M1> My Foolish Heart (マイ・フーリッシュ・ハート) / マーク・コープランド
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
1988年に当時“40歳”になった
『マーク・コープランド』のリーダー作。
『My Foolish Heart』から。
繊細なピアニストのイメージがありますが、広がりのあるプレイはイキイキとしていて聞いていてワクワクします。
静かにスタートしたこの曲。
ベースの名手「ゲーリー・ピーコック」の演奏がまず耳をひきます。
そこからのグーンと広がる音世界は爽快さも。
この『マーク・コープランド』(改名前はマーク・コーエン)は
キース、ビル・エヴァンス系のピアノと言われ、
かなり軽いタッチで弾くピアニストです。
フワッと柔らかな印象も与えてくれて穏やかな気持ちにもなれます。
エレガントな空気感、時折聞こえる切ない旋律は「ビル・エヴァンス系」といわれる由縁?
M2> I Found a Love [A CAPPELLA] / ライアン・ショー
1980年生まれ、アトランタはディケーター出身のソウル・シンガー
『ライアン・ショー』
2007年にリリースされた「This Is Ryan Shaw」
Ryan Showのデビューアルバムは『This is Ryan Shaw』と
自身の名前を「SHOW」と引っ掛けたというお茶目なアルバム。
日本盤アルバムをオススメします♪
このアルバム、作り方としては本当に珍しい作り。
というのはほとんどがカヴァーの曲ばかり。
オリジナルは2,3曲だけ。しかしこのカヴァーで彼の本当の実力と
本物度に気づいてしまう・・・そんな1枚。
これがデビューアルバムっていうから驚きです。
彼の歌唱力、表現力、声の持つパワー。
いろんなカヴァーも楽しめるアルバムですが、
収録されている「I Found a Love」の「アカペラヴァージョン」オススメ♪