HI!心呼吸 9月15日(金)

M1>    Flame Turns Blue  /   デヴィッド・グレイ

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

イギリスを代表する世界的なシンガーソングライター『デヴィッド・グレイ』

1968年にイギリス マンチェスター生まれ。

1993年にデビューアルバム「A Century Ends」をリリース。

母国イギリスやヨーロッパ・アメリカなど世界中で高い人気を獲得している

シンガーソングライターですが、実は日本での知名度はあまり高くはない・・・。

もったいない・・・。知らないなんてもったいない。

2001年にリリースされたアルバム『Lost Songs 95-98』に収録された1曲。

癖がある心地よいハスキーボイスは、

今いる場所に風を吹かせ、景色を変えてくれる力を持ちます。

ギター、ピアノでエッジのきいたイギリスロックを届けてくれるアーティスト。

僕はこの曲を聞くと勝手なイメージですが、

枯れかけた草木が生い茂る河辺、冷たい風が吹きぬける風景が・・・季節進んで。

 

 

 

 

 

M2>  Batucada Surgiu(バトゥカーダ・スルジウ)/    パメラ・ドリッグス

 

今週の締めくくりはこの曲です♪

アメリカ・ネバタ生まれ。

生粋のアメリカ人である彼女が「女性ブラジリアン・ヴォーカリスト」と紹介される。

彼女がブラジル音楽に目覚めたのは、少女時代に聴いたボサノバとポルトガル語の美しさ。『パメラ・ドリッグス』

彼女のセカンド・アルバムがこの

『Itacuruca』(イタクルサ)

アルバムには夫であるギタリスト『ホメロ・ルバンボ』が参加。

ご夫婦の競演を楽しめる1枚でもあります。

彼女の他の作品にももちろん、参加していますが・・・w

スタンダードの「テイクファイブ」からはじまるアルバム。

聞き終わると深い満足感に浸れます♪

ゆったりしたボサノバ。

ジョビンのナンバーのカバーなどバラエティにとんだラインナップ♪

秋口のボサノバもおススメです♪

HI!心呼吸 9月14日(木)

M1>   Wake Up With You  /    ジェリー・デヴォー

 

大好きなアーティストを最近おかけしていないじゃないか!

と思い出しました。

「レニー・クラヴィッツ」や「ヴァネッサ・パラディ」などに曲を提供、

今までに多くのヒット曲を生んだことで知られるアーティスト。

『ジェリー・デヴォー』

1994年にデビューしたんですが、

日本ではあまりセールスに結びつかなかったアーティスト。

レニー・クラヴィットの「従兄弟」ということでも注目を集めました!

話題だけ先走ってしまった感…ありましたね。

1995年にリリースされたアルバム

『リズム&ラヴ』から♪

もちろんソング・ライターとしての実力。

世界に披露済みのなかで綺麗なメロディと甘い歌声でコンパイルされた

このアルバムは全体にオシャレです♪

 

 

 

 

 

M2>   ミステイクス  /   レイク・ストリート・ダイヴ

 

『レイク・ストリート・ダイヴ』

2004年にボストンにある音楽院の学生時代に出会ったという4人組。

バンドのリーダーはヴォーカリスト『レイチェル・プライス』

ドラマーの「マイケル・カラブリース」と

ベースの「ブリジット・カーニー」がリズムセクション。

ギターとトランペット「マイケル“マックダック”オルソン」が色を添えます。

もともとメンバーは全員ジャズを学んでいたそうですが、

彼らが作り出す音楽にはまるで要素が入っていない・・・。

しかし、よく聞いてみると、端々にジャズのアドリブが・・・

その自由さの中に60年代ポップスの華やかな音楽要素をベースに

今の時代とは逆行するスタイルが新しくて新鮮です。

2016年にリリースされている4枚目アルバム

『Side Pony』

R&B、ソウル、ジャズを基軸に、モータウン、ブルーアイドソウル、ギターロック、そしてディスコ…と。カバーするジャンルも実に幅広いのが面白い。

 

HI!心呼吸 9月13日(水)

M1>  I Wish I Knew (Album Version)  /   カーリン・アリソン

 

アメリカ、カンザス州出身のジャズ・シンガー

『カーリン・アリソン』

実は彼女、元々はロックバンドのヴォーカルをしていたという経歴を持っています。

そこからいきなりジャズの世界へ。

その転身は間違いではなかった♪

さてこのアルバムは「ジョン・コルトレーン」の演奏した名曲たちを

ヴォーカルで表現したというトリビュート・アルバムです♪

2001年グラミー賞ノミネート作品でもあります。

『Ballads: Remembering John Coltrane』(バラード~コルトレーンに捧ぐ)

