M1> All My Life(オール・マイ・ライフ) / カーラ・ボノフ
今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪
2002年にリリースされた『カーラ・ボノフ』のベストアルバム
「オール・マイ・ライフ ベスト・オブ・カーラ・ボノフ」
70年代後半以降のウェスト・コースト・シーンを語る上で欠かせない女性シンガー。
「リンダ・ロンシュタット」の
「誰かわたしのそばに」「またひとりぼっち」「風にさらわれた恋」
という大ヒットを手掛けたことで注目を集めた「カーラ・ボノフ」
77年のデビュー作「カーラ・ボノフ」から
95年の「ブリンドル」までの中から彼女自身が選曲した18曲を収録されています。
「カーラ・ボノフ」の清楚な美しさに、
心ときめいてしまう男性ファンが多いのが納得です。
ルックスと言うよりも彼女が音楽の中で表現する女性像に恋するような。
清楚であり、可憐で内気、そんな女性像。
あえてベスト盤のタイトルにもなったこの曲を♪
M2> Waking Up With You / ウィリアム・ギャリソン
ハーモニカ奏者『ウィリアム・ギャリソン』
そんな彼の2000年にリリースされたアルバム『Waiking Up With You』から♪
『ウィリアム・ギャリソン』は一体どんな人?
一番分かり易いのは映画『バクダット・カフェ』の挿入歌「Calling You」での演奏で有名になったハーモニカプレイヤーです。
その他ドナルド・フェイゲンの作品などに参加している世界的に活躍しているハーモニカ奏者♪
さてそんな『ウィリアム・ギャリソン』のこのアルバムは耳に馴染んだナンバーをカヴァーした1枚。
テクニックは抜群なのに技をこれでもか!と聞かせるような野暮なことはしません。
アドリブにチラッと、さりげなく、間の取り方などにセンスと品を感じます。
歌の優しさにサラッと聞こえてくる爽やかなハーモニカのメロディ。
なんて美しいんでしょう。
ちなみにハーモニカ奏者のことを「ハーピスト」と呼ぶそうです♪
なかなかこんな気持ちよくて心地の良い「ハーピスト」には出会えないはず。