曲。

AORのオムニバスに収録されることが多いですが、メロディの美しさ、雰囲気が好き♪

ちなみにこの曲はこんな内容の歌詞↓

「どうやらもう終わりのようだね。きみも僕がとどまれないのをわかっていたね

彼女(奥さん)が今日帰ってくるんだ・・・もう会えないね。」

ちょっとこの曲って。アカンやつヤン!詞の内容よりもサウンドをお楽しみください。

 

 

 

 

 

M2>  Love Is Stronger Than Pride     /     シャーデー

 

今週の締めくくりはこの名曲で♪

1988年にリリースされた『Stronger Than Pride』

『SADE』(シャーデー)が放った3枚目のアルバム。

この時、恋人との熱愛中だったといわれていた「シャーデー」

さまざまなLOVEが描かれた1枚。

80年代にこの鮮やかさ。繊細さがやはり魅力です。

だいぶ今まで聞いてきました。

たまに聞かないといけない気持ちになるんです。

改めてこのアルバムが不思議なほど洗練されていて、

自分の部屋でこの「CD」を見つけると聞きたくなってしまうのです。

そうです。見つけてしまったのです。

スピーカーから耳にするとクールダウンさせてくれます♪

HI!心呼吸 5月11日(木)

M1>     Even You And I  /    ケニー・ランキン

 

『ケニー・ランキン』

ニューヨーク出身のベテランシンガー。

ボサ・ノヴァ集です。

「トゥーツ・シールマンス」や「マイケル・ブレッカー」のほか、

ブラジルからもセッションマンが参加。

甘く語りかけるような歌・・・。

その安定感はハンパない。

1997年にリリースされた

『Here in My Heart』

悪いはずがないのです。ケニー・ランキンの秀盤。

「リオ・デ・ジャネイロ」でほとんどをレコーディングされた

そうですが、その自由で豊かな空気感も感じられます。

マイケル・ブレッカーのサックスがメチャクチャ良いのです。

 

 

 

 

 

M2>  For My Lady [feat. The Shirley Horn Trio]  /

トゥーツ・シールマンス・ウィズ・シャーリー・ホー

1991年リリースされたアルバム

『For My Lady』

『トゥーツ・シールマンス』とジャズ歌手にしてピアニスト

『シャーリー・ホーン』の作品です。

オープニングから「トゥーツ・シールマンス」の粋な哀愁たっぷりのブルース。

その音色の美しさ。

メロディの変則的な色気。

どれも美しくて、ハープの音色にこんなにも感動を覚えるなんて。

たまに聞こえる口笛にも哀愁をバッチリ感じます。

そして、このアルバムで忘れていけないのがヴォーカル。

『シャーリー・ホーン』

シールマンスのハープとのマッチングの完璧さ。

時間があれば彼女の曲をお送りしたいけど・・・尺が長すぎるんです・・・。

 

HI!心呼吸 5月10日(水)

M1>  コーマタイズド(Comatised)/     レオナ・ネス

 

『レオナ・ネス』

リード・ヴォーカル以外にも、ギター、そしてピアノをプレイ。

マルチな才能を発揮したこのアルバム。

ぜひジックリと♪

2000年のアルバム『Comatised』

イギリスはロンドン生まれの彼女。

現在は48歳の彼女。

14歳から作曲、ギターに触れる。デモ・テープを作り続ける。

18歳の時、山のようなデモ・テープとギターを持ってNYへ。

98年レコード会社と契約。

トレイシー・チャップマン、エディー・ブリケル、シニード・オコーナー、などに

影響を受けた彼女。

「土臭い」歌が実に良い。同じ時代を生きてきた彼女をリスペクト。

 

 

 

 

 

M2>  Don’t Dream It’s Over(終わりだと思わないで)/  クラウデッド・ハウス

 

『クラウデッド・ハウス』

1986年にリリースしたシングル

『ドント・ドリーム・イッツ・オーバー』

全米2位になるなどヒットを記録した彼らの代表的な1枚。

『Crowded House』(86年)

このヒットで一躍スターダムへ・・・。

オーストラリア&ニュージーランド出身の3人構成のバンド。

ハモンドオルガンの温かな音。

ノスタルジックな空間を一瞬で作ってくれます。

特にこの曲はその「ハモンドオルガン」が印象的。

耳障りの良い曲たちがこのアルバムを彩っています。

イギリスの香りを含んでいるようにいつも感じます。

少しウェッティで、美しいメロディはオシャレで。

 

HI!心呼吸 5月9日(火)

M1>   New Opened Eyes     /    Tracey Thorn (トレイシー・ソーン)

 

『エブリシング・バット・ザ・ガール』のボーカルとして活躍した

『トレイシー・ソーン』

イギリス出身のシンガーソングライター、ヴォーカリスト、

エッセイスト…多才な彼女。

1982年にリリースされたアルバム

「A Distant Shore」(遠い渚)

このアルバムに収録された1曲♪

New Opened Eyes♪

ソロとして初のアルバムなんですが、

ソフトで穏やかで「エブリシング・バット・ザ・ガール」のイメージを

もっと柔らかくしてくれたサウンド。

全体に気持ち良い世界に包まれています。

ゆったりと打ち寄せる波打ち際みたいな世界…。

 

 

 

 

 

M2>   The Spice Of Life  /   エブリシング・バット・ザ・ガール

 

ということで今度は

『Everything But The Girl』(エブリシング・バット・ザ・ガール)