表現力に長けていないと、到底無理なアルバム・・・。

カヴァーしているなんて驚きます。

コルトレーンを尊敬しているというだけあって1曲目にコルトレーンの名盤「バラード」の中から「セイ・イット」が収録されています。ニクイ演出♪

 

 

 

 

 

M2>   Ordinary People   /   ジョン・レジェンド

 

『John Legend』のデビュー・アルバムがこの2004年

『Get Lifted』

マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーを彷彿とさせる、

すばらしい歌声には今でも感動です。

このアルバムからジョン・レジェンドがグラミー賞を受賞した曲が、

『Ordinary People(オーディナリー・ピープル)』

「ピアノマン」とも呼ばれるジョン・レジェンドの真骨頂ですね。

今、こうして改めて聞くと、よほどこの曲の持つ曲自体のパワーに脱帽です。

ピアノの弾き語りが印象的なこの曲。

R&Bアーティスト「ジョン・レジェンド」の実力を見せつけられた1曲。

ありふれた二人には、どっちに進んでいいのか分からない時もあるよね。

ありふれた二人だから、ゆっくりと時間をかけたほうはいいのかもしれない。

ゆっくりと時間をかけてやっていこうよ♪いいメッセージ♪

 

HI!心呼吸 9月12日(火)

M1> チェンジ (feat.ジェイムス・テイラー) /   チャーリー・プース

 

アメリカ・ニュージャージー出身のシンガーソングライター

『チャーリー・プース』

彼の2ndアルバム。2018年今年リリースされた

『VOICENOTES』(ヴォイスノーツ)

ソングライティングはもちろんですが、

プログラミングからプロデュースまでこなしてしまうマルチさ。

そのスタイルの幅広さ。天性の才能です。

「自然体」に制作される曲たちの美しいこと。

印象的なフレーズが沢山。

さてこのアルバムの中であなたはどのフレーズがお気に入りになるでしょう?

僕はこの「ジェイムス・テイラー」との1曲が大好きでした。

『チェンジ』は自分の認識もチェンジしてくれた1曲。

彼の歌声とジェイムスとの共演は聞かなきゃ損です♪

 

 

 

 

 

M2>   A Love Like This  /   ダン・フォーゲルバーグ

 

「Longer」「Same Old Lang Syne」、「Hard to Say」などのヒットソングで知られる

『ダン・フォーゲルバーグ』

70年代、80年代にヒットを重ねた彼の1993年にリリースされた大好きなアルバム

『River of Souls』

こんな充実した作品を90年代にリリースしていたんです・・・。

これは嬉しい驚き!

それもヒット曲のイメージを払拭させるような大人の色気ばっちり。

こんな曲が昔から好きでした。

「ダン」がそこにはいるんです。

明るめの曲がアルバム全体を覆います。

しかしムーディーなAORサウンド。

さり気なく顔を出す昔の爽やかさ。

力みもなくてメロディを楽しんでいるダンに引き込まれます。

 

HI!心呼吸 9月11日(月)

M1>   ’S WONDERFUL   /    シゼル・ストーム

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

2013年にリリースされているアルバム『スカンジナビアン・ロマンス』

北欧ジャズを代表するデンマークの歌姫です。

『シゼル・ストーム』

日本の企画盤。初ベスト・アルバムがこのアルバムだったんです。

なんてお美しい声をされているのでしょうか♪

甘く透き通る魅力的な歌声。

そして美しすぎる美貌。

シゼル・ストーム。

このベスト盤は、リリカルなピアノ伴奏がシゼルの

甘く繊細な歌声にぴったりと寄り添います。

彼女の楽しそうに歌う曲達に思わず心もほぐれます。

北欧JAZZとはこんなに美しいモノだったのね♪

 

 

 

 

M2>   That Morning  /     ホドリゴ・デル・アルク

 

こんな爽やかな1曲を合わせてどうぞ♪

1986年サンパウロ生まれ。

タイ、そしてスイスにも居住経験があるという国際的センスを兼ね備えた、

ブラジル出身のシンガー・ソング・ライター

『ホドリゴ・デル・アルク』

流麗な甘いジェントルヴォイスを披露してくれた衝撃的なデビューアルバム♪

「カインド・オブ・ボッサ」

もちろんボッサとタイトルがついているだけに

全編ソフトなボッサを聞かせてくれていますが、

全編英語詞で歌われたなんとも心地いい空気を放っているんです♪

メロウ・アレンジで耳を虜にする絶妙のサウンド。

シンプルなギターと囁くようなヴォーカルによるアコースティック・ナンバーは、

どれも魅力的です♪

 

 

HI!心呼吸 9月8日(金)

