M1> Don’t Know Much / リンダ・ロンシュタット
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪代打のお二人に感謝しながら。
今月7月の締めくくり。お二人にこんな2曲を送りします。
1989年にリリースされた『Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind』
『リンダ・ロンシュタット』
彼女にとって実に7年振りのポップ・アルバムということで、当時随分話題になった1枚。
イメージとしてはカントリーに傾いていたリンダが、
久々にフル・オーケストラやゴスペル・コーラスをバックに歌ったアルバム。
ちなみにバックを受け持ったオーケストラは「スカイウォーカー・シンフォニー・オーケストラ」オーケストラの演奏をバックに悠々と自然に歌い上げる名曲の数々です。
まるで彼女のそれまでの実力(功績)を讃えるような、自伝的に聞こえる。
そして外してならないのは「ネビル・ブラザーズ」のメンバーの一人、
『アーロン・ネヴィル』とのデュエット。
「Don’t Know Much」をヒットさせるのですが、数々のデュエットナンバーを多く歌うターニングポイントになった曲と言うことも重要なポイント♪
M2> Reason to Cry / ルシンダ・ウィリアムズ
続いては「アメリカのロック、フォーク、ブルース、カントリーの
シンガー・ソングライター」と4ジャンルの中で際立った存在
『ルシンダ・ウィリアムズ』
70年代にデビューを飾り、1988年のアルバム
『ルシンダ・ウィリアムズ』
この1枚で一気にその名を響かせた彼女。
彼女のハスキーで特徴ある声、
メロディにこめられた強いメッセージは今の時代にも響きます。
この雰囲気にノックアウトされる。
2001年にリリースされた『Essence』
アルバム全体にブルース色が強めな構成。
かすかな声の震え・・・ギリギリのところまで聞き逃せない歌声。
この「Reason to Cry」おすすめです。代打ありがとう。