ソロになる前の「トレイシー・ソーン」の歌声をどうぞ♪

1984年5月に発表された、言わずと知れた、

EBTGのデビューアルバム。

名作『Eden』

この初期作品のおススメのポイントとしては

サックスなどの鳴り物がスパイスになっているところ。

でもこの『The Spice Of Life』のは使用されていませんが・・・w

音の広がりの心地よさ。

ジャズの要素が多分に含まれています。

初期の頃のセンスの良さ。90年代以降の音とは違うシンプルさ。

 

HI!心呼吸 5月8日(月)

M1>      Olinda Road   /    Hapa

 

今週もこのコーナーでリラックスしてください♪

ハワイアンを聴きたくなってきますね。

ハワイ語で「半分」という意味を持ちます。

コンテンポラリー・ハワイアンを代表する人気ギター・デュオが

『HAPA』

N.Y.生まれの「バリー・フラナガン」と

ハワイ生まれの「ケリィ・カネアリィ」の2人で1983年に結成。

僕も思わず耳を奪われて即購入したのがこのアルバム。

1992年ににリリースされたデビュー・アルバム

「HAPA」

このデビュー・アルバムが250万枚を超えるビッグセールスを記録。

豊かなハーモニー。2本のギターのアンサンブル。

ハワイらしい土着性と洗練さ。現代のハワイアンの方向性を決定づけた1枚。

 

 

 

 

 

M2> Kamakani Ka’ili Aloha(カ・マカニ・カイリ・アロハ)/  ネイサン・アウェアウ

 

2001年にリリースされた『ネイサン・アウェアウ』のアルバム

「E Apo Mai」(エ・アポ・マイ)

意味的には「大事なもの」みたいな意味があるそうです・・・。

『ネイサン・アウェアウ』

彼の3rdアルバム。この『エ・アポ・マイ』で大ブレイク。

ハワイのグラミー賞といわれる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で

「最優秀男性ヴォーカリスト賞」、「ソング・オブ・ザ・イヤー」の

メイン・タイトルを受賞。

先ほどの『バリー・フラナガン』率いる「新星HAPA」

のメンバーに抜擢されたんです。

「Ka Makani Ka’ili Aloha」は有名なスタンダードナンバー。

曲名の”カ・マカニ・カイリ・アロハ”

Makaniは、風。ka’iliは、奪う。「愛を奪う風」・・・ロマンティック♪

HI!心呼吸 5月5日(金)

M1> Lady weeping at the crossroads(十字路で泣く女)/ カーラ・ブルーニ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

イタリア・トリノ出身の身長176cmの

ファッションモデル、歌手。

『ニコラ・サルコジ』元フランス大統領夫人として

ファーストレディとして活躍された人。

スーパーモデルとして活躍。その後アーティストとしてCDデビュー。そのルックス、キュートな歌声で一大人気に。

そんな彼女の2007年にリリースされた

『No Promises』から。

小気味良いギターの音に、彼女の歌声。

そこには目には見えない自信と気品を感じます。

に揺ぎ無い自信を感じます。

アンニュイでもあるんだけど、安心しきれない雰囲気。オシャレ。

 

 

 

 

 

M2>   Shine On  /    マリオ・ビオンディ

 

こんなに大きくなくても良いから。

大きく育て!こどもたち!

1971年1月28日生まれ(52歳)、イタリア・シチリア島出身。

このスモーキーなバリトン・ヴォーカル。

スタイリッシュなルックス。

身長は2メートル!デカい!

「生まれながらにして音楽の虜だった」と語るマリオ。

ソウル・ミュージックを愛するシンガーの父の導きで

12歳の時に初めてステージに上がり、17歳で「レイ・チャールズ」

のオープニング・アクトを経験したというマリオ。

2013年にリリースされたアルバム『SUN』

このアルバムが世界デビュー・アルバム。

ちなみにプロデュースしたのはインコグニートのブルーイ。最高でしょ♪

 

HI!心呼吸 5月4日(木)

M1>   エクアトリアル(赤道)  /     LO BORGES (ロー・ボルジェス)

 

ブラジル出身。ギタリスト。

シンガー・ソングライター『ロー・ボルジェス』

そんな彼とともに『ミルトン・ナシメント』が制作したのが2枚組アルバム『Clube da Esquina』(クルビ・ダ・エスキーナ)

直訳すると「街角クラブ」と言うらしい。

このアルバムがブラジル音楽史の中で、大きなインパクトを残したのは確か。

楽曲の良さだけでなくジャケットデザインなど。そんな功績を残した『ロー・ボルジェス』

ブラジル音楽はサンバやボサノヴァだけじゃない。

メロディのベースには同じリズムが流れているとは思いますが、

洗練された彼の音楽はブラジル音楽の概念を変えていったのです。

荒削りで、最高に美しいメロディ。

温かくて、優しい歌声と「ギター・サウンド」だけ・・・。

1979年に発表された名盤「ア・ヴィア・ラクテア」から。

 

 

 

 

 

M2>   Want to be with you  /   ZAN (ザン)

 

こちらはジャンルは違いますが、間違いなく後世に残してくれたサウンド。

ムーディーな素晴らしい曲を多数リリースした

『ZAN』

1989年のアルバムその名も

「ZAN」からです。

今からもう30年ほど前の曲なんです。

さてこのZANですが、当時のR&Bの主流は

「ニュー・ジャック・スイング」全盛♪

僕もその主流に憧れて「ニュー・ジャック・スイング」にハマっていくんですが、

そんな主流の中でリリースされたこの曲が輝いて聞こえたんです。

少し大人びていて、クール。

緊迫感のようなヒリヒリするような空気まで。

今聞いてもこのオシャレさは残ってます♪