M1>   Sail Away    /  ランディ・ニューマン

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

アメリカ出身のシンガーソングライター『ランディ・ニューマン』

1972年にリリースされた4枚目の作品。

『Sail Away』

とっても素敵なアルバムなんですが、このアルバムで彼は「アメリカ」という国について辛辣なメッセージを投げかけています。

大きなアメリカという国の中で懸命に生きる市民の心を歌っています。

『あんたにもわしにもまだまだ余地がある。世界中の市という市は

もうひとつのアメリカの町となるだろう』

「ランディ・ニューマン」というとディズニーのトイ・ストーリーの「君はともだち」やモンスターズ・インクのサウンドトラックで必ず耳にしているあの方。

渋く歌い上げる熱。

時にはクールに遠巻きで眺めている傍観者のように。アメリカの声なのかもしれません。

 

 

 

 

 

M2>  Mercy Mercy Me / I Want You /     ロバート・パーマー

 

今週の締めくくりは『ロバート・パーマー』です♪

『Robert Palmer』はイギリス出身のミュージシャン。

「パワー・ステーション」のフロントマンとして活躍、世界的ヒットを記録した印象が強い方も多いはず。

1974年にはソロデビューを飾っています。

そんなロバート・パーマーが1990年にリリースしたアルバム

『Don’t Explain』(ドント・エクスプレイン)

ボブ・ディランの「アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」を

UB40とともにレゲエ・タッチで聞かせてくれたり、

オーティス・レディングの「ドリームス・トゥ・リメンバー」など、聴き応えのあるカヴァーを存分に聞かせてくれています。

そしてお馴染みのこのカヴァー『マーヴィン・ゲイ』1971年の名曲「Mercy Mercy Me」

「I Want You」メドレー形式でソウルフルに披露しています♪

 

HI!心呼吸 9月07日(木)

M1>     コンガレグレ  /  ホレス・パーラン

 

今なおクラブ・シーンのクラシック・チューンとして人気の

『ホレス・パーラン』

「コンガレグレ」♪

この「コンガレグレ」に代表されるアルバム『Headin’ South / ヘディン・サウス』

(録音は1960年12月6日。メンバーはホレス・パーラン(p)、

ジョージ・タッカー(b)、アル・ヘイウッド(ds) という当時のレギュラー・トリオに、レイ・バレット(per) の参加がミソになっています――)(資料から)

ドジャズ好きの方にも、ライトにジャズが好きという方にも人気が高い1曲。

ピアニスト「ホレス・パーラン」

スタイリッシュな静かなジャズとは違ってこの人のピアノは打楽器を弾くような奏法と分厚いグルーヴが特徴。

脂っこいジャズが好きな方にはハマリマス。

パーカッションとのリズム隊が気持ちいいテンションに♪

 

 

 

 

 

M2>   オリヴィア /  フローラ・プリム&アイアート・モレイラ

 

今年の夏はどんな夏になりましたか?

『フローラ・プリム』は1942年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。

ブラジル出身の歌姫です。

ブラジルで歌手生活を送った後、68年に渡米。

その後は「スタン・ゲッツ」に抜擢されてヨーロッパを巡演したり、

「デューク・ピアソン」、「ギル・エヴァンス」のバンドで活躍。1971年には「ウェザー・リポート」のデビュー・アルバム『ウェザー・リポート(Weather Report)』に参加しているというキャリアを持つアーティスト。

「アイアート・モレイラ」はブラジル出身のパーカッショニスト。

この2人の共演作がこの1987年にリリースされた

『日時計(The Sun Is Out)』

ジャズの要素を多く含み、多国籍の不思議な雰囲気も散りばめられています。

この大人の雰囲気は夕焼けや朝焼けにも合うような気がします。

 

HI!心呼吸 9月06日(水)

M1>   The Summer Knows(おもいでの夏) /   パトリシア・カース

 

フランス出身女性シンガー『パトリシア・カース』

2002年のアルバム『ピアノ・バー』

この作品は「ミッシェル・ルグラン」や「シャルル・アズナブール」といった、

フランスのソングライターのスタンダード作品をカヴァーしたアルバム。

映画『男と女』の主題歌なども収録されたお得な1枚。

プロデューサーには「エヴリシング・バット・ザ・ガール」や「シャーデー」の作品で知られる『ロビン・ミラー』、

古き良きピアノ・バーの「ムード」を見事に演出されています。

そんな作品の中でもピアノ・バーのシンガーになりきって,

シャンソンの名曲やジャズのスタンダード・ナンバーを見事に軽快に気だるく

、ムーディーに聞かせてくれます。

秋口にはまだ早いけど、そろそろ耳を変えて行きましょう。

思いでできた?

