M1> Open the Door / ベティ・カーター
1999年に公開された映画。
監督サム・メンデスがメガホンを取った『アメリカン・ビューティー』
とあるサラリーマン家庭の崩壊劇を通して、
アメリカの理想的家族の裏側に潜むそれぞれの孤独や不全感を
シニカルに描き出したヒット作品。
主演は「ケビン・スペイシー」・・・
その映画のサウンドトラックから♪
ストーリーももう一度見直したい内容ですが、この作品の音楽の美しくも見事な選曲。
このサントラだけでも手にして欲しい。
を欲しくなるとお思いますよ。
「エリオット・スミス」がビートルズのカヴァー。
「ボビー・ダーリン」「トーマス・ニューマン」などが華を添えます。
そんな中『ベティ・カーター』のオープン・ザ・ドア♪
普段聞きにもピッタリのお洒落なサントラです♪
M2> Won’t Let Me Go(届かぬ想い)/ エイモス・リー
アメリカでは2008年にリリースされた
『Last Days At the Lodge・真実をさがして』
この1枚はこの時季なら・・・聞き直したい1枚です。
『エイモス・リー』
彼にとっては3枚目のアルバム。
自身最高のビルボードTOP200で29位までセールスを伸ばした1枚でもあります。
この3枚目で完全に彼にノックアウトされました。
ブルージーな詞の世界、ソウルフルな歌声。
そのハスキー・ボイスにメロディの切なさ。
自然に彼からあふれ出るソウル。
現代の吟遊詩人のように一言一言を大切に語り掛けるように歌われます。
フォルセット・ボイスは特にセクシー。
フォーキーなエイモス・リーの音楽は余計なことを忘れさせてくれます。