今年の夏は?僕は台風にコロナに最高の夏でしたwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

 

 

 

M2>   I Really Hope It’s You  /   マイケル・フランクス

 

この懐かしい感じ。秋にもピッタリ♪

『マイケル・フランクス』

何とも不思議な気持ちになる。

だって、もう50年近く前の曲が今の時代の風景にも合うんですもの。

“ミスターAOR”

都会的で艶のあるボサノヴァやジャズの要素も。

ソフト・ボッサの決定盤『マイケル・フランクス』の代表作!

1977年にリリースされた『Sleeping Gypsy』

究極のジャジー・サウンドにのって囁くような歌声。

「ラリー・カールトン」、「デビッド・サンボーン」らが参加している名作。

名曲「アントニオの歌」を収録した人気盤でもあります。

マイケル・フランクスのオシャレな音楽を聴きたいなら、まずコレ…でしょうか?

夏の疲れを癒してくれるかのような美しいジャジーなポップ・ミュージックをどうぞ♪

 

HI!心呼吸 9月05日(火)

M1>    MY LOVE  /  KEISSY(ケイシー)

 

赤道直下のアマゾン河口の都市「ベルン」生まれの

日本とブラジルのハーフ

『KEISSY』

お父さんはじめ、お兄さんもシンガーとして有名な家系。

母方の祖父は1930年代にトメアスに入植した開拓者の先駆者的存在。

そんなKeissyの作るオリジナルにはその逞しいDNAが色濃く出てきます。

大きな魅力のひとつである「ヴォイス・インプロヴィゼーション」には

インディオの祈りや日本の声明にインスパイアされたフレーズまでが入り交じって、

クライマックスで彼女はシャーマンと化す。

歌を歌うためにこの地に降り立った彼女。

アルバム「Anjo」(アンジュ)は

ポルトガル語で「天使」を意味しています。

まさにAnjoな彼女の歌声はこの時代の宝物みたいです♪

ただのボサノヴァではない別物のサウンドを味わってください。

 

 

 

 

 

M2>   Do Right(パステル・メッセージ)  /  ポール・デイヴィス

 

『ポール・デイヴィス』(Paul Davis)です。

飾ることなく自然体のメロディ、

美しく優しい歌声はAORのお手本みたいな方♪

曲からも人柄や優しさみたいなものが滲み出るような。

1980年に発表した日本でのデビューアルバム

『Paul Davis』

このアルバムの1曲目に収録されていたのが『Do Right』

(邦題:パステルメッセージ)です。

エレピの心地よいイントロ。サビのコーラスワーク。

キラキラしています!

この鮮やかさを80年に表現していたなんて素晴らしい♪

なんといってもこの歌声の温かさでしょう。

大事に聴かなくちゃ。

2008年にこの世を去ったアメリカの偉大なAORシンガー・ソングライターです。

 

HI!心呼吸 9月04日(月)

M1>  シリアス・タイム  /   Gyptian  (ジプシャン)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

「秋」のシーズンには彼の哀愁系スウィート・ヴォイスが似合います。

キャッチーなメロディを耳がキャッチしてくれます。

その日暮らしもままならない貧しい生活。

それを独り抱え込む母親。

『GYPTIAN』(ジプシャン)はそんな母親に「もう大丈夫だから。俺は分かってるよ。」

と語りかける名曲『ママ』

そんなママがスマッシュヒットを記録したジプシャン。

「ママ」も収録されている2006年にリリースされたジプシャンの代表作

『My Name Is Gyptian』

メッセージも慈愛に満ちた優しさの歌の内容。

ラブソングを得意とする彼の歌声をこの季節に聞きたくなってしまう・・・。

ジプシャンの慈愛溢れるレゲエソングで季節を感じてみては?

 

 

 

 

M2>     Incomplete /     James Bay

 

2015年イギリスの音楽賞[ブリットアウォーズ]で批評家賞

(ちなみに2014年は Sam Smith が受賞)を受賞したシンガーソングライターが

『James Bay』

このデビュー作の完成度の高さ。

新人離れした世界観の作り方。

まさに規格外・・・。嬉しい方向の規格外。

このアルバムのプロデューサーは『ジャクワイア・キング』

Tom Waits などを手掛け、グラミー賞も受賞している大物が手がけています。

ロングヘアーに帽子の出で立ちもすでにトレードマーク。

ギターとボーカルだけでこれほどまで魅了させてくれるアーティスト。

ささやくようなソウル、吠えるようなフォーク、控えめなウィスパー・ヴォイス。

ともかくも「ジェイムス・ベイ」は、そういったもの全てを持ちあわせている。

こういう音楽が世界で評価されていることが幸せなこと。